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自分の心が、世界を決める

先週お話ししたように、私の生活は、これまでと180度変わりました。

今はGWということで1ヶ月ぶりに自宅に帰ってきているのですが、不思議と、元の生活に戻った感覚はありません。

自分のなかの何かが、変わっているのです。


それは、3月末に母から贈られた言葉のおかげであるかもしれない……と思った時、私は、「自分の心が世界を決めるんだ」と、どこかで聞いた言葉がすとんと、腹落ちするのを感じました。

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「こんなにいい人しかいないことってある??」

入社して、1ヶ月。
同期や研修で関わってくださる方に対する私の感想は、この一言に尽きます。

学生時代、「社会人になったら、友達を作るのは難しい。今、自分の周りにいる人を大切に」と言われ続けていた私は、正直、会社の人たちに対して少しも期待していませんでした。

「どうせ、勤務時間を共にするだけの人たち。仲良くする努力は大切だけど、友達にはなれないよね

そんな風に思っていたのです。

だから、優しい同期たちに助けられ、励まされ、まるで高校の頃のように話をすることができて、私は、驚きました。

大人になったら友達はできないと思っていたけど、そんなことないのかも

そう思うと同時に、他人に対して壁を作らずに接したことが、この幸せな環境をもたらしてくれたのだろうとも思いました。

なぜなら、これまでの私は、他人を極力信じないようにしてきた一方で、4月からの私は、他人を全力で信じてきたからです。

これまでは、優しさには裏があるんじゃないかと怯え、本当は裏で悪口でも言っているのだろうと疑い、できるだけ心を開かないようにしていました。

でも、今回、会社の人たちに対して、私は少しもそんなことは考えませんでした。

「周りの人たちは絶対優しいんだから、困ったことがあったら、ちゃんと助けを求めるんだよ」

私は、新しく出会う人たちと話す時、母が別れ際にくれたこの言葉を、いつも思い出していました。

周りの人たちは絶対優しい。
誰かが必ず助けてくれる。
……私が周囲を信じて、周りに助けを求めたら。

そう思って、周囲の人と接してきたのです。

そうしたら、どうでしょう!

どんな奇跡なのか、今、私の周りには、優しい人ばかりがいてくれいます。

それも、同期のうちの数人が優しいのではなく、全員が優しいのです。

そんなあたたかな環境で1ヶ月を過ごした今、私の心も穏やかで、外に出る時、いつも感じていた異常な緊張感も、すっかり消えてしまいました。


まるで、世界が急に私に優しくなったかのようなのです。


でも、実際は、変わったのは世界ではなく、私の心だと、私は思うのです。

周囲の人を信じて、前向きな気持ちで関わろうとしたこと。

それが、私の世界を変えたのだと思うのです。

だから、もし、今、自分の環境に納得のいっていない人がいらっしゃったら。

まずは自分の心を振り返って、考え方の癖に気がつくことができたら、現実が変わり始めるのではないかな、と思います。

環境をガラリと変えることも大事ですが、それだけではうまくいかないと私は思います。

自分の心が根本から変わること。

それこそが、世界が変わる本当のきっかけになるのではないかと思うのです。



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