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逃避の散歩 149.清洲橋通り

都営新宿線東大島駅大島口から都道447号・番所通りを南へ歩いて16分のところにある東砂六丁目交差点。この物静かな交差点は清洲橋通りの終点とされる場所である。

清洲橋通りは台東区、千代田区、中央区、江東区の4区を通る延長約10キロメートルほどの道だ。一部の区間は何度も歩いているが、端から端まで通して歩いたことはなかった。

今回はここから始点の台東区にある入谷交差点まで歩いてみる。

歩き始めて早々右カーブとなり、1分と経たないうちに都営バス東砂六丁目北停留所を通過。下調べした結果、今回の路線は都営バスのみとなる。左へカーブし、それを抜けた3分に旧葛西橋交差点に出る。同交差点を過ぎて旧葛西橋停留所、そこから信号を二つ越えて東砂四丁目停留所を過ぎる。

6分に仙台堀川公園の間を通る交差点を抜ける。区内駅ラリー(94回)で同公園を通り抜けた時以来だ。進行方向から見て左側には区営の釣り堀の跡地があったが、施設は解体されて更地になった。ここからは都道10号の補助線になる。

亀高歩道橋と亀高橋停留所を過ぎ、9分には都道476号・丸八通りとの交点である丸高橋交差点を通過。丸八通りは東京メトロ南砂町駅と都営新宿線大島駅(94回)、東武亀戸線の亀戸水神駅、東あずま駅、小村井駅(64回)の前を通っている。

続けて二つの交差点の間にある北側四丁目停留所、砂町小学校角交差点、砂町小前歩道橋とその下にある境川停留所を過ぎ17分に都道306号・明治通りとの交点である境川交差点を渡る。ここで都道10号線から474号線へと番号が変わる。

立体交差に入り、右へカーブしながら境川東横断橋、JR越中島支線ガード、境川西横断橋の順で通過して地上に戻り、南砂五差路交差点を過ぎる。

南砂一丁目停留所、南砂五差路西交差点、北砂一丁目停留所を過ぎると左へ曲がりながら上りとなり、架け替え工事中の岩井橋を渡る。そして扇橋三丁目停留所を過ぎた交差点で左へ曲がり、さらに交差点を一つ挟んで33分に都道465号・四ツ目通りとの交点である扇橋二丁目交差点を通過。

扇橋二丁目停留所から交差点を一つ越え、扇橋一丁目交差点と扇橋一丁目停留所を過ぎる。同交差点は23区役所巡り(134回)で江東区役所から墨田区役所の間で通った大門通りとの交点だ。そして大橋川を渡す扇橋を渡る。

元加賀小入口交差点と白河停留所を過ぎて42分、都道319号・三ツ目通りとの交点、白河三丁目交差点を渡る。同交差点から北側は都営新宿線菊川駅と都営浅草線本所吾妻橋駅(64回)と交差し、南側は東京都現代美術館(37回)と東京メトロ辰巳駅(101回)の前を通っている。

東深川橋交差点と白河二丁目停留所を過ぎ、48分に清澄白河駅B1口前と都道463号・清澄通りとの交点、清澄三丁目交差点を過ぎる。清澄通りは同駅のほかに両国駅(64回)、森下駅、門前仲町駅(94回)、月島駅、都営大江戸線勝どき駅(55回)と交差している。

信号を三つ越えたところで右へ曲がり、以前東京都現代美術館から清洲庭園と清洲公園前を通って抜けた道と合流し、54分に行程のほぼ半分あたりで清洲橋(トップ画像参照)を通過して中央区に入る。渡った先で少し下り、首都高速6号線の清洲橋インターチェンジを通過する所で起伏を一つ越える。

清洲橋停留所を過ぎた交差点で歩道を西側へ変更し、1時間ちょうどに都道50号・新大橋通りとの交点である浜町中ノ橋交差点の横断歩道を渡る。この交差点を左折した次の交差点に浜町川緑道(37回)がある。ここからしばらく、自動車は対向の一方通行になっている。

1時間3分に歌舞伎の劇場として知られる明治座と浜町公園がある浜町公園前交差点、区内駅ラリー(56回)で利用した金座通りとの交点である久松町交差点、さらに交差点一つと歩道橋を過ぎて浅草橋から一直線でつながっている清杉通りと合流する東日本橋交差点を過ぎる。

