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京都へ行こう❣️【47】

今回は、『天神さん』の愛称で親しまれ、学問の神様として有名な『北野天満宮』に行って来ました。
菅原道真公をご祭神として祀る、全国に約一万二千ある天満宮・天神社の総本社です。

一の鳥居

阿形の獅子と吽形の狛犬

楼門

桃山時代の様式である、二階建ての門です。

随神像

手水舎

枝のあるお花を生けている手水は初めてです。
浮かべているお花もカラフルで豪華✧*。

宝物殿

時の実力者達が奉納した数多くの宝物が納められています。『北野天神縁起絵巻 承久本』は、菅原道真公の一生を描いたもので、国宝です。
(展示は複製品)

三光門【重要文化財】

多くの極彩色彫刻がある三光門。門の名前は、日・月・星の彫刻に由来しています。この門には、神秘的な『星かけの三光門』伝説が残っていて、この伝説では星の彫刻はなく、星は北極星だと言われています。(諸説あります)

ゾウのような鼻と牙、巻き毛、爪のある足が
特徴の『獏』の木鼻。

『唐獅子』の蟇股(かえるまた)。
『蟇股』は、荷重を分散して支える為の構造。下部が広がった姿が『蛙の股』に似ている事から『蟇股』と呼ばれています。

梁の間にある赤色の彫刻は太陽で、裏側にある
黄色の彫刻が月。あれれ?ダブルのうさぎの間にある三日月の彫刻は?と思っていたら、これは三日月ではなく『宵の明星』と呼ばれている『金星』かもしれない説が急浮上。
金星ならば、三光門の日・月・星にピッタリと当てはまるんだけどなぁ。

本殿・石の間・拝殿・楽の間
【国宝】

拝殿と本殿を石の間でつなぐ複合社殿を、
『権現造り(八棟造り)』といいます。
さらに、拝殿の左右に楽の間がついています。
これらを合わせて一棟として【国宝】に指定されています。

拝殿

楽の間

本殿

透塀は、本殿を取り巻く形で造られています。

石の間

撫で牛(赤目の牛)

天満宮といえば『撫で牛』。境内に牛の像がたくさんある理由は、神の使いだからです。
牛の頭を撫でると頭が良くなる。また、身体の悪い所と同じ場所を撫でると、病気や怪我を治してくれると伝えられています。
赤目の理由は諸説ありますが、瞬きもせずに道真公を待っていたからだと言われています。

私もアルコール消毒をして、牛の『顔』を撫でてきました。気になったのは牛が首からかけている『前掛け』。お礼や願い事が書かれた前掛けをたくさんつけていました。私はない方が
スッキリして好きなんだけどなぁ。
前掛け派の方、すみません。私は絵馬派です。

絵馬掛所

一願成就の撫で牛の横に、絵馬掛所がありました。受験シーズンなので、山盛りの絵馬。
私も高校受験の時にお参りしています。
絵馬を書いたかどうかの記憶はありませんが、おみくじの結果はしっかり覚えています。
4人中、3人が『凶』。(||゚Д゚)ヒィィィ!
私も『凶』でしたが、推薦入試だったので無事に受かりました!( ˇωˇo[ 合格 ]o

絵馬所

この先に『梅苑』の入り口があります。
梅が見たかったので、さっそく入場。

船出の庭

紅梅殿

入ってすぐ右側に、『船出の庭』と『紅梅殿』があります。

北野天満宮は梅の名所。
50種類、約1500本の梅が植えられています。
現在、3月下旬まで梅苑が公開されていて、
2月25日〜3月13日までの金土日は、ライトアップもされます。

梅苑『花の庭』

早すぎました💦その一言に尽きます。
ちゃんと咲いているかは調べたんですよ!
見頃は混むだろうと予想して、ちょっと早めに行ったらこんな感じでした。( ꒪⌓꒪)ガーン

パネル写真(見頃)

ベストなタイミングだと、この様な美しい梅が見られます。見頃はライトアップの頃かな?

早咲きの梅

一部、早咲きの梅は咲いています。ほらね♡
梅を撮るのは初めて。近寄って撮ってみました。

梅苑の茶屋

こちらで無料のお茶と入口で渡されたお菓子
(菅公梅)を頂きました♡

史跡 『御土居』のもみじ苑

このかがり火の影、結構気に入ってます。
こちらには、約350本のカエデが植えられています。秋に訪れたら綺麗なんでしょうね🍁

鶯橋

紙屋川にかかる朱塗りの太鼓橋も渡りました♡

北野天満宮境内案内図

【おまけ】

『撫で牛』がチラッと見えます!(牛・ω・)

拝殿の欄間には『立ち牛』の彫刻があります!

いかがでしたか?
どんどん見方がマニアックになってきていますね。(*ノ>ᴗ<)テヘッ

北野天満宮は『蟇股』だらけです。
特に本殿や拝殿にたくさんあります。
私が見て分かったものは、『獏』『龍』『虎』『麒麟』『瓜』『桃』など。どれも美しい彫刻なので、じっくりと見てほしい(*˘︶˘人)
梅はちょうど見頃になっているはずです。
この時期と秋がおすすめです❣