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約11億円の資金調達と、日本テレビ、KADOKAWA、講談社、ポプラ社等との提携を発表しました

進めていたファイナンス(資本業務提携)が無事に完了しましたので、プレスリリースを行いました。

今回のラウンドでは、既存株主であるSIG Asia Investment, LLLP(Susquehanna International Group(SIG)の関連会社)に加え、新たに、日本テレビ放送網、KADOKAWA、講談社、ポプラ社、Spotlight(日本テレビと博報堂グループ企業による共同出資会社)の各社に出資いただきました。調達金額の大きさ以上に、日本を代表する事業会社である各社との提携が実現し、「最強の布陣」が組めたことをとても嬉しく思います。

■絵本児童書のプラットフォーム開発に投資

前回の絵本ナビ創業20周年エントリーでは、『次の20年のエコシステムを創るプラットフォームに』という想いを書きました(下記ご参照)。今回のファイナンス(資本業務提携)は、まさに『ビジョンに共感していただける皆さんと力を合わせて、絵本児童書のプラットフォームとして絵本ナビを一層発展させていきたい』を実現するための座組です。

次の20年のエコシステムを創るプラットフォームに
絵本児童書市場が堅調とは言っても、日本の絵本作品の素晴らしさ、ポテンシャルからすれば、もっともっと市場が拡大してよいですし、もっともっと素晴らしい作品が生まれてくるようにエコシステムを発展させられたらと私は考えます。

「絵本は紙の本を親の膝の上で読んでもらうのが最高の体験」であると考えていますが、それが全てというわけではありません。
・子どもが出逢う本が大幅に増える
・本好きの割合が大幅に増える
・日本発で世界に作品が拡がっていく
・絵本児童書を起点としたビジネスが拡大し、
著者含め関係者が経済的に潤い発展する
・・・こんな未来にしていきたいと考えています。

そして、ここからの20年でそんな未来を実現できるように、ビジョンに共感していただける皆さんと力を合わせて、絵本児童書のプラットフォームとして絵本ナビを一層発展させていきたいと考えています。

絵本ナビ創業20周年(日本の絵本児童書市場はどう推移したのか)|カナガキノート

絵本ナビは、絵本・児童書ジャンルの情報メディア、Eコマース、デジタルコンテンツ配信のプラットフォームとして、子育て層ユーザーを中心に年間約2,000万人の利用者があります。
今回の資金調達と提携により、このプラットフォームのサービス機能開発に投資し、またサイトの中立性を保ちながら大手出版社各社との提携によってコンテンツの大幅拡充を図り、さらに日本テレビとの提携によって映像化や絵本制作を含めた様々な取組を行うことで、より多くの利用者により深く絵本児童書の魅力と楽しさをお届けし、日本と世界の絵本児童書市場の拡大に貢献していきます。

■⽉額サブスクアプリサービスを中⼼に事業規模を拡⼤〜絵本児童書のNETFLIXを創る〜

絵本ナビプレミアム(キッズビュー)

今後は、メディア・Eコマースの既存事業に加え、以下のコンテンツ配信事業を中心に事業規模を拡大していきます。

(1)アプリで絵本・児童書・学習まんが等が読める月額サブスク『絵本ナビプレミアム』

(2)英語の絵本を楽しみながら音声AIで発音練習できる英語学習アプリ『絵本ナビえいご』

また、これらのサービスでの配信を前提としたデジタルでの絵本制作(絵本ナビオリジナルレーベル)を予定し、既存作品も含めて、海外展開の取組を進めていきます。

成長の柱となる『絵本ナビプレミアム』は、いわば「絵本児童書のNETFLIX」です。月額制で絵本や児童書が読み放題になるプラットフォームで、タブレットひとつでたくさんの絵本や児童書や動画や学習まんがなどを好きなだけ読める、まさに、
・子どもが出逢う本が大幅に増える
・本好きの割合が大幅に増える
これを実現することができるサービスであると考えています。

■共に次の20年の未来を創る仲間を募集します

さて、絵本ナビとしては、今回の資金調達と提携は、ホップ・ステップ・ジャンプ、の「ステップ」まで来た、というイメージで捉えています。
ここから、人材、システム、コンテンツ、マーケティングに投資して事業を拡大し、次なる「ジャンプ」に向けて着々と進めていきます。
そして、日本と世界の絵本と児童書の市場を拡げていく、次の20年の未来を創ることに、ともに頑張ってくれる仲間を募ります。
一緒にやりましょう!


https://www.youtube.com/watch?v=s1wjJCHWJwc

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