逃避の散歩 94.江東区10駅ラリー
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都営新宿線浜町駅A2口の前にいる。以前はこの億にある浜町公園前を左へ行ったA1口前を通過している(56回)。
今回はここから台東区に入って、区内にある都営新宿線と大江戸線、東京メトロ半蔵門線と東西線のいずれかが停まる計10駅を通過していこうと思う。その中で複数の路線が停まる駅があるが、それについては該当する駅で。
順番としては以下の通り。
森下駅→清澄白河駅→住吉駅→西大島駅→大島駅→東大島駅→南砂町→東陽町駅→木場駅→門前仲町駅
裏の隅田川へ抜けるため浜町公園に入る。正面入って右側にある中央区立総合スポーツセンターの入り口前右側の道を抜けると進行方向から見て左前に首都高速6号の高架が見えるので、その方向へ進む。横断歩道を渡り、短い上り坂を上ると橋に出る。新大橋だ。
ちなみに、この新大橋の下を通る隅田川テラスは以前通っている(20回)。そしてこの橋は映画やドラマのロケ地としても有名。自分が最近の作品で覚えているのは西川美和監督、役所広司主演の『すばらしき世界』。ワーナー・ブラザーズが出資した邦画としてはまともに面白かったな。
橋を渡るとようこそ江東区へ。
右へ曲がりながら坂を下り、交差点を2つ越え、3つ目の交差点の手前で最初の駅の出入口が目に入る。
9分経過、森下駅A2口前を通過。この駅は都営新宿線と大江戸線が停まる。
同出入口前にある交差点の横断歩道を渡ってA1口側の歩道に移り、A3口の前を通過して森下駅前交差点を右折、清澄通りを南下する。
ちなみにこの通りを逆側に行くと墨田区となり、都営大江戸線の隣駅である両国駅の前を通過、そこからさらに北へ進み、駒形橋の近くにある吾妻橋一丁目交差点がこの通りの起点となっている(64回)。
15分経過したところで信号待ち。交差点左の東側には「高橋のらくろード」という商店街がある。至る所に田河水泡の『のらくろ』の主人公である、のらくろの飾りがある(トップ画像参照)。その理由は気になったら検索を。
交差点右の西側は深川芭蕉通りといい、松尾芭蕉が住んでいたとされる辺りを通る万年橋通りと西で交差している。以前、南千住から北千住に行った際(59回)に荒川区と足立区で「ここが『おくのほそ道』の起点」と主張している場所の近くを通過したな。
信号が変わったので南下しよう。緩やかな上り坂となり、小名木川に架かる高橋を渡ると清澄三丁目交差点の手前で次の駅の出入口が左側に見える。
18分経過、清澄白河駅A2口前を通過。この駅は都営大江戸線と東京メトロ半蔵門線が停まる。そして清澄三丁目交差点を左折して清洲橋通りに入る。同駅のB1口とB2口前を通過していき、25分経過したところで白川三丁目交差点を通過。
この交差点を右に行くと、東京都現代美術館がある。あそこからJR神田駅まで歩いたな(37回)。その際に通過した清澄庭園はさっき通過した清澄三丁目交差点を南へ50メートルほど行った角から西へ100メートルほど進んだところにある。
その後、28分経過したところで大橋川に架かる扇橋を渡る。
34分経過したところで扇橋二丁目交差点を左折して四ツ目通りを北上。
36分経過したところで小名木川橋を渡り、信号を2つ越えて再び新大橋通りと合流する住吉二丁目交差点で右折。その角からすぐのところ右側に次の駅の出入口が見えてきた。
42分経過、住吉駅A4口前を通過。この駅は都営新宿線と東京メトロ半蔵門線が停まる。区内にある東京メトロ半蔵門線はここで最後になる。
このまま新大橋通りを東へ進む。そして左右を挟むような猿江公園と高等公会堂の前を通過して横十間川に架かる本村橋を渡る。
49分経過、鉄道の高架と思しきところを通過。何の路線か書かれていないのでよくわからないが、その下から見上げると複線を通せそうなほど幅が広いのに単線しか通っていないようだ。貨物用のもののような気がする。歩き終えて覚えていたら調べてみよう。
都営新宿線西大島駅A1口前を過ぎ、明治通りと交わる区民センター前交差点の横断歩道を渡って53分経過、同駅のA4口前を通過。この後ろにあるのは江東区民総合センターだ。
調べていないので詳しくはわからない大島緑道公園をつなぐ信号を越え、横断歩道が見えるあたりから緩やかな上り坂になる。そしてさらに信号を2つ越える。この大島緑道公園も後で調べよう。
1時間経過、大島五丁目の歩道橋のそばにある都営新宿線大島駅A1口前を通過。区内にある都営新宿線の駅はあと一つ。
A3口前を通り、丸八通りと交わる大島六丁目交差点とA5口を越え、そこからさらに3つ交差点を越えたところで右側に何かの高架みたいなコンクリートの壁があることに気付く。
更にもう少し進むと、鉄道の架線が見えてきたので都営新宿線の高架だと思うが、どうもピンとこない。実は、この辺りから同線に乗ったことがないものの、昔1度だけ千葉県にある終点の本八幡駅から乗った記憶がある。だが電車が地上に出た記憶がないのだ。まあ、単なる健忘症だ。
都道477号・番所橋通りと交わる大島八丁目交差点に差しかかると、その奥に区内の一番東側にあり、かつ都営新宿線最後の駅が見えてきた。
