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日銀が咳をすると、日経平均が風邪をひく?

日銀が咳をすると、日経平均が風邪をひく?

2023年が始まり早くも1月もあと2日となりました。
今週の株、国債などの動きの予測を見ていきたいと思います。

まず、東京株式市場です。

今週の株式市場は不安定な展開です。
2月1日に米連邦準備理事会(FRB)、翌日2日には欧州中央銀行(ECB)が、それぞれ金融政策会合の結果を発表します。
この発表の内容次第で、米国、欧州の株式相場が動き、日本も大きく影響し、神経質な動きをするものと思われます。

ここまでFRBは利上げの幅を縮小し、一方ECBはここまでの大幅な利上げを継続しています。
先にFRBが発表しますから、その内容によってECBの内容がどう変わるのか注目されます。

また今週は、アップル、アマゾンなどの巨大IT企業の決算もありますので、株価にどう影響してくるか、ここも注目しておきたいところです。

続いて国内債券市場です。

記事では、長期金利に上昇圧力がかかると予想されています。
長期金利の指標ともなる新発10年債の利回りが、再び0.5%に接近しそうです。
0.5%という数値は、日銀が上限とする利回りです。
背景としては、日銀の政策修正への警戒が再び高まると見られていることです。

市場は、売り圧力が高まり国債を持ちたいという投資家が少ない状況です。
高い価格での需要は限定されるという見方が大半のようです。

株も国債も日銀の一挙手一投足に一喜一憂されているような状況です。
ですが、一つだけ事実があるとするならば、日銀は利上げをしていないということです。
これは、日銀のホームページを見ても明らかですが、マスコミからは、利上げだなんだと報道されています。
しっかりと腰を落ち着けて事実と状況を見極める情報収集力が問われています。

『  』内、参考・引用
1/30 日本経済新聞
【This Week 株、金利】より
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