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バカボン爺の独り言、医学が変わる時代

新しいミレニアムが始まっている。
ミレニアムとは千年と言う意味。
2000年までは20世紀。
2001年からは21世紀。
私たちは、20世紀から21世紀の両方を経験している。

人間は、不思議な存在で何千年もお互いに戦っている。
昔は、領土争いで戦った。、
ヒットラーは、自分達だけが特別民族だと言って戦争を起こし他国を侵略した。
今、プーチンは、自分の選挙で勝ちたくて戦争している。
どちらも頭が狂っているのだけど、狂った頭に世界が動かされてしまった。
国の指導者は、自分を天才だと思っているけど、どう見ても狂人にすぎない。

今、世界の先進国は、さすがに戦争の馬鹿さ加減に気が付いて、自分たちでは戦争しない。その代わりに、経済戦争をする。
アメリカでは、GAFA(アップル、グーグル、フェイスブック、アマゾン)が圧倒的な経済力を持っている。一見便利な時代を提供しているが、その陰で、小さな良いビジネスが倒産している。
IT産業は、現代の戦争ですね。弱いものを薙ぎ倒している。
これらの現象は、人間の未熟さを表しています。

医学の世界でも変化が起きている。
遺伝子研究が進んで、人間の遺伝子情報(ゲノム)が全部解明された。
遺伝子情報を解明してみると、遺伝子情報の1%か2%しか使われていないと言う。
使われていないはずがないのです。
要するに98%は分からないと言うことが分かったと言うことです。
ともかく、その分かっている1、2パーセントの遺伝情報を組み換えて、新しい細胞を作ろうとしている。
何で、新しい遺伝情報の細胞を作ろうとしているのかというと、単に、金儲けのためなのです。

遺伝子の世界は宇宙に似ていますね。
科学が宇宙を研究し続けて、何百光年先の星、星団を写した結果、宇宙は広すぎると分かったのです。
でも、見えているのは、宇宙の5%にすぎない。
残りの95%は何なのか分からないままです。
宇宙を見ると。人の知性の小ささを実感できます。

私達の身の回りをみると、
過去3年間、私たちはコロナ感染を経験しました。
あれは、何だったのでしょう?
過去にインフルエンザで何億人も死んだ時代がありました。
今回のコロナ感染でも、世界で2億人が感染して、500万人が死にました。
戦争の死者数より、伝染病の死者数の方が多いのです。

私の専門の医学の世界を見ると、今、大きな転換期に来ていると分かります。
遺伝子操作によって、人間の細胞を入れ替えようとする医学産業があります。
古くなった内臓を遺伝子操作で作った内臓に入れ替えようとしています。
だから、好きなだけ酒を飲んで、ビジネスをガンガンやって、身体を損なっても、遺伝子操作で新しい内蔵を作って入れ替えられるという、限りない人間の欲望に支えられた考え方です。
似ている考えが、死んだ人間を極低温保存して、科学が発達した時に、生き返らせると言う会社がアメリカにあります。金持ちの夢なのです。お金を持ったまま死ぬ方法を探している。

一方、その反対に、医学の世界に、自然回帰しようとする動きがある。
2010にアメリカ農務省が、アメリカで販売されている食品300種類について、抗酸化能力がどの位あるかのリストを発表したのです。
その結果、アメリカの食品産業が作る加工食品に抗酸化能力がないことがバレてしまったのです。
この検査は、5種類の活性酸素に食品を混ぜて、どのくらい活性酸素を消すかという試験管内での検査報告です。
ところが、食品業界と医学産業界から猛烈な批判と圧力が起こって、2012年に農務省は、リストの公開を閉鎖したのです。
どういう批判かというと、
試験管内の結果と人体内の結果は違う、
抗酸化作用は何千種類のパターンがあるのに、数値だけ示すのが誤解を招く。
要するに、食品の抗酸化能力が人の健康に大きな影響を与えると農務省は言いたかったのですが、産業界の圧力に負けました。
食品業界は本当のことを公表したくないのです。

しかし、この研究リストは、人々にオーガニック食品の重要性を知らせました。
農業の土壌に化学肥料と殺虫剤があると、人間に病気の原因になるという警告にもなりました。
加工食品ばかりを食べていると病気になるという警告にもなりました。
農務省が言いたかったことは、病気になってから、薬に頼るより、日頃から抗酸化能力がある食品を食べれば、病気を予防できるという重要なメッセージでした。
農務省は、人が1日に5千ORAC(oxygen radical absorbance capacity 活性酸素吸収率)食べれば、病気を予防できると予想したのです。
一方製薬会社の薬剤を認可するFDAは、3千5百ORACを5日間で摂取するのが望ましいとしたのです。産業界に忖度しました。

この米国農務省の発表は人の意識に大きな影響を与えました。
アメリカ人の多くが食品の品質に目覚めたのです。

最近の細胞の研究から、人の細胞の機能は、三つの命を支える機能があると解明されました。
一つは、細胞核のタンパク質を作る作用、
二つ目は、ミトコンドリアの食事と酸素からATPと言う細胞核のエネルギーを作る作用。
三つ目は、オートファージの細胞内の不要な物を再生する作用、
この三つが根本だと分かったのです。

飲み過ぎ、食い過ぎ、過労、睡眠不足で病気なると分かっています。胃腸の病気、肺、心臓の病気になりますが、それら全部の原因が、細胞内のミトコンドリアの機能不全によって起こることが分かりました。血圧も心臓病もあらゆる慢性の病気の原因がミトコンドリアの機能不全から起こるのです。
すなわち、ミトコンドリアを健康にすれば、病気にならないのです。
食い過ぎをやめましょう。
飲み過ぎをやめましょう。
睡眠は十分に摂りましょう。
過労になる前に、休養しましょう。
全部、当たり前のことです。
当たり前の事ができれば病気にならずに120才まで現役です。
でも、不摂生は人の楽しみというか中毒というか、何ともし難いのです。ところが人間は、不摂生が好きなのです。
そこに製薬会社の薬剤が付け入って、ちょこちょこ症状を一時しのぎする薬を作って、医者が売るのです。
みなさん、大谷翔平選手を見習いましょう。
彼は、自分の人生の目標にまっしぐら。
酒の誘いを断り、夜遊びを断ります。
彼は、自分が楽しいことをしているだけです。
彼が、現代の仏陀ですね。

毎日の食事を楽しく、ゆっくり時間をかけて食べると胃腸に負担がありません。
これだけで、栄養と酸素からエネルギーを作っているミトコンドリアを健全に保てます。ミトコンドリアが不調になると、病気になります。
深い呼吸。
ゆっくり食事。
楽しんで暮らす。
これで十分じゃないですか。
陽気暮らしをしましょう。
それを支えているのは、自然環境です。
自然界の植物に全ての生命は支えられています。

40兆個の私達の細胞は、宇宙始まって以来の歴史を宿しています。
身体は、宇宙が作った神秘です。
その身体を、私たちは使わせてもらっています。
身体を使っているのは、意識と心です。
十分に地上の楽園を楽しんだ後、意識は、他の次元の星へ転生しましょう。


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