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京都へ行こう❣️【85】

今回は、note仲間のリンクさんと巡る嵐山・
奥嵯峨2万歩の旅、第三回目。
『落柿舎(らくししゃ)』です。

落柿舎は、松尾芭蕉の弟子である向井去来が
住んでいた庵です。
この庵には松尾芭蕉も三度訪れ『嵯峨日記』を記したと言われています。

はじめは門の写真を撮るだけのつもりだったのに、なぜか拝観する事になりました。
私が入りたそうな素振りを見せたのかな?
リンクさん曰く、とても分かりやすく目で訴えかけているらしい。あら〜(笑)

中に入り受付を済ませると、
『よろしければ一句詠んでみて下さい』と
俳句を書く短冊のような用紙を渡されました。
これはまずい。俳句なんて詠んだことない。
強制ではないのがせめてもの救い。
私はなかった事にして気になる所を撮影している間に、リンクさんはしれっと一句したためていらっしゃいました。この差は何?(苦笑)

蓑と笠

本庵の玄関にある『蓑と笠』が表に掛かっていれば、主人がいるという印なんだそうです。

本庵

平屋建ての小さな本庵は、とっても可愛らしい
茅葺き屋根。中の様子はこちら。

土間

おくどさん

玄関

丸窓

『落柿舎』の名前は、庵に40本ほどの柿の木が植えてあって、商人がその柿の実を買う約束をして前払いしていたのに、一夜のうちに柿が全部落ちてしまい、商人に泣きつかれてお金を返してあげたエピソードに由来しています。

落柿舎制礼

手水鉢

庭に咲いているお花

テッセン
桔梗
金糸梅
銀盃草

落柿舎の左側の奥には小さなお庭があり、著名な俳人の俳句を添えた記念碑が立ち並んでいます。

芭蕉の碑

【五月雨や色紙へぎたる壁の跡】
芭蕉が『嵯峨日記』の最尾にしるした句です。

次庵

滅多に見る事が出来ない工事中の茅葺き屋根。珍しいのでしっかり撮影。

いかがでしたか?
こちらは俳句好きな方が訪れる聖地。
私にはまだ早かった(笑)
リンクさんがスルーせずに俳句を詠まれた事が意外でした。見せてはもらえなかったけど。

次回は二尊院の予定でしたが、別のお花の記事を先にアップします。ꕤᴗ ᴗ)⁾⁾♡