【図解】1分でわかる!博報堂のすごい打ち合わせ(その1)

こんにちは!赤坂です。今日は『博報堂のすごい打ち合わせ』をご紹介します。

図 博報堂のすごい打ち合わせのまとめ(マインドマップ)

博報堂の打ち合わせの何がスゴイかというと、それはなんと「半分が雑談」だということです!打ち合わせをスムーズに進めるために、緊張を解きほぐすアイスブレイクが大事なのはわかるけど、そんなに雑談するの?ときっと思われたでしょう。私もそう思いました。

博報堂さんといえばクリエイティブな会社です。打ち合わせは、①目的・ゴールを合わせ(共有)、②たくさんアイデアを出し(拡散)、③アイデアを取捨選択し(収束)、④結論を出す(統一)という、アイデア発想(発散・収束)のプロセスです。これに先立って行う、前述の「雑談」が効いてくるのです。

「全然関係ないんだけど…」と雑談することで、予定調和な退屈な打ち合わせを防ぎ、単に「論点(中心)」だけではなく「周辺(境界線)」までアイデアをしっかり拡散することができるのです。

雑談によって、視野が広がり、役職などの立場・役割を捨てて、全員が主体的に参加すること(自分ごと化)ができます。その結果、生産性とアウトプットの質が向上するということです。

創造的な会議なのにありきたりなアイデアしか浮かばない、なんて状況でお悩みのケースでは非常に参考になると思います。

私の知っている営業マンにはこの雑談が上手な人がいます。さすがに会議の反運を雑談に使うわけではありませんが(笑)、会議が始まる前にうまく雑談しながら参加者の緊張を解いて、スムーズに会議が始められるようにしてくれます。相談、承認、決定を行うなど、どんな会議においても参加者の積極的な発言につながることを実感しています。

というわけで、会議がどうも盛り上がらない、進行係と決定者以外は沈黙しているというような最悪の会議でお困りの方にもおすすめです。

次回は、この本から「ブレイクスルーが起きる8つの質問」をお届けします。


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