逃避の散歩 155.山手通り(その2)
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小田急線代々木八幡駅西口から徒歩0分。山手通りの八幡橋前にある横断歩道へ戻ってきた。
八幡橋を渡るとすぐ下りになり、都道413号・井の頭通りとの交点となる富ヶ谷交差点に出る。ここはいま歩いている西側だけしか歩行者用の横断歩道がなく今は赤信号。いつも信号待ちの時間が長いので、躊躇することなくロの字型の歩道橋を渡って通過する。
交差点越えるとすぐに上り坂が待っている。富ヶ谷交差点停留所、ハチ公バス富ヶ谷二丁目停留所、首都高速富ヶ谷出口の上にある富ヶ谷二丁目交差点、首都高速富ヶ谷料金所、この道で三つ目のエレベーター付き歩道橋となる神谷歩道橋を越えた9分に東大裏交差点(8回)で信号待ち。
この丁字路交差点は渋谷から下北沢まで歩くときにいつも通る。道が広くていつも人通りが少ないのは長所だが、信号待ち時間が長いのは難点だ。
横断歩道を渡ると左へカーブし、最初の排気塔のあたりでハチ公バス東大裏停留所を過ぎ、信号を一つ越えると渋目陸橋を横目に進む。東大前停留所を経て15分に陸橋下にある松濤二丁目交差点(17回)で信号待ちになる。この交差点を越えると東と西に道が分かれる。
陸橋沿いから外れる東の分岐を進むと駅ラリー(111回)で井の頭線神泉駅から恵比寿駅へ向かうときに使った旧山手通りになる。西側の歩道を歩いていたのはこの分岐の右側になる本線をそのまま進めるからだ。陸橋に沿って勾配のある坂を下ると同時に目黒区へ。19分に松見坂交差点を通過する。
22分に国道246号・玉川通りを通す大坂橋の下を抜ける。途中で玉川通りの二子玉川方面連絡車線が左側にあり、抜けた先には菅刈陸橋が見えている。同陸橋に沿っていくと、左へ大きくカーブするあたりで玉川通りからの道と合流する五差路(トップ画像参照)に出る。
2度の信号待ちで横断歩道を渡り、カーブが28分に目黒川(36回)の目黒橋を通過するとその先で陸橋の車線が合流する。その辺りで菅刈小学校停留所の前を過ぎる。ここからは東急バスの路線となる。
東山一丁目停留所のそばにある野沢通りとの交点である青葉台一丁目交差点を過ぎたところから人通りが増える。ここから東急東横線中目黒駅のあたりまでは人で混雑する上に信号で足止めを食う区間になるため、普段は中目黒駅へ向かうときにはこの辺りをなるべく避けて歩くようにしている。
信号一つ挟んだ先の東山一丁目交差点から、さらに信号を二つ越えたところで東急東横線の高架が見えてくる。そして38分に同中目黒駅西口前(38回)を通過して南側にある中目黒駅停留所のあたりで中央の4車線が下に潜る立体交差になる。
続けて正覚寺前停留所を経て、40分に都道416号・駒沢通りとの交点である中目黒立体交差交差点で信号待ちとなる。この交差点を進行側から見て右側の坂を上ると目黒区役所(129回)、左の坂を上ると旧山手通りと合流する槍ヶ崎交差点がある。
横断歩道を渡り、立体交差の車線が合流する正覚寺正門前と目黒川船入場前から歩道橋を一つ越えて東京共済病院前停留所、さらに信号を二つ越えて目黒警察署前停留所と目黒警察署交差点、そして目黒清掃工場入口交差点を通過していく。
蛇足だが、目黒清掃工場入口交差点を左折して目黒川の中里橋を渡り、航空自衛隊目黒基地の前を通る新茶屋坂を上ってさらに直進すると、恵比寿ガーデンプレイスに出る。
田道小学校前停留所、田道交差点、大鳥神社前停留所を過ぎて54分に都道312号・目黒通りとの交点である大鳥神社交差点で信号待ちとなる。この交差点を左折し、意外と勾配のあるのが歩くとわかる権之助坂を上っていくと目黒駅(26、108回)がある。
横断歩道を渡り、大鳥神社を過ぎる。羅漢寺交差点から左へカーブするところで不動尊参道停留所、カーブを抜けて目黒不動交差点と山手トンネル五反田出口のあたりで案内標識はないが品川区に入る。
そしてかむろ坂下交差点を過ぎるところで東急目黒線(26回)の線路が見えてくる。かむろ坂下交差点の右手にあるかむろ坂を上った、二つ目のかむろ坂上交差点は23区役所巡り(129回)で品川区役所から目黒区役所へ向かう途中で通過した。
不動前駅入口停留所から1時間3分に東急目黒線の不動駅前高架下を通過。このまま右へ線路沿いに歩けばすぐその駅がある。山手トンネル五反田入口前を過ぎた1時間6分に、首都高速2号目黒線の下にある都道418号・北品川四谷線が合流する大崎郵便局前交差点の横断歩道を渡る。
大崎郵便局停留所から信号を一つ挟み、1時間10分に国道1号・桜田通りとの交点である西五反田1丁目交差点、そして1時間12分に都道317号・環状六号線との交点である大崎広小路交差点で信号待ちになる。両交差点の東側に五反田駅(81回)がある。
1時間13分に東急池上線の高架をくぐり、同大崎広小路駅と大崎広小路停留所を通過。そして大崎警察署と大崎警察署前停留所を過ぎた1時間16分に大崎陸橋の前で信号待ち。実はこの陸橋を渡るのが初めてだ。
以前、区内11駅ラリー(82回)で五反田駅から大崎駅に向かったときは、この陸橋の下を抜けて大崎駅西口に向かっている。少し左へ曲がりつつ、JR線の線路の上を抜けるところで大きく右カーブし、1時間16分に自由通路から大崎駅東口を通過。
思い返すと、今までたった1回だけこの駅で下車したことがあり、北改札口からこの東口へ抜けたのだけは覚えている。逆に、この駅から乗車したことはまだない。北改札口への通路と大崎ニューシティへの連絡歩道橋の前を通り、前方の階段を下りて地上に出る。
陸橋の車線と合流する所までまだ下り坂になっていて、最初の信号で合流。そして手前に大崎駅停留所がある大崎駅前交番前交差点の辺りで坂下になり、次の信号で左へ大きく曲がり、直線になったところでさらに二つ信号を過ぎるとまた左へ曲がる。
居木橋停留所を過ぎて1時間23分、目黒川に架かる居木橋交差点を渡ると右へ大きくカーブしながら下りになり、山手線、横須賀線、東海道新幹線の3線を渡すJR線目黒道ガード(目黒道架道橋)を抜ける。
第一三共前停留所からまた左へカーブしつつ三嶽歩道橋を通り、東海道線と京浜急行線を渡すもう一つのJR線目黒道ガードを通り抜けると、今度は左から右へ急カーブして坂上の子供の森公園交差点を渡り、新馬場駅前停留所を過ぎる。
1時間37分、区内11駅ラリー(83回)以来久々の国道15号・第一京浜との交点である北品川二丁目交差点に出る。横断歩道を渡り、京急本線新馬場駅の高架下を通る。左へカーブし、品川図書館前交差点で上りの傾斜となり、次の東海道北品川交差点で頂点になる。
同交差点の横断歩道を渡ると下りになり、残りあとわずかの所で通り過ぎる北品川二丁目停留所から都営バスの路線に変わる。坂下の聖蹟公園交差点を過ぎたところで対向車線にある山手通り最後の停留所の天王洲橋停留所前のあたりで終点が見えてきた。
1時間43分、都道316号・旧海岸通りとの交点である終点の新東海橋交差点に到着。さらにこの先の新東海橋を渡って海岸通りを進むと東京モノレールとりんかい線の駅がある天王洲アイル交差点(36回)がある。
参考だが合計3時間26分かかった。
さて、あの人混みは嫌いだが交通の便がいいので品川駅に向かおうと思う。行き方はここから湾岸道路を北へ進んで天王洲橋を渡り、そこから二つ目の交差点を左折。ニコン本社前の歩道橋がある信号を右折して直進するだけ。15分で到着する。
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