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自由なことができる時代、だけど不自由な理由。

本屋に行くと、起業や「自分らしく」といった本が乱立している。

読書家さんほど、強く影響を受けているだろう。

マジメさんほど、本に書かれてあるとおりに実行する。すると…

反発の嵐。怪訝な目で見られるくらいのソフトな反発から、「そんな風だとやっていけないよ」的なハードな反発まで、数えきれない“冷ややかな目”を浴びる。

自由なことができる時代、だけど不自由な理由。

それは、周りを見渡すと読書家さんは少数派で、本のとおりに実行するマジメさんは圧倒的少数派だから。

多数決の世界では、たくさんいる方が「正解」とされてしまう。

少数派は「不正解」のレッテルを貼られる。

本で推奨される行動と、周囲の人が期待する行動は、「正解」が真逆。

だからマジメさんほど、ダブルバインド(2つの相反する指示命令に板ばさみになる)に苦しむ。

そこを突き抜ければ、起業家の仲間入りかもしれないが、たどり着く前に挫折する人がほとんど。

読書家さん、成功本は「正解」とは限らないこと、頭の片隅に置いておいてね。

マジメさん、やってみて違和感があるなら、もちろん違和感が自然になるまでやってもいい。

だけど違和感に耐えられないようなら、サラッと捨てて、日常に戻ればいい。

心のバランスを大切にね。

周囲の目にがんじがらめになって、窒息しそうなときは、「不自由の中の自由」を思い出そう。

「自由」から適度に逃げながら、「不自由」の中での「自由」を生きる。

ホンモノの自由が手に入るまで、逃げながらだっていいじゃないか。進もう。


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