なぜ継続することができるのか?
こんにちは、青山英憲です。
今回は
“なぜ継続することができるのか?”
というテーマで書いていこうと思います。
なぜ理美容師を続けられるのか?
僕は今年で理美容師になって8年目に突入します。
離職率が高いと言われるこの業界で8年目がどのくらいすごいかというと、
免許を習得して3年で約半分が離職します。
5年で約8割の人たちが離職します。
そんな職業の中で8年目に突入して行けたことは自分でもなかなかすごいことだと思いますし、そうなれたのは確実に関わってくださったスタッフやお客様のおかげだと強く感じています。
もちろん関わってくれた方達のおかげがある上でさらに僕個人の話をしていきます。
なぜ理美容誌を続けて行けるのか?
その答えはズバリ‼︎
“自分の中でやりがいを見つけることができるから”
です。
これはすごく当たり前のことのように思えるかもしれませんが、
とても大切なことですしなかなか出来ることではありません。
僕は他の人たちがなんとも思わないところに楽しさや、やりがいを見つける事ができます。
これは僕の特技だと言えます。
これが僕が理美容師を継続していける理由です。
これは他の職業にも言える事だと思いますが、やりがいや楽しさを自分で見つけなければいつか嫌になって辞めたくなります。
やりがいと楽しさの見つけ方
やりがいと楽しさには見つけ方があります。
僕はもともと意識してこの能力を身につけたわけではないです。
無意識でした。ですが思い返すと幼少期の時からの環境で身についたのだと思います。
やりがいと楽しさを見つけ出す方法は、
“こだわること”
です。
なんだかさっきから当たり前のことばかり書いていますが、
できていない人たちが多いのであえて書きます。
“こだわること”
です。
しかもものすごく小さいことでいいんです。
僕らの職業でいうと例えば、
タオルをめちゃくちゃキレイに隣の人よりも速く畳んでみる。
床に落ちている毛を一本も残さないようにキレイに掃除してみたりなど。
そこに全集中するんです。
そしてだんだんうまく出来るようになっていくと小さな成功体験を自分の中だけで感じることができます。
それが僕のやりがいや楽しむことの原点です。
自分の中だけで楽しむのが大切です。
はっきり言ってエネルギーの無駄遣いのようなものに思うかもしれませんが、
これが楽しいんです。
速く畳む方法、シワができないようにタオルにかける力加減、無駄なくリズミカルに動く指先、、、。
他にもいくつもの要素が合わさってキレイなタオルが完成します。
これって僕にとってはすごく楽しいことなんです。
これがドンドンレベルアップしていくと最終的にお客様やスタッフが喜んでくれる域に到達していきます。
ここまでくるともう止まりません‼︎
こだわることに対して疲れすら感じなくなります。
そうして離職率が高いと言われる業界でも働き続けられる私が完成したのです。
こだわりを持つための準備
先ほども書きましたがこだわりを持つことはエネルギーを消費します。
最終的にお客様に関わるところで消費する分には良いのですが、もっと原点で小さなところに消費していてはもったいないと思う方もいるはずです。
確かにその通りで、肝心な時に力が出せない状態だと本末転倒です。
ですが僕はこだわることをやめなかったです。
なぜならこだわるための準備をしていたからです。
それは、
“よく食べて、よく寝て、よく動く”
ということです。
良い仕事をするには良い準備が必要です。
僕はそこをなるべく崩さないように気をつけていました。
このバランスが崩れるとパフォーマンスが下がっているのが感じられて、それがすごくストレスでした。
だからなるべく休みの前の日以外は変に夜更かしはしないですし、お酒も飲みません。
たまに晩御飯を食べ過ぎてしまう時がありますが、次の日にひきずらないように寝る前に整腸剤を必ず飲みます。
仕事中眠い、帰りたい、もう辞めたい。
なんて言葉を口に出してるうちはいい仕事はできません。
僕がお客さんだったら寝不足で二日酔いの人には髪や顔を触ってほしくありませんからね。
しっかり準備しておくことで、良い仕事ができます。
良い仕事ができているというのは、すなわちこだわるための準備がちゃんとできていたということになります。
まとめ
・こだわることの先にやりがいや楽しさを感じる事ができる。
・こだわるためにはしっかり準備をしておく必要がある。
この2つは僕が継続していくために必要なことです。
理美容師になろうと思ったのはきっと僕の置かれていた環境と時代から生まれたたまたまです。
縄文時代に生まれていたり、アフリカに生まれていたらおそらく理美容師になろうと思っていなかったかもしれません。
正直、自分から選んだように思えますが環境と時代によってたまたま興味を持って飛び込んだ業界なんだと思います。
ですが、もし他の業界に飛び込んでいたとしても僕は継続して頑張り続ける事ができます。
なぜなら先述した2つの要素を持っているからです。
自分で勝手に仕事を楽しむ力は職人じゃなくてもあって損はないと思います。
その能力があればどんな時代のどんな職業でも楽しんでいく事ができます。
ただしそれでもキツい、苦しいと思ったらすぐにその環境から逃げることも大切です。
何か違和感を覚えたら逃げるのも大切な能力だと思います。
この記事を読んでくださっているみな様が少しでも前向きに仕事と向き合えたら幸いです。
では今回はここまでで終わりたいと思います。
また次の記事でお会いしましょう!
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