『情報を読む。情報を伝える』 by 飯田英明

高度な専門分野の内容を相手の知識レベルに応じてデザインする表現手法で、説明のプランから…

『情報を読む。情報を伝える』 by 飯田英明

高度な専門分野の内容を相手の知識レベルに応じてデザインする表現手法で、説明のプランからストーリー作成、ビジュアル表現の研修、講演、コンサル、スライド・資料制作を行う。コミュニケーション戦略の活用を専門にし三十年の経験と千例を超える実績がある。https://m-h.co.jp/

最近の記事

「図解は絵心がないとできませんか?」〜質問に答える 1

絵やイラストがうまく描けないから図解ができないの? 絵と図解、それぞれどういうものなのかといった言葉の定義は検索すれば出てくるので、ここでは触れません。 この質問の真意は図解を作ろうとするけれど、どういう形にしたらよいのかなかなか頭に浮かばない、あるいは図解してみたけれど、わかりやすいものにならない、という悩みを抱えていて、うまくいかない原因はきっとイラストや絵がうまく描けないからだ、絵心が足りないせいだ、そう思い込んでる人が、なにか自分でも上手く図解できるようなアドバイ

    • 【パワポ】第120回内科学会の発表を見て

      内科学会総会・講演会二日目に行く2023年4月14日から16日まで東京国際フォーラムで第120回内科学会総会・講演会が開催された。 私は二日目の15日に発表の様子を見るために会場に足を運んだ。内科学会総会・講演会に行くのは2017年の第114回以来だ。 今回、ポスターセッションは紙媒体によるポスターによるものではなく、座長制によるPCプレゼンテーションとなり、発表時間7分間に質疑応答3分間の発表が次々と続けられる。 最初に、そのポスターセッション会場である地下のホールE

      • 「学会スライド 図解の技術」本書の内容でこう変わる

        「学会スライド 図解の技術 〜グラフと表効果的な見せ方・作り方〜」が4月1日に刊行されました。ビジネスや公務員のプレゼンにも活用できます。 これは、その「本書の内容でこう変わる」です。 本書の内容でこう変わる1<Before> なんとなくパッとしない <After> 改善してみた 2<Before> なんとなくパッとしない <After> 改善してみた 3<Before> なんとなくパッとしない <After> 改善してみた

        • 「学会スライド 図解の技術」はじめに、本書の考え方

          「学会スライド 図解の技術 〜グラフと表効果的な見せ方・作り方〜」が4月1日に刊行されました。ビジネスや公務員のプレゼンにも活用できます。 これは、その「はじめに」と「本書の考え方」です。 はじめに「わかりやすい表現をしたい」 「相手の目をひくスライドを作りたい」 発表スライドを作るときにこうした気持ちになることは少なくない。 しかしいざスライドを作ろうとすると、どう表現したらいいのか思いつかなかったり、作ったスライドが「見づらい、伝わらない」ものになったりして、「自分に

        「図解は絵心がないとできませんか?」〜質問に答える 1

          「学会スライド 図解の技術」目次

          「学会スライド 図解の技術 〜グラフと表効果的な見せ方・作り方〜」が4月1日に刊行されました。ビジネスや公務員のプレゼンにも活用できます。 これは、その目次です。   目次 本書の考え方 本書の内容でこう変わる 本書の構成 第1章 伝わる発表スライド01 発表スライドをレベルアップする 02 読み取りやすい文字の大きさにする 03 文字のルールを守る 04 視認性の高い書体を選ぶ 05 重要度で文字の太さを変える 06 おすすめの和文フォント 07 欧文フォントを使いこなす

          「学会スライド 図解の技術」目次

          自治体職員が説明資料を作成しようとすると抱える課題

          わたしが感じた「わかりにくくなってしまう」事情 今年(2022年)になって70年ぶりに国家公務員の文書作成のルールが見直された。 「公用文作成の考え方」について(建議) 平成4年1月7日 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/93650001_01.html それに呼応して、20数年間、行政や企業の資料作成に関わってきた経験から、わたしが感じた「自治体職員が説明資料を作成しようとすると抱え

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          ワンペーパーの場合、オンラインプレゼンの場合〜資料づくりでは説明の流れを作って、 その中で情報を関連付ける

           以前、「資料づくりでは説明の流れを作って、 その中で情報を関連付ける」ことを取り上げたが、ワンペーパーの資料やオンラインプレゼンにもあてはまる。 パワーポイントにそんなに時間を使ってるの? 組織によっては説明資料はワンペーパーでまとめることがルールになっていることがある。A4で一枚、A3で一枚などサイズの違いはあるが、いずれも何ページにもわたる説明資料の持つ弊害が目立つようになったことから一枚でまとめるようになった。  弊害は主にパワーポイントで資料を作ると、作り込むこと

          ワンペーパーの場合、オンラインプレゼンの場合〜資料づくりでは説明の流れを作って、 その中で情報を関連付ける

          資料づくりでは説明の流れを作って、 その中で情報を関連付ける

          専門知識は自由な発想の邪魔をするか? 2021年10月19日朝日新聞朝刊に「専門知識は自由な発想の邪魔?」という記事(科学面)が掲載された。記事では東京大学の研究チームによる成果として科学誌ネイチャーのウェブサイトで読むことのできるレポート「知識が増えると集中的な注意配分パターンが発生し、発想のパフォーマンスが低下する(原題:More knowledge causes a focused attention deployment pattern leading to lowe

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          なぜ盛りだくさんの資料になってしまうのか?「足し算指向」 のなせる技!?

          2021年5月9日の日本経済新聞「現代人は「引き算」が苦手」という記事(サイエンス面)が掲載されたが、このことは資料作りや図解を含むビジュアル表現も例外ではない。 記事は主に科学誌ネイチャー(Volume 592 Number 7853)に発表された論文「People systematically overlook subtractive changes」を取り上げ、「人間は「引く」より「追加」で物事を解決する傾向がある」とする米バージニア大学のチームの説を紹介している。

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          Situational Leadershipを説明する

          Situational Leadership(状況対応型リーダーシップ)について読書会で発表する機会があったので、そのときの資料を貼っておく。 (「LEADERSHIP ~THEORY AND PRACTICE~ SEVENTH EDITHION」PETER G. NORTHHOUSE、「1分間リーダーシップ」K・ブランチャード、P・ジガーミ、D・ジガーミの知識をベースにしている。すべての図表は両参考文献に掲載されたモデルを原点として、飯田英明がデザイン・制作した) 背景: