Hideki Saito

エンジニア、VtuberのHideki Saitoです。 noteは海外振り込み不可で…

Hideki Saito

エンジニア、VtuberのHideki Saitoです。 noteは海外振り込み不可で無料記事のみです。 サポートいただける方はDiscordでお願いします。 https://discord.com/servers/hideki-saito-375436969406234635

マガジン

  • LLMマガジン

    LLM(大規模言語モデル)に関する記事をまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

大規模言語モデル、有料版はどれを使うべきか

この記事は、個人向けサービスに関する比較となります。企業向けは別のプランが用意されていることも多く、その価格体系なども異なりますのでご注意ください。 大規模言語モデル(LLM)を使用することにより、様々な言語処理を行ったり、また、書き換え、アイデア出しなど、いろいろな用途に使用することができます。 多くの企業が様々なLLMを公開しており、特に有料版を導入しようと考えている方は、選択に迷われる方も多いでしょう。この記事では各社のLLMを比較し、それぞれの特徴を探っていきます

    • 【Vket Cloud Tips】時差を考慮した時間取得

      特にタイムゾーンを跨いだ時間取得をする場合において、HeliScriptで時差に影響されない形で時間を取得したい場合があります。 例えば、これを以下のような形で行うと、ローカル時間が取得されます。 Date currentDate = new Date(); この場合、例えば、午前7時を指定した場合、米国西海岸では前日の午後3時(夏時間の場合)など、地域によってまちまちになってしまいます。 これらを表示を含めてまとめるためには以下のようなコードが使用できます。 priv

      • ブラウザ向け3Dメタバースを比較してみる

        VRChatなどのアプリケーション型の環境がある中で、近年注目され、利用が広まりつつあるのがブラウザで利用できる各種の仮想環境です。 これらのブラウザベースの環境は、インストールが不要で手軽にアクセスできる点が大きな特徴です。 以下では、通常のアプリケーション型環境と比較して、ブラウザベースの環境が持つ主な違いについて説明します。 尚、この記事においては、ユーザーが個人としてがワールドを自由に作成可能なものであるものに限定し、ワールド制作に事業者契約等やプロフェッショナルサ

        • Avalabで一番お得なのはどのプランなのか検証してみた

          価格体系についてAvalabの課金体制ですが、6月5日現在、以下のようなものとなっています。 こちらは一か月に生成できる枚数となっており、期間はサブスクリプションの登録日の同日(6月30日→7月30日)となるそうです。(つまり月末ではなく、課金日が基点になる)この情報をもとに、どれが一番お得になるのかを計算してみました。 まず、月額980円のトライアルプランですが、こちらはお手頃ではあるのですが、100枚に対して1000円というのはあまりお得ではなく、そのすぐ上のベーシッ

        • 固定された記事

        大規模言語モデル、有料版はどれを使うべきか

        マガジン

        • LLMマガジン
          3本

        記事

          Avalabを使ってみた感想

          前回は、AvalabにVRMをアップロードすることに関する安全性に関して触れたわけですが、今回はその使用感について語っていこうと思います。 自分のアバターのかわいい画像を見れるのはうれしい!正直、使ってみた感想は、非常にいい感じにアバターをベースにした画像を出してくれる、という部分です。 ロズヴィータの場合は、二本のアホ毛が特徴なのですが、(時々失われてしまう場合はありますが)i2iなどの方式に比べても、ちゃんとその特徴が反映された画像を出してくれます。 なので、このサ

          Avalabを使ってみた感想

          Avalabは危険なのか? VRMアップロード型サービスのリスクについて

          Avalab.aiというサービスが話題になっています。VRoid Hubと連携することで、アバターモデルから画像を作成してくれるサービスです。 例えば、自分のオリジナルモデル「ロズヴィータ」をこのサービスを使用して作成すると、以下のようになります。 どのように動作していると推測できるか Avalabは技術詳細に関しては公開していないため、どのような方式でこれらの画像を生成しているかは不明瞭な部分がありますが、概ね以下のようなプロセスであると推測できます。 ユーザーがVR

