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2017年4月の記事一覧
教科書を開けない君へ
教科書を開けない君へ学校は私にとって牢獄そのものだった。
小中高と私立の一貫校に通っていた私は学年最下位の劣等生として過ごした。
6歳当時、一見利発そうに見えていた私をうっかり入学させた母校にも同情を禁じ得ない。
幼稚園まではわりとしっかり者だったはずなのに、小学校に入学した私は何故だか、授業中に教科書を開けなくて、筆箱も家に忘れてきて、宿題なんてたった一度も出せない落ちこぼれだった。机の中はぐし
勝負するべき場所の見つけ方
自分の本当にやりたいことってなんだろう、何で勝負すべきなんだろう。
時間は有限だから、自分が得意で且つ需要があるものを早めに見つけ出さなければならない。
でもそんなものどこにあるんだろう。どうやって見つけるんだろう。
「どう生きるべきか」というテーマは、社会にでてからもずっとずっと悩み続けることです。
私自身も絶えず悩んでいることではあるのですが、最近はやるべきこととやらなくていいことの判
写真を撮ること、おしゃべりすること。
また犬の話をします。たぶん犬じゃないところに行きつく話です。
愛息ぺだる(ひらがな表記です、念のため)がわが家にやってきてから半年あまり。いまだから言えますが、家族になって3か月ほど過ぎたころから、自分のなかで危惧していたことがありました。
撮影する写真の枚数が、あきらかに減っていったんですね。
家にやってきてからしばらくは、まるでアイドル撮影会のように毎日パシャパシャ写真を撮って、ぺだる用
あえて忘れるしかけをつくる
誰にも習うことなく独学で文章を書き始めた私は、一般的でない手法をとっていることがあるようで、話していると時々驚かれることがあります。
そんなマイルールのひとつが、取材のときは録音しないということ。
話しながら手元のメモに文字通り "書き散らし"たものから重要だと思うポイントを拾って、記事に仕上げています。
はじめは録音していたものの、録音を聞きながら書き起こすのはあまりに手間がかかりすぎるこ
共感せずに、理解をしよう。
「自分が理解できたことだけを書こう」
若いライターさんに、よくアドバイスする言葉です。誰かに取材をして、いろんな追加資料を読みあさって、ああでもないこうでもないと考えつくし、いよいよ原稿を書きはじめる。このとき書いていいのは「その人から聞いたこと」ではなく、「自分が理解できたこと」だけなんですね。
理由はおおきくふたつあります。
第一の理由は、「自分が理解できていないことを誰かに伝えるなんて