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YouTubeの感想部屋『人を応援することは自分の支えにもなる』~#孤立を防ごう PRのプロと社会課題へのアプローチを考える fromDxPチャンネル編~

今日から新しい企画として、YouTube動画の感想を書くということをやっていこうと思います。

※下線の箇所はリンク先があります。

きっかけ:
僕がボランティアをしているNPO法人D×Pで #孤立を防ごう というテーマで代表の今井紀明さんが様々なゲストとトークをするという配信があって、アーカイブ動画を散歩しながらラジオ代わりに聞いていたんですが、どの内容も興味深くて、しかも勉強になる。なんか聞いてるだけじゃなくて自分なりに共感したポイントとか、これはしっかり覚えておきたいぞとかいうことがいっぱいでてきました。
せっかくなのでnoteに書いてみようと思ってやり始めた次第です。
D×Pチャンネルの動画の感想だけじゃなくて、色んな動画の感想書きたくなりそうな予感なので、前もってシリーズ化。
しかし例によって気まぐれ更新なので、お許しください。<(_ _)>

今回は
「#孤立を防ごう PRのプロと社会課題へのアプローチを考える【三浦 崇宏×今井紀明】」の感想を書いていきます。

1.孤独が人間を追い込む

(2020年4月の自殺率の減少という統計的な観点から、これまでの自殺者の理由について三浦氏の見解として)
貧困や病気よりも孤独が人間を追い込んでいた
https://www.mhlw.go.jp/content/202004-sokuhou.pdf
出典:厚生労働省自殺対策推進室

個人的には自殺の要因を一概に述べることは難しくて複合的な理由があると考えているので、一概に「孤独」という要素が大きな要因だとはいえないと僕は思っています。
ただ、貧困や病気、対人などのコミュニケーションの問題やストレス等は思い浮かびやすい要素な一方で、「孤独」が人を死に至らせるということは若干イメージしにくいことではあると思う。
というか、色んな問題をたどっていかないと孤独がそこまで人を追い込むってことまで着想できないというか。
人間だれしも一人ひとりが違った困難に向き合わないといけない状況があったりしんどいことがあったりすると思うんだけど、そこで自分ひとりで抱えてしまったり、誰にも相談できないってことがいかに辛いことで、いかにそれが人を傷つけることなのか、改めて考えないといけないと思った。
「孤独」の何がタチが悪いって、目に見えづらいこと。
あの人はいつも元気にふるまっているから大丈夫だろう、そんな風に思っていた人が実はすごく苦しんでいた、なんてことは意外とよくあることで、いかに人間が勝手なフィルターを通じて人を見てしまう生き物かがよくわかる。
その結果、見えないうちに、知らないうちに、その人が孤独になってしまう。
そんなときに一言声をかけてくれる存在がいるかいないかで、大げさな話その人の人生は変わるんじゃないか。
少なくとも、僕がもし同じ状況になってしまったら、特に意味がなくても連絡をくれる人がいたらすごく勇気づけられるだろう。
だから、自分もそれができる存在でありたいと思う。

2.「善いことする」はかっこいい

(三浦氏:NPOや社会貢献活動をしている人への考え方)
善いことするってカッコいいことだと俺は思う
偽善だとかカッコつけだと言われることもあるが、やらないやつより全然良いし、かっこいいよ

