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【第62回石日旗少年野球】 決勝は広渕対石巻BBC

 「第62回石日旗争奪少年野球大会」(石巻日日新聞社主催)は18日、矢本運動公園で準決勝2試合を行った。広渕クラブ―前谷地小笠松クラブ、石巻ベースボールクラブ―赤井ビクトリーが対戦し、広渕と石巻BBCが決勝に進出した。決勝戦は25―29日のいずれかに石巻市民球場のナイターで行う。

 広渕と前谷地の準決勝は、広渕が初回に前谷地バッテリーのミスなどにより2点を先制。二回2死二塁の好機では、1番田村悠真選手(6年)が左中間を破る一打を放った。50メートル7.6秒と快足が持ち味の田村選手は一気にダイヤモンドを一周。結果的に本塁打となり2点を加えた。

 広渕の先発はスリークォーターの鈴木泰生投手(6年)。三回に2点を献上したが、終始低めを意識した高い制球力で、前谷地の強力打線を抑え、完投した。

 田村選手は「とにかく走者をかえすことに集中したが〝行けそう〟と思ったので全速力で本塁を目指した」、鈴木投手は「先制されないように、コースを意識して投げることに集中した。勝てて良かった」と話した。

 一方、石巻BBCと赤井の準決勝は、序盤の二回まで1―1と互角の展開だったが、三回に石巻が4番前村璃央選手(5年)らの適時打で2点勝ち越し。続く四回には、1死二、三塁で2番鈴木瑛斗選手(6年)が右翼越えの特大打で一気に本塁まで駆け抜けた。続く3番日野旭陽選手(6年)もソロ本塁打を放ち、この2本が試合を決定付けた。

 鈴木選手は「赤井のライバル投手たちに打ち勝ててうれしい」、日野選手は「このままの勢いで勝ち進みたい」とそれぞれ語っていた。【山口紘史】


一、二回戦、準々決勝
「頑張れ私」仲間と共に 女子選手奮闘

 「第62回石日旗争奪少年野球大会」は16―17日、東松島市の矢本運動公園で、一、二回戦と準々決勝の計18試合を行った。準決勝には赤井ビクトリー、石巻ベースボールクラブ、広渕クラブ、前谷地小笠松クラブの4チームが進んだ。

 石日旗2日目は同公園内の3会場で熱戦を繰り広げ、保護者やチームメイトの声援が響く中、選手たちは懸命に白球を追い、攻撃では力強いスイングで好機を作り出した。

 主将や先発投手としてチームをけん引するなど女子児童の活躍も目立った。初戦の本塁打で勝利に貢献した前谷地小笠松クラブの渡邊あいらさん(前谷地小6年)は「みんながしっかり打っていたから私も頑張ろうと思った。6年生なので後輩の手本になるプレーをしたい」と話していた。
【泉野帆薫】

 初日と2日目の結果は次の通り。





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