2月3日は「節分」「鬼やらい」
2月3日は『節分』であり『鬼やらい』とも呼ばれています
この日は夕ぐれに、柊の枝にいわしの頭を刺したものを戸口に立て、鬼打ち豆と称して炒った大豆を撒く習慣があります
立春の前日で、季節の変わり目には、悪鬼病魔が横行すると考えられているので、前日の節分には、豆を撒き悪鬼を追い払う行事のことです
今年の恵方は北北西で、この方位に向かってだまって太巻きを食べる習慣もあります
恵方巻といい、江戸時代末期ごろから、大阪の商人が商売繁盛を祈願して食べたのが始まりといわれています
節分の日には、節分豆(炒った大豆)を年齢の数分や恵方巻、いわし料理などを食べることが多く、病院や高齢者向け施設などでも、イベント食として上記の料理類を提供するところも多くあります
ただ、上記の料理類は、病院等では安全管理や事故防止の面などからも実際にそのままの状態では、提供しづらい料理・食材になります
●節分豆(炒った大豆)を年の数だけ食べますが、節分豆は硬く食べにくい食品でもあります
また 入れ歯を使っている方では、食べていても歯の隙間に入って不快感がでてしまうことも多々あるかと思いますので節分豆の変わりには 卵ボーロや甘納豆を添えることも多くあります
●恵方巻などの海苔巻きは 海苔は乾燥しているときとは違い、水気を吸うと、切れにくくてなります
このため1本の長い棒状態で食事として提供した際に、食べていてのどに詰まってしまったりすることもありますので、切った状態での提供をします
海苔は 咀嚼力(噛む力)が落ちた方にとっては食べにくい食品でもあります
●いわしは、小骨が多く食べにくいので.塩焼きよりも、開きにしてかば焼きやすり身にしたつみれなどの形で提供することが多くなります
節分用のメッセージカードと太巻き(文銭巻)です