激しく同意!!
やらない理由なんていくらでも思い浮かぶし、それを言ったところで何がどう変わるわけでもないと思う。
とかいいつつわりと保守的な思考を持っていて行動できないこともある僕ではあるのですが、学生時代ゼミの先生に「1つでもやる理由があるならやってみる」ことを勧められてから、かなり行動できるようになった。
というか、フットワークが軽くなった。フッ軽というやつ。笑
人のためになんかできそうなこと、例えばとりあえず寄付してみる、とりあえずボランティアしてみる。それができる人ってやっぱりカッコいいし、一緒になんかやれたら面白いなってなる。
言い方変で誤解を招く表現なことを覚悟でいうと、「善いこと」ってコストパフォーマンスが異常に高いことなんじゃないかと思うんです。
そんなに大変じゃないしそんなに難しいことをするわけじゃないと思うんですね。もちろん大小あるけども、例えば毎月100円を募金するとして、年間で1200円なんだけど、たぶん出しているお金への感覚よりも「価値がある」って気持ちになる。たとえ月に1回でも2回でも地域サロンで高齢者の方と接してみたり子どもに勉強教えてみたりすると、かけている時間よりも「価値がある」体験ができている気がする。
そこで新しく人や団体、社会とつながるきっかけができたり、今までに経験したことがない体験ができたり。
それでいて、人からは「カッコいい」「すごいことしてる」って思われることもある。
こんな最強にコスパ良いことはないよ、と思うわけです。
そういう感覚で良いと思うんです。絶対的に正義だとか純粋な心でやらなあかんとか、それこそやりにくくなる理由を言うてくる人たちもいると思いますけど、それにひっぱられてしまうのはもったいないと思う。
「善いことする」はカッコいい。
三浦さんのこの言葉で自己肯定感も上げつつ、これからできること考えていこう。


3.人を応援することは自分の支えにもなる

(支援する理由について等、三浦氏の見解)
自分が(支援等に関わって)いることによって生きている人がいる
→支援する側の孤立解消にもなっている
人を助けることは自分の気持ちを支えることでもある

これも先ほどの話と繋がっていて、最初は「支援する側」だと思って寄付したりボランティアしたりしていたんだけど、気が付いたらその活動で自分の生きがいを見つけたり、人とのかかわりや繋がりができたり、支援や応援をするというそのこと自体に価値を感じていたりで、一人ではなくなる(=社会と繋がる)ことになるということ。
これは大いにあると思っていて、ある意味人を助けるということと表裏一体なのが自分の気持ちを支えるっていうことでもあると思う。
因果応報ではないけれど、自分がする他人との接し方やかかわり方というのは逆に自分にもかえってくることでもあるので、自分だけが良いっていう考え方は危険だなって思う。
もちろん自分の努力の結果が今なのかもしれないけれど、その裏では環境やめぐりあわせ、今のジブンを作ってくれたこれまでの人たちや状況が絡み合って今になっている「だけ」ともいえるので。

あと、三浦さんの

人が一番喜びを感じるのって、
自分がしたことによって、自分が成長する瞬間か、他人が成長する瞬間
アイドルの応援みたいなもので、自分が応援している存在が成長していく瞬間が見られたり、それを支えているのが自分だったりすると、楽しいって思う

という話も非常に納得した。
社会貢献活動って特別なものと思われがちだし、過剰に「善いこと」と思われがちだけど、実はアイドルオタクやスポーツ観戦者、バンド好きとかと並列する趣味の一つ。
だからこそ、自分が好きで応援している活動や団体や人ができることが増えていったり、何かその対象が変わっていったりすることに立ち合えることがうれしいとか楽しいって思えるから続けられるんだと僕は思う。
そして元の話にもどって、「支えている」と思いきや「支えられている」側にもなっている。
その双方向あることが、魅力!

で、今井さんから三浦さんに質問も出ていたけれど、問題はその魅力をどう伝えていくかということ。もっと言うと、一緒にやっている人たちが「ここでこんなボランティアやっているんだけど、めっちゃ面白い」って言っていくポイントや工夫、どうやったらそうしたくなるかってところ。

例えば、自分の名前が寄付先の団体の事務所のどこかに彫刻されるということだったり、あるいは一緒に広める側にまわってもらう余地つくったり。(D×Pアンバサダーとかまさにそれでした。)ただこの辺についてはもっとやりようがあると思う。僕は趣味がアメフト観戦だったりボランティアだったり、一般的にはまだ魅力が知られていないことも多いのでいかにして伝えていくか、というのは常に考えていたい。

…ということで、思いつくがままにブワーっと書き出してみたら長くなってしまいました。笑
あまり文章の整理もせずに勢いで書いたので読みづらい箇所等もあったかもしれませんが、読んでいただいた方ありがとうございました。
D×Pチャンネルの動画、いろいろと考えるきっかけになるので、よければ皆さんも見てみてください!

そして、自分もなんかやりたいなぁと思った方はぜひ↓をご覧ください!



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