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逃避の散歩 101.江東区5+2駅と江戸川区1駅ラリー

以前、江東区内の10駅を歩いたとき(94回)のゴール地点の向かい側、門前仲町駅4番口にいる。

この出入口をスタート地点にして、今回は江東区内にある駅で未通過の5駅を一気に通り抜ける。ルートは以下の通り。

JR越中島駅→JR潮見駅→東京メトロ辰巳駅→りんかい線東雲駅→新木場駅

ここから清澄通りを月島方面へ進む。大橋川を渡す黒船橋を過ぎ、そこから2つ目の信号で東京海洋大学えっちゅうじまキャンパスが左側に見えてくる。

この信号から先の横断歩道までは宿舎とグラウンド、その先が校舎だ。歩道橋を渡らずに左へ入ると越中島通りとなり、すぐに最初の駅の出入口が見えてくる。

6分経過、JR越中島駅1番口前を通過。

この駅の出入口前を初めて通ったとき、なぜかプロレスラーの越中詩郎を思い浮かべて頭の中で彼のテーマ曲が流れてしまった。くしくも彼はこの江東区出身で、愛称の一つが「エッチューさん」だ。何度も通っている今でもこの条件反射は続いている。

東京海洋大学の校門前を過ぎ、深川三中西交差点の先に「スポニチ」ことスポーツニッポン新聞社の社屋が見え、そこから2つ先の都立三商前交差点を過ぎて浜園橋を渡る。ここで15分経過。

さらに2つの交差点を越えて蛤橋を渡り、枝川一丁目交差点を左折。この交差点を右へ行くとゆりかもめの始発である豊洲駅(52回)がある。架け替え工事をしている白鷺橋を渡ると左の環状三号線からのかもめ橋と合流。ここで24分が過ぎ、人通りや車が少ない道へと進む。

そのまま横断歩道を渡って鷗橋の前を通り、正面奥に見える道へ。すぐに首都高速の出口が右側に見えてきたら、続けて首都高速9号深川線の高架下を通る三つ目通りと交わる交差点を通過する。人通りが少なく、静かな道はまだ続く。

倉庫が見える突き当りで右へ急カーブし、暁橋を渡る。橋を越えて最初の交差点である深川暁橋南交差点を左折すると、JR京葉線の高架が見えてくる。いったん高架下をくぐり、横断歩道を渡って東側から高架下を進む。最初の交差点でまた高架下をくぐって西側へ。駅の出入口が見えてきた。

40分経過、JR潮見駅西口前を通過。そのまま右側のロータリーを回って横断歩道を渡り左折、広い通りに出て右折し西へ直進。48分経過したところで三目通りに戻る。塩見グランド交差点を左折して南下、七枝橋を渡る。

52分経過、辰巳一丁目交差点で信号待ち。左側は辰巳の森海浜公園で、東京アクアティクスセンターが見える。信号が変わり、辰巳歩道橋を渡って都営辰巳1丁目アパートがある西側の歩道へ移動する。

アパートの南端にある辰巳団地歩道橋を越え、野球場と区立辰巳中学校の前を通過すると、辰巳の森緑道公園に出る。そのまま辰巳交差点の方まで進むと遊歩道が見え、その向かいに次の駅の出入口が見える。

1時間4分経過、東京メトロ辰巳駅2番口前を通過。辰巳交差点を右折し、首都高速湾岸線と並行する都道357号・湾岸道路に入り西へ進む。右側に辰巳水門を横目に見つつ新辰巳橋を渡り、都道304号・晴海通りと交わる東雲しののめ交差点で信号待ち。

信号が変わり、首都高速湾岸線の高架下を抜けるとりんかい線の線路が、そして少し左へ視線を向けると東雲駅の駅舎とホームが見える。それにしても、また信号待ちの時間が長い。

