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百年構想クラブに認定 コバルトーレ女川 Jリーグ参入へ弾み

 女川町をホームタウンに活動する東北社会人サッカーリーグ1部所属の「コバルトーレ女川」は、2月28日に開かれた公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)理事会で「Jリーグ百年構想クラブ」に認定された。認定はJリーグ参入条件の一つ。保有するとJ3入会に向けてリーグのサポートが得られる。

 コバルトーレが昨年11月に申請した百年構想は、JリーグがJ3参加を目指すクラブを認定する制度。取得するためにはクラブに関する書類審査、ヒアリング調査などを経てJリーグ理事会で審議される。今回、新たに認定された4チームを加えた全国14クラブが保有。東北地方ではコバルトーレのほか、ラインメール青森FC(JFL)が持つ。

今年からホームスタジアムとして使う女川スタジアム

 また、JFL昇格チームを決める全国地域サッカーチャンピオンズリーグの出場も優遇され、地域最上位リーグで2位となった場合でも、輪番枠より優先して1回に限り、出場機会が与えられる。

 チームを運営する(株)コバルトーレの近江弘一社長は「これまで支援いただいた皆さんの力添えがあって得られた認定。小さな地域からJリーグ参入に向けて、先駆けとなるクラブを目指していく」と話した。【石森洋史】


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