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岸和田だんじり会館

今回は『岸和田だんじり会館』です。
岸和田といえば『だんじり祭』が有名。
だんじり祭には20代の頃に、今は亡き姉と一緒に行った事があります。

混雑を避けて、10月になってから岸和田城前にある重森三玲氏のお庭を見に行きました。
お庭だけなら無料で見れるですが、せっかくなので天守閣の上からも眺めたくなり入場。

お得な3館共通入場券があるんです。
『岸和田城』の入場料は300円。
『岸和田だんじり会館』の入館料は600円。『きしわだ自然資料館』の入館料は200円。
共通入場券ならこの3館に700円で入れます。

という訳で、岸和田城を見た後に岸和田だんじり会館へやって来ました。徒歩で約3分。

入り口

提灯があるのですぐに分かりました。
1階はお土産コーナーで、受付は2階。
エスカレーターで上がると『ミニだんじり』がお出迎えしてくれました。

『イベント広場』の中に、実物のだんじりが
展示されています。大型マルチビジョンによる映像で『だんじり祭』の魅力を紹介。
1回の上映時間は約10分です。

只今、貸し切り状態。
ゆっくり近くで見れるのがいいです。

だんじりとともに、城下町として風情が残る
紀州街道の町並みも再現されています。

岸和田最古のだんじり

約300年の伝統をもつ岸和田のだんじり。
その中で現存する『最古のだんじり』は、
彫り物が中国風でした。

文化文政期(1804年~1829年)作

3階は『ミニだんじりギャラリー』。
ミニだんじりの制作に打ち込む人々のつどいである『美以地車倶楽部』を中心に、アマチュア民芸品作者たちの活動を紹介しています。

4階は『3Dだんじりビジョンと体験コーナー』

館内と部屋の壁には、町ごとに趣向を凝らした法被と提灯が飾られています。(全町の法被)

祭りの華である『大工方体験』も出来ます。
大屋根の上まで上がってみましたが、高い所が苦手なのでビビリまくり。そもそも1人だし、踊るのは恥ずかしい(ノ∀\* )

『だんじり囃子の鳴り物体験』も出来ます。
私は手前の太鼓を叩いてみました。
後から来られた親子3人組が、めっちゃ上手に叩かれていました。1回5分までです。

この後に見た『3Dだんじりビジョン』が、
めちゃくちゃおすすめです。
立体カメラが記録した映像は迫力満点。
まるで自分がだんじりに乗っているかのような気分になります。

 吹き流し(吹きちり)

別の部屋では、華やかなだんじりの飾りや
祭りのしくみを紹介しています。

後ろ旗
纏(まとい)

纏(まとい)は各町の目印で、纏を見ればどこの町かわかるそうです。
纏持ちは各町だんじりの先頭を行きます。

金縄

金縄(きんなわ)は、だんじりの周囲に巻きつける金糸で編まれた縄です。
結び方には町ごとに特色と伝統があります。

素敵な螺旋階段を下りると3階です。

各町のだんじり紹介パネル

こちらには、『だんじり今昔資料館』があり、だんじりの変還や歴史年表などが見れます。

『だんじりの技と匠・映像ライブラリー』では、だんじり大工や彫刻師によって施された『だんじりの顔』ともいわれる『彫り物』と
楽しみ方を紹介しています。

いかがでしたか?
欅(けやき)の木目を活かしただんじりの彫刻をゆっくりと見てまわれて大満足でした❤
出口がわからなくなり、2階~4階をさまよう
ハプニングもありましたが、係の方に聞いて
案内してもらうと、3階のある場所にちゃんと『出口』がありました。やらかしてますね💦
見どころいっぱいなので、岸和田に行かれたら寄ってみて下さい。

最後までお読み下さりありがとうございます❣

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