Photo by fuka8yoi 【冒頭だけ小説】イスタンブールの空 4 火花 2021年2月24日 23:54 「あの飛行機雲はあなたと私みたいね」 二つの飛行機雲が交差し、互いに引き離れていくのを僕らは見てた。 愛している人に愛されている状況というのは奇跡だ。愛の難しさを知ったとき、自分がこの世界に生きていることが少し奇跡に感じた。 彼女の空を仰いだ横顔が夕日に染められて輝いている。 僕は奇跡のような時間をあとどれくらい過ごせるのだろう。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 スキしてみて 519,508件 #エッセイ #小説 #スキしてみて #遠距離恋愛 #トルコ #イスタンブール 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート