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最近読み聞かせした絵本たち。

娘が0歳の時から絵本を読み聞かせしていました。

興味がなかったらすぐやめるつもりが、

初めて読んだ時から、いつもしっかりときいてくれました。


この子は物語が好きなんだな、というのは早くからわかりました。


赤ちゃんの時から4歳向けの絵本を読んでも、

最後までじいっと聞いてくれて、

え。。。まだ読んで欲しいんだろうか。。。と

果てなく続き、1日に15冊〜20冊ほどの絵本を

読み聞かせていた時もあります。


お金が許す限り、絵本は出来るだけ買っています。

7歳になった今でも絵本の読み聞かせはやっていますが、

娘の毎日の宿題の音読の内容量の方が絵本より増えてしまい、

もうそろそろ絵本は卒業かな。。。とも感じるのです。


けれど、娘もわたしも絵本が好きだし、

何より大人のわたしでもささくれだった心が優しい気持ちになれるので

もう少し読み聞かせはしたい。。。とも思ってしまいます。


今日は最近読み聞かせした絵本をシェアします。



がまくんとかえるくんで有名なアーノルドローベルの絵本。

色による作用、例えば赤は怒りっぽいとか、青は憂鬱とか

子供は早くから感じ取れるんですね。

この本をみると、色が人の精神性や行動に大きく作用することが

改めてよくわかります。




膨大な世界の人々が登場します。

古さを感じる本ですが、人種、民族、宗教などの違いや

多様性を教えるにはいい手引き絵本かと思います。

死は平等にやってくる、というのはいいメッセージですねl

ただ日本の描かれ方が微妙。。。

日本の代表的な遊びが「指相撲」って‼️🤣ちゃうやろ‼️



子供に古き良き日本の日常や四季織を教えたくてBOOKOFFにて購入。

丁寧な絵柄で描かれていて作者の誠実さが伝わり好感を持ちました。

絵本に登場するさちこさん、という着物を着こなす老婦人が

甘味処であんみつ食べながら文庫本を読んでるくだりが素敵です。

さちこさんみたいになりたい‼️

私も知らなかった習慣もあったりで、子供と楽しめました。

こちらのシリーズは他にも集めたいです。



絵が素晴らしいです。

皮を剥がされる竜が痛そうで痛そうで。

長い言葉はいらないくらい、絵の力でみせている。

賢治の童話は仏教の教えと密接につながっているので

このお話もぷんぷんと説法くささがあるのですが、

ここまで賢治の世界観を絵で強烈に表現し、

もはや飛び越えてしまっている画力はなかなかないと思います。



オランダの絵本です。

表紙のチュー先生のポージングがかっこよい。(よくこの絵を表紙にした‼️)

チュー先生、シリーズ化して欲しかった。。。と思ってしまうほど

キャラがたってます。

こういう知的でシニカルなんだけど仕事に対して誠実なキャラは

萌えてしまいます。



なにをやってもあきまへんなかばくんのお話。

なぜか関西弁。

読んでいて水木しげる先生の半生を彷彿させました。

人生でなにをやっても失敗したり、落第したり、長続きしない

時ってありますよね。

そんな時はもう、自己肯定感アゲアゲでぼちぼちいくしかないですよね。。。



せなけいこさんというと、「おばけのてんぷら」が有名ですが、

この絵本はめちゃ面白いです。切り絵もショッキングだし。

読み聞かせしていると、主人公のわがままっ子の

女の子の声付きがうまい、と主人に褒められます。

(性格的に似ているのかも。。。と思いつつ、わたしも

ノリノリで読んでしまう)

今の断捨離ブームに真っ向からアンチを唱えるようなお話でもあります。


娘が学校から借りてきた本です。

いよいよオーヘンリーを読むようになったんだなあ。。。と感慨深い。

いもとようこさんの絵が効果的に入っていて物語性を感じます。

色合いがとても美しい絵本です。

ファーストオーヘンリーにはオススメです。


今回はこのくらいです。

絵本って、本当にいいものですね。(金曜ロードショーの水野さん風に)