#64 健康系のアプリやゲームの使い勝手・使い心地〜カロミル編〜
#51の記事でご紹介したように、これまでに試してきたいろいろな健康系のアプリやゲームの使用感についてレビューしています(一部、まだ使ったことのないものや使いはじめたばかりのものもありますが、参考になるため、あえて加えています)。
いまのところ、下記のアプリやゲームをレビューしていますが、他にこんなアプリやゲームがあるよ!という情報があれば教えていただけると嬉しいです。
<運動系>
FiNC
SPOBY
Nike Run Club
Nike Training Club
Runtrip
LiveRun
日経歩数番
運動系まとめ
LiveRun(番外編)
<食事系>
SIRU+
カラダかわるナビ(企業・健保向け)
カロミル ← 今日はコレ!
食事系まとめ
<ゲーム系>
ドラクエウォーク
ポケモンGO Part.1
ポケモンGO Part.2
今日は食事系のカロミル。
詳細を上記ホームページから探したんですが、いまいち分かりにくく、アプリのダウンロードページから見ていただいたほうが良いかもです(今日の記事のカバー写真もアプリのダウンロードページから取ってきました)。
さて、アプリの詳細は上記のリンク先から見ていただければと思いますが、早速レビューに入りたいと思います。
※本レビューは、実際に利用してみての使用感や使いにくさ、改善点などについて忌憚なく書いています。
あくまでも1ユーザーの声ではありますが、批判しているわけではなく、「この点はこうだったら良いのに」といった改善に役立つ情報になれば良いと思っています。
アプリの特徴
・食事写真から栄養計算することが可能(AIによるリアルタイム解析)。中でも、スマホの写真フォルダに入っている食事写真を自動検索し栄養計算をしてくれるところはこのアプリの最大の特徴。
・外食や一般に売られている商品のメニューが豊富で、メニューを選べば正確な栄養計算が可能。
・商品パッケージの裏側等にある栄養素を自分で入力することも可能。
・食事写真をもとに管理栄養士に栄養計算してもらうこともできる(有料)。
良いところ
・カメラロールに入っている食事写真(72時間以内に撮ったもの)を自動的に取得し、栄養計算してくれる。
→ 食事写真をもとにAIが栄養計算してくれるアプリは多数ありますが、カメラロールに入っている食事写真を自動的に取得して栄養計算してくれるのはこのアプリぐらいでしょうか(特許も取得していたと思います)。手間なく自動的に栄養計算がされるのはポイント高いと思います。
・管理栄養士に栄養計算してもらうことが可能。
→ 有料ですが、食事写真を送ればかなり正確な栄養計算をしてもらうことが可能です。
・外食メニューの検索がしやすい。
→ 例えば「牛丼 吉野家」と入れると、吉野家の牛丼だけがリストに上がってきます。他のアプリでお店の名前から検索するタイプのものもありますが、それだとメニューにたどり着くのに時間がかかるので複数のキーワードで検索できるのは地味にポイント高いです。
使いにくいところや改善点
・食事内容を手入力する場合の使い勝手があまり良くない。特に、日々決まったメニューを入力する場合の使い勝手が悪い。
→ 食事内容を手入力する場合の使い勝手があまり良くないです。例えば「朝食」「昼食」「夕食」「間食」を切り替えるアイコンが一つしかなく何度もアイコンを押す必要があったり、毎回決まったセットメニューを入力する機能が使いにくかったり※。
※セットメニューを記録することはできるのですが、それぞれのメニューが一人前で記録されてしまいます。例えば牛乳は半人前、シリアルは0.6人前、などとしたいときには、都度1品1品選んで量を変更しないといけません。
あとはMyメニューというのがあるのですが、コンビニなどで売っている商品や外食の組み合わせ(例えば朝食のシリアル、牛乳、ヨーグルト、バナナ)を登録したくても、各メニューごとに「炭水化物〇〇g」「たんぱく質〇〇g」などと栄養素を手入力しないといけないため、簡単に登録できません。商品の検索機能は別にあるので、これを使えるようにすれば良いだけに思うのですが・・・。
・カメラロール内を見られるのは心理的抵抗が強い。
→ この機能はこのアプリの最大の特徴で非常に便利な機能だと思ってダウンロードしたものの、いざ使おうとするととても心理的な抵抗が強く全く使っていません。やはりプライベートな写真も含めて自動で取得されるのは心理的な抵抗が強いですね。もしかすると、そんな理由があって、この機能をあまり前面に打ち出していないのかもしれません。
まとめ
今日は食事系のアプリ、「カロミル」を紹介しました。
最大の特徴である、自動的にカメラロールを検索して栄養計算をしてくれる機能は、意外と使うのに心理的なハードルが高いです。
手入力も結構手間がかかることを考えると、このアプリの特長は管理栄養士による栄養計算をしてもらうところになってくるでしょうか?
仮にそうだとしても、お金を払ってまで“正確な”栄養計算をしてもらいたい人はどのぐらいいるのかは疑問です。
むしろ、例えば数回栄養計算をお願いしたら普段の食事の傾向が大まかにつかめて、あとは体重データだとか、スマホやウェアラブル端末で簡単に取得できるデータ(例えば歩数等)で食事や運動のリコメンドが補正されるAI技術等が構築できるれば、そういったサービスはアリかもしれません。
ただ、現時点ではそこまでの機能はないため、現場ではどこでマネタイズするのか、どこをどう改善すれば良くなるのか結構悩ましいと感じました。
いずれにしろ、少なくとも基本の機能や使いやすさはもっと改善してもらいたいと思う次第です(^^)
ここまで、健康系のアプリ・ゲームのうち、運動系アプリ→食事系アプリ、と紹介してきましたが、次回は食事系のまとめを行ったのち、ゲーム系のアプリを紹介したいと思います。
お楽しみに!
今日の記事が参考になったら「スキ」を押してもらえると嬉しいです(^^)
それではまた明日!
<了>
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