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#58 健康系のアプリやゲームの使い勝手・使い心地〜日経歩数番編〜

#51の記事でご紹介したように、これまでに試してきたいろいろな健康系のアプリやゲームの使用感についてレビューしています(一部、まだ使ったことのないものや使いはじめたばかりのものもありますが、参考になるため、あえて加えています)。

いまのところ、下記のアプリやゲームをレビューしていますが、他にこんなアプリやゲームがあるよ!という情報があれば教えていただけると嬉しいです。

<運動系>
FiNC
SPOBY
Nike Run Club
Nike Training Club
Runtrip
LiveRun
日経歩数番 ← 今日はコレ!
運動系まとめ

LiveRun(番外編)
<食事系>
SIRU+
カラダかわるナビ(企業・健保向け)
カロミル
食事系まとめ
<ゲーム系>
ドラクエウォーク
ポケモンGO Part.1
ポケモンGO Part.2

今日は運動系の日経歩数番。

日経オンラインを読んでいると、ときどきPR記事として、下記のようなリンクが貼られています。横山光輝さんの三國志が好きならば、ダウンロードしたくなるのではないでしょうか?

※筆者注:後述しますが、2020.8.16時点で、島耕作シリーズに変わっています。

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さて、アプリの詳細は上記のリンク先から見ていただければと思いますが、早速レビューに入りたいと思います。

※本レビューは、実際に利用してみての使用感や使いにくさ、改善点などについて忌憚なく書いています。
あくまでも1ユーザーの声ではありますが、批判しているわけではなく、「この点はこうだったら良いのに」といった改善に役立つ情報になれば良いと思っています。

アプリの特徴

・アプリを開いたり、歩数や日経電子版の閲読などでポイントが貯まる。

・貯めたポイントはAmazonギフト券と交換できる。

良いところ

・歩く&日経電子版を読むだけでポイントが貯まる。
 → 歩数計はスマホの歩数計と連動しており、スマホを持って歩くだけでポイントが貯まるので始めやすいと思います。

また、日経電子版を読んでいる人は多いと思いますが、そのログインIDをアプリに紐付けておけば、日経電子版をいつもどおり読むだけでポイントが貯まるので、特に意識せずにポイントが溜まります。

最初にログインIDの紐付けする必要はありますが、一旦アプリをダウンロードしてしまえ特になにも意識せずにポイントが貯まっていきます

できるだけ“無意識“な行動の積み重ねでポイントが貯まる仕組みは、行動変容を継続させるハードルを下げることからアプローチとして非常に良いと考えます。

・横山光輝さんの三國志が好きな人には楽しい。
 → アプリ内でいろんなイベントが発生するたびに、三國志のワンシーンを使ってキャラが喋ってくれるので、この漫画が好きな人には楽しいアプリだと思います。

また、「〇〇歩を歩くとポイント獲得チャンス」といった、抽選で多くのポイントが当たるイベントが発生し、歩くための動機づけがされることもあります。

(2020.8.16追記)
2020.8.16時点で確認したところ、三国志ではなく島耕作シリーズに変わってしまっていました・・・。三國志の世界観を気に入ってダウンロードした人への裏切り行為ではないでしょうか・・・。

・ポイントをAmazonギフト券に交換できる。
 → ポイントが貯まるアプリやサービスは数あれど、使い勝手の良いAmazonギフト券に交換できるものは多くないと思います。

ポイントを付与する意味は、基本的にはそのアプリやサービスへの囲い込みを目的としていることが多く、例えばゲーム内のガチャに使えるといったものや、自社のサービスに使えるクーポンだったりするものが多いと思います。

その点で、Amazonギフト券に交換できるポイントは、地味ですが意外と他のアプリにはない優位性に感じます(原資はどうしてるんだろう?とは思いますが。日経新聞を読んでもらうためのフックとして、広告宣伝費として割り切っているのかもしれません。)。

使いにくいところや改善点

・漫画の世界観が壊されてしまうような感覚を覚える。
 →  漫画に登場するキャラやシーンを使ってイベントが展開されるので、漫画の世界観が壊されてしまうような感覚を覚える人もいるかもしれません。

家庭教師のトライのCMでは「アルプスの少女ハイジ」のキャラが使われていて、漫画の世界観が完全に壊されています(怒)が、そこまでひどくないですが、人によってはそれに近い感覚を覚える人もいるでしょう。

・アプリを使っても、さほど健康意識は変わらない。
 → 上述のように、できるだけ“無意識“な行動の積み重ねでポイントが貯まる仕組みは非常に良いと評価する一方で、アプリを起動する目的が「ポイントを貯めること」にすり替わりやすく、健康意識、健康行動への意識が高まりにくいと感じました。

これは非常に難しい問題です。

無意識的にデータを蓄積していくことは行動変容を継続させるハードルを下げるものの、そもそも論として意識を変えよう、行動を変えよう、という自己変革が主体的・能動的に起こらないと、結局続かないのかもしれません。

確かに、人から「健康に良い」「身体に良い」といくら言われても、納得しなければ人は簡単には動かないですよね

そうであるならば、データや行動に対する積極的な関与を主体的・能動的な関与を促すために、ゲーム等のエンターテイメント性を付与したり、仲間とのコミュニケーション機能を付与することが大事なんじゃないかな、という思いを強くしました。

まとめ

横山光輝さんの三國志のキャラやシーンを使った、歩数と日経電子版の閲読でポイントが貯まるアプリ。

この漫画が好きで思わず「即ポチ」してしまいましたが(笑)、使ってみると、健康への意識が変わるような感じはあまりなく、ポイントを貯めることが目的化してしまうような感じがしました。

もちろん、アプリを起動して歩数を見ることで健康意識が高まる人もいると思いますし、行動変容に繋がる人も大勢いると思います。ですが、もう少し主体性を持って行動変容を引き起こす仕組みがあるともっと良いと思いました。


運動系アプリのまとめ

ここまで、運動系のアプリとして、以下を紹介してきました。大きく分けると、一人で黙々とやるタイプのもの、みんなでワイワイやる系のもの、その中間(基本は一人で黙々系だが、SNS機能や仲間をつくる機能があるもの)といったものがあるように思います。

<一人で黙々系>
★FiNC - 美容とダイエットが得意。女性寄り。
★日経歩数番 - 歩数と日経の閲覧数でポイントゲット。
★Nike Training Club - 動画が豊富な筋トレアプリ。とにかくハード。

<中間系>
★SPOBY - 歩数をジュエルポイントに。自分の頑張りが記事にも。
★Nike Run Club - 目的に応じたランプログラムを自分に合わせて作成。仲間をつくる機能も。

<みんなでワイワイ系>
★Runtrip - お気に入りのランコースを投稿できるSNSアプリ。
★LiveRun - 自分や仲間とのランニング等を実況”生”中継。仲間をつくる機能も。

自分としては一人で黙々とやるタイプのものよりも、コミュニケーション機能を強化した<中間系><みんなでワイワイ系>の方が評価が高いです。

運動が好きな人や運動したい人にとっては、こういうアプリはどれを使ってもある程度の効果があると思いますが、一人で黙々とやるタイプのものは続きにくいためです。


運動系のレビューまとめをしたのち、食事系のアプリをレビューしていきたいと思います。


食事系のアプリのトップバッターはSIRU+(シルタス)です。これはスーパーでの買い物のレシートや記録をもとに、栄養計算をしてくれるアプリです。

お楽しみに!

今日の記事が参考になったら「スキ」を押してもらえると嬉しいです(^^)

それではまた明日!

<了>

#健康 #アプリ #ゲーム #日経歩数番

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