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人手不足と、世間でよく聞かれますが…

こんにちは、Hideですd( ̄  ̄)

先日、朝のワイドショーで”人手不足”が話題になっていました。

特に物流業界のドライバーや介護福祉関係のヘルパーさんが不足して困っているそうです。

うちの母も、ショートステイで介護施設に一泊でお世話になっていましたが、話を聞くとスタッフの退職が多いみたいです。

必要な場所に人材を供給しなければ 日本人の求職者がたくさんいるのに…

高齢者施設関係の仕事は、労働の割には賃金が安いという理由が主な退職理由ではないかと感じています。

本来、高齢化社会でそれに関する業務を行なっている人には、労働に見合う報酬を出すべきだし、他の業種へ流出を防げると思います。

せっかく勉強して資格を取得したのですからもったいないです。

現在最も必要な職種ですから。

国はもう少し高齢化対策の一環として、介護施設への支援を行うべきです。

介護や物流関係や飲食店も、人手が不足しているようで、スポットのアルバイトを募って何とか、業務をまわしている状態です。

コンビニは、留学生みたいな若い外国人の方をよく見かけます。

人手不足と叫ばれて長くなりますが、一方で日本人の求職者、つまり仕事に就きたくてもつけない方がたくさんおられる事に矛盾を感じてしまいます。

人手不足なら、中高年に経験を活かして仕事を…してもらえば

私も数年前、ハローワークに通って職探しをしていましたが、特に私と同年代の方が職探しをしている姿を多く見かけました。

ハローワークの窓口で、相談員の方に色々話を聞いてみると、やはり私と同年代から下の40代の方の求職者が多いそうです。

40代後半〜50代は、出生数が多かったので、数の原理としてはそうなると思います。

それにしても中高年の求職者の多さに驚かされます。

40代はおそらく就職氷河期に当たってしまい、それがきっかけで正規雇用に就くタイミングを逃してしまったのではないでしょうか。

何年か前まで50歳を過ぎて職探しをしていた自分なので、この大変さというか、切なくもある気持ちがよくわかります。

同年代はどんどん出世していき社会的にも認められるようになっているのに、自分は…と情けなくなります。

社会のせいにはしたくありませんが、就職するべき時期に、募集自体が少なかったのは相当不利ですよね。

特に日本の企業は、新卒のレッテルを持った若者を採用したがる傾向がありますから、中途入社で中高年になると敬遠されがちです。

人手不足を特集していたワイドショーの中で、募集している企業に、なぜ中高年を採らないか、のアンケートを募りました。

結果、その理由は【なんとなく〜年齢がいっているより、若い方が〜】みたいな回答でした。

ただ単に、中高年より若い方が…だけなのです。

若い世代を採りたがる企業にはそれなりに理由があると、思っていたのでそれを聞いた時には驚きましたね。

ただのイメージなのです。

なんかそれって非常に不条理なことではないでしょうか?

