村上春樹「風の歌を聴け」

昔の読書記録ノートの紹介。

村上春樹「風の歌を聴け」

これは、村上春樹のデビュー作。

今いち内容にまとまりがない。

話自体は面白いんだけど、どんな話だったかと聞かれると答えにつまってしまう。

しいて言うなら、主人公の僕が4本指の少女と出会って別れるまでの物語ってとこだろう。

でも、春樹の文ってどこか人をひきつけるところがあると思う。

(過去の読書記録ノートより)


この本を読んだのは、2010年10月25日〜2010年10月31日。

私の村上作品との出会いはエッセーだったので、小説を読んだのはいくつもエッセーを読んだあと。

「風の歌を聴け」を読んだ頃は、まだ村上ワールドに足を踏み入れたばかりでいまいち理解が追いつかなかったのだと思う。

でも、これ以降はエッセーだけでなく小説も次々読み始めたので、世界観はよくわからないながらもどんどんハマっていったのだろう。

初めて読んだときは理解が及ばなかったものほど再読の価値があると思うので、これは絶対に読み返してみよう。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?