          Avalabは危険なのか? VRMアップロード型サービスのリスクについて

          VRChatホラー「心霊写真」

          ある交流イベントに行ったんですよ。 交流系のイベントだったので、いろんな人とお話しているわけですよ。 なんか、この時から感じてたんですよね、なんかおかしいな、不気味だな、と……違和感ってやつです。 まあ、でも楽しく話をしたいじゃないですか、だから気にせず話をしてたんですよね。 VRのイベントには大抵集合写真ってのがあるんですよ、みんなで写真撮るあれ。 それで、集合がかかったからいつものように写真を撮るわけですね。それから大体は解散です。 この集合写真、SNSにあげ

          VRChatホラー「心霊写真」

          配信者視点で見るブース制作の話

          ヤギ福さんがVketのブースの見せ方のアドバイスという形でいくつかのポイントについてまとめられていました。 個人的にも全ブースを紹介する配信を行っているものとして、個人的な考えをまとめてみようと思います。 ヤギ福さんのご意見とも一致する部分は多いと思いますが、ブースを制作するにあたり、どのような作り方をすると見てもらいやすくなるか、個人的な意見ではありますが、もしよろしければご参考ください。 この意見はどちらかというと配信者視点でありますが、一般来場者向けにも当てはまる部

          配信者視点で見るブース制作の話

          ここが変だよ、日本の商習慣

          日本国外から見て、奇妙に感じる日本の商習慣に、サブスクなどの1日締めシステムがあります。 例えば、以下のような感じ……。 4月15日に契約→5月1日に更新(4月分は満額請求) 日本のサブスクに慣れている方なら不思議に思わないかもしれませんが、日本国外(または日本の商習慣に従っていない外資系)のサブスクでは通常以下のような処理となります 4月15日に契約→5月15日に更新 中には月内の特定の日を締め日とするサービスもありますが、そのような場合でもproration(

          ここが変だよ、日本の商習慣

          過小評価されてそうなBingについて語ってみる

          検索エンジンといえば、「ググる」という言葉が出るほど、Google一強の感じがありますが、今回は敢えて、マイクロソフトによるBingを紹介してみたいと思います。 BingについてBingはマイクロソフトにより運用される検索エンジンで、2009年に開始されたサービスです。尚、米国ではよりシェアが高く、Yahoo!の検索エンジンとしても使用(日本ではGoogle)されている他、DuckDuckGoの検索エンジンの一つとしても使用されているようです。 全世界でのシェアは12%ほ

          過小評価されてそうなBingについて語ってみる

          ロズヴィータと猫山苗

          ロズヴィータと猫山苗

          My Personal Perspective on Generative AI: An Official Statement

          The topic of generative AI has sparked controversy across various platforms, both online and offline. This document aims to articulate my personal stance on this issue. About Hideki Saito's View and Position on Generative AIAs Hideki Sait

          My Personal Perspective on Generative AI: An Official Statement

          Hideki Saitoの生成AIに関する立場について

          現在生成AIについて、賛否問わず、様々な議論がネット上、オフライン問わず行われております。この点につきまして、Hideki Saitoとしての立場、見解についてお知らせしておきます。 Hideki Saitoの生成AIに対する見解と立場について私はHideki Saitoの見解として、生成AIを受け入れて推し進める姿勢を取っています。したがって、生成AIを使ったコンテンツやワークフローにおいて、AIの参画があることがあります。その際、AIが関与したかどうか、もしそうならど

          Hideki Saitoの生成AIに関する立場について

          Perplexityってどうなの?

          Perplexityは各種のLLMモデルをホストし、チャットボットサービスとして提供されているサービスです。特徴としては自前のGPT-3.5ベースのモデルを保有している他、他者のモデルを使えるようにしているのが大きな特徴です。 テーマとして、検索を置き換えることを目標をしており、通常のクエリの他、Pro Searchと呼ばれるインタラクティブ検索機能も使用できるようになっています。 尚、この記事は2024年3月18日時点の情報となっており、今後変更が加わる部分もあると思わ

          Perplexityってどうなの?