これでは、中高年の求職者も職探しを行うというモチベーションを持てなくなりますよね。

とはいえ採用側の企業の考えとして、中高年は、年上で使いにくいや、あと何年かで定年だから、長く働いてもらえない、等という理由があると思います。

人手不足の中、定年まで長く働ける人材を〜なんて理想ばかりを掲げていては、いつまでも人材不足なんて解消されないと思います。

単発や短期の仕事に行くと就職氷河期世代の方が沢山おられます。

採用する企業側も、少し頭を柔らかくして、考え方を変えていかないと、人材問題は解決されないと思います。

正規での採用が難しいなら、最低賃金のアップを…

正規の採用が厳しいなら、非正規の賃金を上げて欲しいです。

時給1,500円と山本太郎氏が訴えておりますが、そのくらいの額であれば非正規雇用でも、最低限の生活は出来るでしょう。

それが、時給1,000円や良くて1,200円、それも交通費込みでは安定した生活を長く送ることは困難です。

格差ばかり広がっていくだけです。

長く働いてもらいたい、長く働きたいと労使ともに考えるなら、正規雇用が難しければ、非正規社員の賃金を上げるしかないと思います。

例え時給が1,500円でも、フルタイムで働いておおよそですが、社会保険等を控除されたら手取り20万円位です。

時給1500円だからって、そこまで多いわけでもないのですよ。

そして企業側も人が足りていない為、仕事内容もほぼ正社員と変わらず。

働く側からしたら、都合よく使われて、場合によっては切られる事もある。

なら尚更、普段の賃金が高くないとやってられませんよね。

せめて、現在より最低賃金をこの1500円レベルまで引き上げて欲しいものですよね。

そして非正規社員にも、交通費の支給や賞与の支給、昇給という正規と同じ処遇があって良いはず、だって正社員と同じことをさせられている非正規が殆どだからです。

あとは、コスト削減として、人手不足を他国の人材で賄おうとしている。

言い方は悪いのですが、人が余っているのに企業側も選り好みをして、なぜ現在求職活動している者を雇わないのか?

ハローワークの相談員の方曰く「企業側の欲しい人材と、求職者のマッチングがうまく行っていないからだ」と話していました。

あーだーこーだと使い易そうな人材だけを選んでいるだけですよね。

確かに自分より年上の人は使いにくいと感じるかもしれませんが、年齢なりの経験もあるのも確かだし、仕事に対する責任感は、若い人よりは強いと感じます。

体力的にだって、60とか70歳ならまだしも、40代〜50代なんて、まだバリバリ動けますからね。

年齢を重ねている方は、若い人とは違う経験値があるはずです。

外国人を使う前に、経験豊富でやる気のある人材を是非活かして欲しいと強く願います。

その中高年の経験を上手く利用して企業にもメリットを出すことを考えるべきです。

実際、他の会社を退職した経験値の高い人材を積極採用して、自社のレベルを上げて売上アップにも繋げている企業もあります。

採用されたい40・50代の方も”是非私達の経験を大いに利用して下さい”という気持ちでいると思いますよ。

昨日のワイドショーでは、企業側がフルタイムの週五日勤務可能者を希望している事が、採用のネックになっていると言ってました。

ある企業では、フレキシブルな考え方で、応募者の希望に合わせ週2〜3日勤務で日に4時間勤務などを取り入れて、その分人数を増やして対応しているそうです。

工夫をして企業と応募者の希望のすり合わせを行い、合致する点を探し出せば良いと思います。

募集する企業側も、こういうタイプの人じゃなきゃダメだ、毎日〜何時まで働ける人が欲しい〜とか…

固定観念にばかり拘る事が、人手を充足させる足枷になっていると感じます。

私は、以前サラリーマンをしている際に、人材募集をする際に、もっと融通の利く働き方の提案は出来ないのか?

と提案しましたが、古い頭の硬い首脳陣には受け入れてもらえませんでした。

慢性の人手不足に悩む企業はそこら辺をもう一度見直して考えてみるべきです。

きっと良い解決策があるはずだと思います。

今や、スマホで人手が足りない飲食店やコンビニ等、他の業種もありますが、スポットで希望する日に働けるといったアプリもあります。

要はマッチングアプリのバイト版です。

私の周りでも利用している人は多いです。

アプリのQRコードで出退勤を提示して、終業後即賃金も口座に入金されます。

手軽に仕事を探し、就労出来て給料も即口座に、入金されます。

働く側からしても空いた時間を有効に使えますし、企業側も人手不足を埋められます。

企業としては、慣れたら毎回きてもらえたら嬉しいはず。

まさに、WIN-WINですよね。

もしかしたらそこから直で雇用されたり〜みたいなことにだって繋がるかもしれません。

募集する側も、応募する側もフレキシブルな感覚を持って、将来職場が笑顔で溢れるような環境になっていって欲しいですよね。

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