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石巻日日新聞

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石巻市・東松島市・女川町の話題を掲載している夕刊紙「石巻日日新聞」のnote版マガジンです。とっておきの地域情報と過去記事などのアーカイブ。無料と有料記事があります。ぜひぜひフォ…
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2020年3月の記事一覧

仮設商店街は全て閉鎖 雄勝、牡鹿も役目完了 新施設入居など道歩む

 東日本大震災後に石巻市内に設置された仮設商店街の「おがつ店こ屋街」=同市雄勝町=が30日、「おしかのれん街」=同市鮎川浜=は31日にそれぞれ閉鎖された。これによって市内に建てられた仮設商店街は全て役目を完了。入店していた店舗は、新しく整備された施設や他地域移転のほか、閉店を決断する店主もおり、あすからそれぞれの道を歩み出す。【渡邊裕紀】

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宮戸・あおみなの食堂に幕 観光地も食事場所少なく 公社が代替え出店計画

 東松島市の宮戸地区復興多目的施設あおみな内にある「宮戸つばめ食堂」が29日、閉店した。観光客が足を運ぶ同地区には食事場所が少ないため、施設を指定管理する奥松島公社が食堂を出店することにしている。【熊谷利勝】

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記録的暖冬でもう開花 石巻市 日和山公園 見ごろ来週末以降か

 観測史上に残る暖冬を終え、31日の石巻地方は朝から春らしい陽気に包まれた。そうした中、石巻市の花見の名所である日和山公園=同市日和が丘=でも例年より10日以上早くソメイヨシノが開花した。比較的早く咲いた昨年よりも1週間以上早い。市では新型コロナウイルスの感染拡大防止対策で、今年は日和山公園での夜間のライトアップを行わないことを決めている。

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学び生かし特産品紹介 石巻専修大李ゼミ 町田市でカキ小屋出店

 石巻専修大学経営学部の李東勲ゼミは先日、東京都町田市にある複合施設「ぽっぽ町田」で3日間にわたってカキ小屋を出店した。ゼミ生13人が調理班や物販班などに分かれ、授業で学んだマーケティングの知識を生かしながら自慢の石巻産カキの〝味力〟を発信した。【近江瞬】

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県設置認可 石巻地方初 東松島に日本ウェルネス宮城高校 開校へ

 東松島市小野地区の旧鳴瀬未来中学校校舎を活用して開校を目指していた全日制「日本ウェルネス宮城高校」への県の設置認可が26日に下り、4月1日に開校することが決まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で授業開始時期は未定だが、少なくとも5月上旬以降となる見通し。

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子どもと共に学ぶ 「ネットとの共生」 ⑤提言

 日常生活や教育分野に浸透してきたデジタル端末。小学生に将来の夢を問えば「ユーチューバー」と答える時代である。ネットと子どもの距離は、大人の想像以上に近くなっている。それ自体は悪いことではなく、ネットやデジタル、情報分野への知識は今後、不可欠となるビジネススキルであり、若いうちから身に付けることで子どもたちの職業選択範囲も広がる。重要なのは、使い方。スキルを学ぶ過程が大切だ。 全5回連載(5/5)

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作業員1人内部被ばく 東北電・身体に影響なし 2号機の定期点検中

 東北電力は27日、女川原子力発電所2号機の原子炉建屋で点検作業をしていた協力企業の50代男性作業員が、体内に放射性物質コバルト60を取り込んだ、と発表した。内部被ばく量は0・05㍉シーベルトで、身体に与える影響はないという。【横井康彦】

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プログラミング教育必修化 「ネットとの共生」 ④展望

 令和2年度から全国の小学校において「プログラミング教育」の授業が必修科目となる。プログラミング体験を通じて、コンピューターに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を高めることを目的に、文部科学省が10年ぶりに学習指導要領を改訂した。これまで家庭に委ねてきた側面のある情報教育。必修化されることで、デジタル分野への知識を深める場だけでなく、適正利用を指導する機会になることが理想だろう。 全5回連載(4/5)

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入院患者への面会禁止 きょう(3月27日)から石巻赤十字病院 マスク未着用は入館不可

 県内で2例目となる新型コロナウイルス感染症患者が確認されたことを受け、石巻赤十字病院は27日から、感染拡大防止対策として入院患者への面会を禁止し、さらにマスクを着用していない人などに対する入館制限を始めた。【近江 瞬】

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新型コロナ 感染患者 県内2例目で情報共有 石巻・自粛対応30日協議

 県は26日、七ヶ浜町で県内2例目となる新型コロナウイルス感染症患者が発生したと発表した。これを受けて石巻市は27日、対策本部会議で情報共有した。【熊谷利勝】

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適正利用へ行政、学校、家庭連携 「スマホとの共生」 ③対応

 個人でデジタル端末を持つ中高生と、家庭の端末を使う小学生では、それぞれ指導内容が異なる。個人保有ほど使用頻度が高く、ネットの脅威にさらされる確率が高まる。そのため、石巻署生活安全課などでは、中高生向け出前講座を展開。SNS上での誹謗(ひぼう)中傷やなりすまし、性犯罪被害など実例を交え、「ネットの何が危険なのか」を指導している。一方、小中学校では適正利用の軸となるルールを定め、依存防止の基礎を固めているところだ。

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五輪延期 リレーも中止 地元ランナー落胆と理解

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で今夏の東京五輪が1年程度延期されることが決まり、26日に福島県で始まる予定だった聖火リレーも中止になった。聖火リレーは改めて日程調整をして実施する方向で、大会組織委員会は現在決定している聖火ランナーは優先的に走行してもらえるよう検討する考え。東日本大震災からの復興を発信する機会として、6月に石巻地方を走ることが決まっていた聖火ランナーからは、戸惑いや落胆とともに一定の理解を示す意見もあった。【山口紘史】

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子どもに近づく悪意 「ネットとの共生」②現状

 中高生に普及したスマートフォンや携帯電話は、料金面でも学生割引などが適用されて手にしやすい環境になっている。若年利用者が増えたことで、ネット内には子ども向け動画やアプリゲームも増加。いつでもどこでも楽しめる性質上、夢中になり過ぎて「スマホ・ネット依存」につながり、学力向上や社会性を育む上で支障が出るケースも少なくない。 全5回連載(2/5)

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便利の陰に潜むリスク 「ネットとの共生」 ①課題

 皆さんの家庭に携帯電話がやってきたのは、いつ頃だったのか。我が家は、およそ20年前。外出先でも仕事の連絡を取れるように父親が購入した。全5回連載(1/5)

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