駅への信号が変わるとすぐに横断歩道を渡り、りんかい線の高架をくぐって南側に出て鉄鋼団地入口交差点前を左折。出入口の前に出る。

1時間17分経過、りんかい線東雲駅A口前を通過。

バスやタクシー用のロータリーと駅前公園が左側にある東雲駅出口交差点から新末広橋を渡る。この橋はさっき通過した新辰巳橋の南に位置し、そのさらに南側には東京湾臨海道路の東京ゲートブリッジが見える。

そして辰巳埠頭の前に沿った道を進む。

1時間26分経過、辰巳埠頭の出入口前を通過。ここは辰巳の森緑道公園がある辰巳交差点の南にある。車はひっきりなしに通るが、人通りは少ない。ここに限らず埠頭の近くは歩きやすく感じる。

1時間33分が経過したところで新曙橋を渡る。北側を見るとりんかい線とJR京葉線の線路が合流する様子が見える。ということは、この橋を越えれば次の駅はもう近い。

千石橋北交差点のを渡ってから左折して1時間42分経過、新木場駅出入口前を通過。これで今回の5駅は終了……といきたいところだが、ここから少し延長してみようと思う。

隣の江戸川区にある、葛西臨海公園駅に向かう。

駅の高架を抜けて、湾岸道路に出る。そして夢の島交差点を渡って夢の島緑道公園の前を右折し歩道を進む。この方法でないと、この先の荒川を越えることができないからだ。

思えば、電車で新木場駅を通過することは過去に何度もあったが、このあたりに来たのは初めてだ。首都高速の高架を隔てて右側に見えるJR京葉線の高架を見つつも長い直線が続き、途中で新江東清掃工場の前を通過する。

夢の島緑道公園の東端近くにある新木場交差点の横断歩道を渡ると長い坂になり、それを上りきった1時間57分経過、荒川河口橋を渡る。

この橋は実際に歩くとその長さに驚く。歩いてきた橋の中ではレインボーブリッジの次に長い。そして柵の低さがあってスリル感はこっちの方が上だ。北側は荒川と中川が合流する様子が見える。

橋を渡り終えて2時間4分経過、首都高速葛西ジャンクション下をくぐ抜けようとするところで江戸川区の案内標識が目に入る。そして、右奥には観覧車が。あの観覧車があるところの近くまで行かなければならない。

同ジャンクションの下をくぐり抜けてスロープを下り、再び湾岸道路沿いを進む。そして左側に水素ステーションが見える信号を越えたあたりで「臨海橋」と書かれた歩道橋が目に入る。その真下まで進み、左側にある螺旋階段を上り、JR京葉線の高架を抜ける。

橋を渡った先で観覧車がはっきりと見える葛西臨海公園の出入口前を左折して線路沿いへ。駐車場の前を進む。

昔、友人と夜中にこの公園へ来たことがあったけど、どんな園内だったかまったく記憶にない。かといって、いまや園内に行きたいとも思わない。ただこの歩いている間はこの先の駅に行くための道でしかない。

2時間19分経過、JR葛西臨海公園駅西口前に到着。背後に噴水があるのでトップ画像用に1枚。

今回はこれまで。

閑話休題。

帰りの電車で念のため歩き忘れていないかの確認をしたとき、歩き忘れていた駅があることに気付いた。確かに、この瞬間が訪れるまでは今回の5駅で江東区内の駅を歩き終えたと思っていた。甘かった。

通過していない駅はりんかい線の国際展示場駅と東京テレポート駅だ。忘れていた原因は、過去に何度も近くを歩いていて、既に書いていたと勘違いしていたのだ。どれだけボケてんだ。

というわけで、日を改めてこの2駅を通過するため晴海通り沿いの東京メトロ豊洲駅6a口にいる。りんかい線東雲駅スタートでもよかったが、それだとただの直線を歩くだけで面白みに欠ける。そこで、以前ゆりかもめの駅を歩いたとき(52回)に使ったこの駅にした。

