小松さん銀幕でも変身 映画・仮面ライダー 観客「石巻の誇り」
石巻市出身の俳優小松準弥さん（27）が出演している映画「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」（柴崎貴行監督）が17日に全国公開され、イオンシネマ石巻では4回の上映で約100人が鑑賞。入江悠人総支配人は「初日としては寂しい数字ではないが、これからに期待」と手ごたえを口にした。
小松さんは、小さい頃の夢がかなって、放送中のドラマ「仮面ライダーリバイス」（ミヤギテレビ、日曜午前9時）にレギュラー出演。悪と戦う特務機関フェニックスの隊員門田ヒロミ役を務めている。
今回、同じ役で2作目の映画出演。過去の50年と未来の50年が交錯する物語で、藤岡弘、さんが演じていた仮面ライダー1号には、藤岡さんの長男、藤岡真威人さんがふんして話題になった。
感動して泣いてしまったという石巻市内の大学生、柴田大輝さん（19）は「やっぱりヒーローはかっこいい」と興奮さめやらぬ様子。小松さんについては「石巻出身の人が本当に〝仮面ライダー〟に出ていると思うとすごい」。会社員の男性（25）も小松さんの出演は「石巻の人間として誇りに思う」と話していた。
なお、映画の公開を記念して17日から来年1月10日まで、石ノ森萬画館3階の展望喫茶ブルーゾーンで連動メニューを展開。「一気にいくぜ！レックスバイデザートセット」（880円）、「技の1号！ベジオムライス」（950円）を提供する。いずれも数量限定。
また、イオンシネマ石巻と同館を相互に利用した人には限定ノベルティがプレゼントされる。両会場受付で半券を提示、同館の年間パスポートも可。
【本庄雅之】
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