歩道を西側に移動していたのは、東日本橋交差点の形状が理由だ。東側をずっと歩いてこの交差点に来ると、歩道橋を過ぎたところで清杉通りがある右に逸れてしまうので、手前の歩道橋を渡るか交通島から歩道橋を2段階横断する時間のロスが生じるからだ。

同交差点を過ぎた最初の交差点で、都営新宿線馬喰横山駅と都営浅草線東日本橋駅のA3口前にある横断歩道を渡って進む歩道を東側へ変更。続けて交差点ごとに同A2口とA1口前を通過し、JR馬喰町駅の1番口および2番口がある馬喰町交差点を過ぎる。

馬喰横山、東日本橋、馬喰町。この3駅は地下通路でつながっていて、以前(56回)その通路を利用してJR馬喰町駅から都営浅草線東日本橋駅がある清杉通りへ抜けている。馬喰町停留所を過ぎたところで案内標識はないがこっそりと千代田区に入る。

都立一橋高校の角にある東神田一丁目交差点を右へ曲がる。東側の歩道を歩いていたのはこの交差点が理由だ。JR神田駅の南側に出られる神田金物通りとの分岐点になっていて、もし西側の歩道を歩いていたら同じ交差点で余計な信号待ちを強いられていた。

そして都道番号付きの最後の案内表示がある東神田停留所の前を過ぎて1時間15分、都道302号・靖国通りとの交点である東神田交差点に出る。左側に視線を向けると、奥に首都高速1号線が見える。

同交差点を過ぎて神田川に架かる美倉橋を渡り、JR総武線の美倉橋ガード下を抜ける。同ガードから二つ目の交差点で福井町通り(76回)と合流する。ということは、千代田区と台東区の境を進んでいるわけだ。そして次の神田和泉町交差点を過ぎると完全に台東区に入る。

さらに交差点を一つ過ぎて1時間24分に鳥越一丁目交差点に出て信号待ち。同交差点は都道315号・蔵前橋通りとの交点だ。「おかず横丁」のアーチ前、佐竹通り南口交差点、小島二丁目交差点を過ぎて1時間30分に元浅草一丁目交差点へ。

元浅草一丁目交差点は都道453号・春日通りとの交点で、この左右に以前やった駅ラリー(76回)で通過した新御徒町駅の出入り口がある。

そして、白鷗高校西交差点からさらに二つ交差点を過ぎ、1時間35分に東京メトロ稲荷町駅の上を通る稲荷町交差点を通過する。この交差点は都道463号・浅草通りとの交点となっていて、このまま右へ行けば上野駅前に出る。そして信号を五つ越える。

2時間14分に東上野五丁目交差点の角にある案内図を見て、残り500メートルほどであることを確認。この交差点ではかっぱ橋本通りとの交点となっていて、同通りは昭和通りの北上野一丁目交差点を始点に途中でかっぱ橋道具街を抜けて浅草寺と浅草神社近くの公園六区入口交差点まで続いている。

次の駒形中学校前で右へ少し曲がり、この先にある入谷交差点は直進では先を進めない警告と右はかっぱ橋道具街方面、左は昭和通り方面に進める案内標識が見える。そこから二つ目の信号がある歩道橋の手前で左右へ強制的に分かれる車線が見える。

その車線を横目に歩道橋を抜けると今回の終着点だ。

1時間46分、国道4号・昭和通り、都道319号・言問通りとの交点となる入谷交差点に到着。

さて、ここから最寄りの鉄道駅はというと、地下はこの交差点に出入口ある東京メトロ入谷駅だが、地上はJR鶯谷駅だ。しかし、この先の予定を考えるとJR上野駅へ行った方がよさそうだ。ここから10分程度で行ける。道のりは簡単だ。

まずは歩道橋を渡って昭和通りへ入る。首都高速の入谷出入口の横から上野まで1キロメートルの案内標識が見える。そのまま首都高速1号線に沿って進み、信号を二つ過ぎて5分に都道452号・神田白山線との交点である北上野交差点を右へ。

そして次の信号を左折して両大師橋歩道橋を過ぎてJR線の線路沿いを進む。両大師橋横にあるスロープ(25回)の横を通過し、区の循環バス停留所とその対向側に岩倉高等学校が見えてきたら、先に言った通り10分でいつでも空いている入谷口到着。

さて、電車に乗って移動しますか。

今回のルートはこちら。