1時間11分経過、都営新宿線東大島駅前に到着。
幼いころのおぼろげな記憶だが、確かこの駅が終点だった時期があったのは覚えていて、少しずつ延伸していって現在の本八幡駅が終点になったと認識している。高架下に公衆トイレがあるのでしばしトイレ休憩。
用を足し、南側のバスターミナルから番所橋通りに出る。
1時間18分経過、番所橋を渡る。事前のルート検索で知ったことだが、この橋が小名木川東端の橋となり、その先は旧中川と合流する。
向こう岸に出たらすぐ右折して川沿いに建ち並ぶ都営東砂2丁目アパートの前を進んでいく。1時間24分経過したところで黄色い欄干が特徴の塩の道橋に差しかかると左側に公園の入り口が見えてくる。
橋と向かい合うように仙台堀川公園の入口がある。グーグルマップの検索結果だとこの公園の沿道を歩く指示が出るが、どうせ進む方向は同じなので公園の中を通り抜ける。
最初の交差点を越えると左側には整備工事中の親水施設があり、右側は桜の木が並んでいる。開花の時期は混みそうだ。3つ目の交差点で清洲橋通りに再び合流する。そして、この交差点からは沿道を進んでいく。というのも、目の前は釣り堀の跡地で道が塞がっているからだ。
仙台堀川公園を離れ1時間41分経過したところで、葛西橋通りと合流する。正面の商業施設をよく見ると、右側に道が通っているのがわかる。グーグルマップだと、ファミレスの左側から回り込むように指示が出るが、無視してもよさそうだ。
横断歩道を渡って目を付けた道に入り、レンガ舗装されたショッピングモール横の自由歩道を抜ける。
出口となるアーチを抜けてそのまま直進。南砂三丁目公園入口交差点の横断歩道を渡る。地盤沈下観測所がある野球場の横を通ると、南端の角に南砂町駅への案内板が目に入る。そのまま公園内に入り、案内に従って進むと出入口が見えてきた。
1時間48分経過、東京メトロ東西線南砂町駅2a口前を通過。そのまま奥の道に出て右折して同駅2b口前がある交差点の横断歩道を渡り、さっき大島六丁目交差点で横切った丸八通りを再び横切る。
渡った先は南砂町駅改良工事のために車道が封鎖されており、歩道だけが通されている。
この辺りも工事が終われば道路が整備されて様変わりするので、今しか見れない風景だ。この道を通り抜けて南砂町駅1番口の前を過ぎて都道10号・永代通りに出る。
永代通りはその名の通り、西には隅田川を渡す永代橋(20、75回など)がある。また、中央区内の駅を通過したとき(55回)には茅場町駅から日本橋駅まで通りの地下にある自由通路を通った。
少し進んだところで左側に「踏切あり」の案内標識が見える。そして1時間55分を経過したところで再び明治通りと交わる日曹橋交差点の横断歩道を渡った先で踏切が姿を現す。
単線の線路だから、さっき通った都営新宿線西大島駅手前の高架とつながっているのかな。考えていても先を進まないことには話にならないので踏切を渡って先を進む。
緩やかな下り坂になり、南砂住宅前を通過する手前で江東運転免許試験場への案内標識が見える。筆記試験を受けて初めて運転免許の交付を受けたのがここだった。ずいぶん昔の話なので、この辺りの風景を完全に忘れていた。
それから砂町二丁目、東陽四丁目交差点を過ぎたところで次の駅の出入口が見えてきた。
2時間3分経過、東京メトロ東西線東陽町駅4番口前を通過。そのまま5番口と1番口の前を通過していき、東陽町駅前交差点で四ツ目通りと合流する。ここが四ツ目通りの終点のようだ。
先を進み、交差点を渡るたびにふと気になることが出てくる。進行方向から見て左側、つまり南側は上り坂になっている。そういえば、江東区は海抜0メートル地帯のところが多いのは有名で、記憶が間違いなければこの辺りが一番低い地域だったと思う。
大横川に架かる沢海橋を渡ってすぐの沢海橋西詰交差点に次の駅の出入口が見える。
2時間12分経過、東京メトロ東西線木場駅1番口前を通過。残るはあと1駅。
実はこの辺りからは以前歩いたことがある地帯になる。以前も書いたが築地近辺で働いていたときに出勤前の散歩のコースとして、この辺りから木場公園や豊洲周辺を歩いた。
三ツ目通りと交わる木場五丁目交差点の横断歩道を渡り、同駅の3番口前と首都高速9号深川線の下を通る舟木橋跡を通過する。2時間18分経過したところで汐見橋を越えると少し右側に曲がる。
2時間21分経過、富岡八幡宮前を通過。江戸三大祭りの一つである深川祭はここの祭礼だ。
次の交差点を越えたところから屋根付きの商店街に入る。次の深川不動前交差点のそばに門前仲町駅1番口前が目に入ったがあえて通過し、門前仲町交差点に向かう。あえて通過した理由は、このあとすぐにわかる。
さらに進んだ門前仲町交差点で再び清澄通りと交わる。すぐ右に5番口があるが、ここもあえて通過する。
2時間26分、門前仲町駅3番口前に到着。この駅は東京メトロ東西線と都営大江戸線が停まる。この交差点にある3、4、5番口からでないと、都営大江戸線に乗れない。
これから、この3番口から入って東西線に乗る。目的地の駅への途中連絡駅で乗り換えやすい車両寄りの改札口に行けるからだ。
江東区はまだ出ていない駅をあと5つ残している。大雑把に言うと、今回の東西線より南側、豊洲駅より東側のエリアだ。これらは後日の楽しみに。