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人からの相談

見ているだけでは、人の苦労はわかりません。
聞いているだけでは、もっとわからないでしょう。
結局、どれだけ大変かは、その人にしかわからないものなのです。

人から相談された時には、解決法を何かひとつでも教えてあげようとするのではないでしょうか。

この時注意しなければいけないのが、相手と自分を入れ替えて物事を解決しようとしてしまうことだと思います。

自分だったら、ああする、こうするというのは、相手の立場に立って物事を考えていることにはならないような気がするからです。

物語にたとえるなら、主人公を代えてしまうことと同じような感じがします。
あらすじさえもはっきりとつかめていないのに、主人公まで代わってしまったら、それは全く別の物語になってしまいます。

あくまで主人公は、その人なのです。
自分だったら、どうするかではなく、その人がどうしなければいけないかを一緒に考えてあげるべきではないでしょうか。

相談されても、ちっともいい解決法が見つからないと落ち込むこともあるでしょう。
でも、その人にとって一番嬉しいのは、自分のことを親身になって心配してくれる相手の気持ちなのかもしれません。

自分はひとりではないと思える時、元気や勇気は、心の奥からわいて来るような気がします。


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作家。著書「自閉症の僕が跳びはねる理由」「自閉症の僕が跳びはねる理由2」「跳びはねる思考」「あるがままに自閉症です」詩集「ありがとうは僕の耳にこだまする」「自閉症の僕の七転び八起き」他多数。 東田直樹オフィシャルサイト https://naoki-higashida.jp/
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