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野球教室で未来の選手育成 東松島と楽天が協定 奥松島球場の銘板除幕

 東松島市と㈱楽天野球団は15日、奥松島運動公園野球場でスポーツ交流等に関するパートナー協定の調印式を開いた。同球団主催の野球教室など各種交流イベントを通じて連携を深め、スポーツ振興を図っていく。協定を記念して同野球場の愛称を「楽天イーグルス奥松島球場」とし、銘板も除幕した。

 調印式では、楽天野球団の立花陽三社長と渥美巖市長が調印書に署名。東北楽天ゴールデンイーグルスが震災の風化防止で今年6月に実施した「がんばろう東北シリーズ」で、田中将大投手が着用した東松島市の自治体名入りキャップが贈られた。

楽天協定締結式 (1)

奥松島球場の銘板除幕を行った

 渥美市長は「震災後は田中投手らが大曲小を訪れ、市民に感動を与えてくれた。3年前の本市追悼式には立花社長にも献花をいただいた。選手やチアなどと交流をいただければファンも増える」と語った。

note用楽天協定締結式 (2)

 立花社長は「日本一を取るチャンスは残されており、優勝報告ができるように頑張りたい。球場も素晴らしい施設であり、球団のスクールを役立て、将来の選手育成も図りたい」と述べた。

 その後、球場一塁側観覧席に設置された銘板を除幕。球団マスコットのクラッチを交えて記念撮影した。協定により、今後はシーズン報告会の会場に東松島市が含まれ、球団所有のビジョンカーなどを使ったパブリックビューイングも行っていく。【横井康彦】


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