事前にグーグルマップで検索すると5キロほどの道のりなので、信号待ち時間込みで1時間で終わらせたい。

さっそく歩き始める。晴海通りを東雲方面に向かってすぐ、1分と経たない所で都バスの豊洲駅前停留所の標識柱が見えるので、その右側にある路地へ入る。路地を抜けると豊洲五丁目公園が目の前に見える2車線道路に出るので、信号のない横断歩道を渡り左折。南下して豊洲五丁目交差点を右折。

次の信号で突き当り、区立豊洲西小学校と昭和大学高等豊洲病院の間の道を抜けて6分が経過。かつてこの辺りに火力発電所があった名残である東電堀に出る。

階段を下りて豊洲ぐるり公園ランニングコースへ。このコースは豊洲市場西側から日本橋へ行ったとき(75回)に公園の西端から晴海橋へ抜ける際に使っている。このコースに沿って東電堀を回ると、東側に東雲水門そして東雲運河を挟んで南側に有明アリーナが見える。

13分経過、豊洲六丁目公園の手前のスロープを上り、同公園から首都高速10号晴海線の下を通る有明通りを渡す木遣り橋で東雲運河を越える。そのまま有明アリーナと有明GYM-EX(有明展示場)の間を抜けて、首都高東雲ジャンクションを見上げながら湾岸道路の角乗り橋を渡る。

28分経過、角乗り橋南交差点の横断歩道を渡る。本当はこのまま湾岸道路を通り、ゆりかもめ有明駅の前を抜ける方が近いが、あえて起点に使用する以外で過去に通過した駅は通らない縛りを決めているので、東京臨海広域防災公園へ。

公園の外郭に沿うのではなく、途中にある西口から園内に入る。東京ビッグサイトの東展示棟が見える南口へ最短距離で抜けることでわずかにショートカットする。

そしてゆりかもめのときにも通過した東京ビッグサイト前交差点を渡って右折。最初の角を左折すると東京ビッグサイトへ進むやぐら橋が左側に見え、屋根付きの遊歩道がある「石と光の広場」に出る。ここから右折して北側に進むと駅が見えてきた。

44分経過、国際展示場駅前を通過。ここに来た時点でもう工程の半分以上は歩いている。

この駅の左側にコロシアムブリッジという、その名の通り有明コロシアムへ通じている歩道橋を見て、ルートの撮り方を間違えたことに気付く。東京オリンピック時に閉鎖状態だったので、この橋が通行できないと思い込んで今回のルートを考えた。

だが、現在は普通に通れる状態になっているので、有明コロシアムからここへ通れば大幅に時間短縮ができた。肩を落とす時間がもったいない。コロシアムブリッジの先にあるパナソニックセンター東京の前を通って右折し、税金を無駄遣いして作った聖火台があるシンボルプロムナード公園に入る。

かつて大塚家具のショールームだったTFTビルの前を通り過ぎ、陸橋のつどい橋を越える。思えば、この公園も初めて通る。この辺りに来ると、有明コロシアム側に出て豊洲市場かレインボーブリッジ方面へ歩いてしまう。

52分経過、夢の大橋を渡る。この橋も「なんか見たことある」と思うくらいにさまざまな映像作品のロケ地としておなじみだ。もちろん、この橋を渡るのは初めてだ。

しかし、豊洲駅からお台場海浜公園駅までゆりかもめの各駅を歩いた時にも思ったが、お台場は一時期に比べると人通りが少なくなってだいぶ静かになったなと思う。もちろん、いくつかの商業施設が閉鎖されるなどの原因があったにせよである。

59分、東京テレポート駅に到着。予定通りだ。

これで江東区内にある鉄道駅は本当にすべて歩き終えた。

今日は時間があるので、まずはこの横の歩道橋を渡ってお台場海浜公園駅下からバスに乗って品川まで行こうと思う。その先はまた考えるとしよう。