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京都へ行こう❣️【67】

前回からの続きで今回も大原です。
二番目に大きく書かれている『勝林院』に行って来ました。

こちらは浄土宗を開いた法然上人が別の宗派の学者たちと対決し、12の難問が投げかけられた『大原問答(おおはらもんどう)』があったお寺です。
その時に本堂の阿弥陀如来が、手からまばゆい光を放ち、法然上人の主張『どんな人でも念仏によって極楽へ往生できる』が正しいとはっきり示したと伝えられています。

見どころは、阿弥陀如来坐像の特徴あるお顔と本堂の華やかな彫刻です。

大原寺勝林院本堂【阿弥陀堂】
(だいげんじしょうりんいん)

1013年に創建されましたが、1736年に焼失。1778年に再建され現在に至ります。
本堂は総欅(そうけやき)造りです。

龍の彫刻

軒下の欄間(らんま)、蟇股(かえるまた)、
手挟(たばさみ)に華やかな彫刻が施されて
います。鳥の種類は調べてもヒットしません。正解が分かりませんが、なんとなくこんな感じかな?という鳥を書いています。

梅の彫刻

極楽鳥かな?

松の彫刻

鶴だと思ったけど…。

紅葉の彫刻

孔雀だよね?

阿弥陀如来坐像

こちらの阿弥陀如来坐像のお顔は、眉や目、
耳たぶに特徴があります。
比較してみると、輪郭からして違いましたね!

ちょっとアップにしてみました。
ご本尊の左は毘沙門天、右は不動明王です。

象の木鼻(きばな)

こちらは、お寺の方にバクか象か聞いたので間違いないです。

お花の手挟(たばさみ)と蟇股 (かえるまた) 

本堂から見た境内。今回もまた貸し切り状態で見ています。

梵鐘【重要文化財】

梵鐘は平安中期のもので、高さは143cm。
鐘楼は、江戸初期のもので、春日局が再建しています。

※こちらはパンフレットのイラストです。

勝林院の入口には三途の川が流れ、『来迎橋』を渡った先が極楽浄土という設定になっています。

いかがでしたか?
彫刻の美しさ、伝わりましたか?
物凄く立体的な彫刻なので、大原に行かれたらぜひ見て欲しい。拝観料は300円です。
お隣にある『宝泉院』との共通券もあります。私はこの共通券にしました。

次回は『宝泉院』です❣️お楽しみに♡

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