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苦手なものでも一口は食べよう!

 みなさんこんにちは!または初めまして!
 公立小学校教員歴18年目のヒデと申します。

 最近公私ともに忙しく、更新が滞っております・・・。

 今回は久しぶりに小学校の先生としての記事になります。
 ここのところガジェットだったりアプリだったり、プリキュアの話ばかりでしたので笑


▶︎食の好き嫌いは人体の防衛反応。とは言え…

 何でももりもり食べることができる子がいる一方、結構好き嫌いがある子もいますよね。
 大人の世界でも同じですが笑

 こんな話を聞いたことがあります。

 自然界において、「苦い」は毒物の可能性、「酸っぱい」は腐敗している可能性として食べることを避けることがある。人体もその名残でそういった味や個別に苦手なものを避けようとするシステムが備わっている。それが一方で好き嫌いとされることがある。
 大人になるにつれて、「慣れ」もあり克服する場合があるが、子どもの場合は防衛反応として顕著に現れることがある。

もう何年も前に聞いたか見たかの情報で出典は不明

 ということで、好き嫌いは実は人体の防衛反応である場合も、ということですね。(単純に味が嫌い、もあるが)
 つまり、子どもにとって嫌いな食べ物を強要されるということは、無理やり体に悪いものを食べさせられているという、拷問に近い感覚なのかもしれません。

 といっても、食は命の根幹です。
 できるだけいろんな食べ物から、いろんな栄養を摂取して身も心も成長してほしい、食べることを楽しんでほしい、というのが大人の願いです。

▶︎一口は食べよう!でもその一口の大きさは任せた!

 多くの学校では給食が提供され、みんなで会食をする時間がありますよね。
 ということで、学校も食育とは切っても切り離せません。
 もちろん好き嫌いがある子も結構います。
 そこで僕は子どもたちに以下のように伝えています。

●苦手な食べ物でも、一口だけチャレンジしよう!
●でもその「一口」の「大きさ」は任せる!
●頑張れるなら大きく、辛いなら一かじりでもいいよ!
●慣れていけば、いつかは美味しく食べられる日が来るかも!
●ちなみに先生は牛乳が苦手です!(笑)

 その意図はそのまんまです。
 僕自身も子どもの頃は苦手だったのに、大人になってからそのおいしさに気づいた食べ物もあるので、その苦手な食べ物との関係は絶ってほしくないなという思いです。

 そして僕が苦手な牛乳について(ガチ)子どもたちに赤裸々に話すことで、
「先生も苦手なものがあるんだ!苦手なものがあってもいいんだ!」
という安心感を持ってもらえれば、と。

 ちなみに牛乳は「いただきます」とともに僕は一気に飲み干します!
 食育上きっとよろしくないとは思いますが・・・笑
 でもどうしても嫌いなんだもん!
 ただ、全部飲んでいる姿だけは子どもたちに見せています。

▶︎保護者にその考えを伝えることが大事。

 食育の主体は本来は保護者、だと僕は考えています。
 親がどのように子どもを育てたいか、どのような大人にしたいか。
 命の根幹である食も、本来は家庭が担うべきことだと思います。

 とはいえ、前述のように「給食」がある限りは学校もその一端を担わなくてはいけません。
 そこで僕の食に対する考え方やその根拠を保護者と共有する必要があると考えます。
 したがって、学級通信等で毎年必ず、その考えを伝えるようにしています。

▶︎まとまらないまとめ

 結局は、何でも美味しく食べることができれば人生楽しいよね!ということ。
 ポジティブに、そしてわかりやすく先生の考えを伝えれば子どもたちも保護者もついてきてくれることが多いのではないでしょうか!
 ただし、アレルギーだけは要注意!
 命の危機に直結します。
 アレルギーは好き嫌いではありません。防衛反応でもありません。

 給食の時間を、美味しく、友だちとの会話も楽しむ、一日で一番楽しい時間の一つにしてみてはいかがでしょうか。

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 毎年自分で作って、自分で使って、アップデートを重ねてきました。
 少しでもどなたかのお役に立つことができれば幸いです。
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