見出し画像

コロナ対応を中心とした感染対策対について…基礎疾患や慢性疾患をお持ちの方々の患者力…持病の悪化予防、コロナ感染対応についてその1


基礎疾患や慢性的な持病をお持ちの方が、しっかりと対策をしていてもコロナ(COVID-19)にかかるのは、感染者拡大中のこのご時世仕方がないことです

基礎疾患や持病がある方は、持病の症状が悪化、重症化する前に、事前に持病が悪化した際やコロナに感染した際のことを主治医の先生とは普段からご相談をされていますか?

この緊急事態の中でも、なにかあればかかりつけの主治医がいる受診先の病院への電話再診などで症状の相談は可能です
持病の悪化傾向などの変化があれば、早めに病院へ電話をして受診の相談をされてください

また 普段から飲んでいる薬、予備の薬は主治医とも相談をして必要に応じて処方しておいてもらっておくなどされてください
状況に応じで、電話診療の上で医師は、院内処方の場合は病院から処方薬を処方しての患者への宅配・郵送対応、若しくは院外処方の場合には患者側が指定した近隣の薬局へ処方せんをFAX送信の上で、患者側がその薬局へ薬を取りに行く又は薬局側から直接患者さんの自宅へ薬を届けるなどの対応がとられます
(麻薬など処方薬の内容によっては、病院側から郵送・宅配による配送ができない薬もあります)

画像2

病院への問い合わせの際には、診察券にありますに患者ID番号や診察券番号が必要になります。また薬の処方がある場合には利用したい薬局を病院側に伝える必要もありますので、お薬手帳などにもかかりつけ病院のID番号や薬局の連絡先などについても( ..)φメモをされておかれるとイザという時に便利です

スクリーンショット (1396)


感染して外出できない、濃厚接触者になって外出できない、ご自身は元気でも病院の方で、クラスター発生などが起きた場合には外来診療も一時休診になったりすることもあります
また、薬によっては、諸々のこともあり、コロナ関連の治療によって使用されいる薬もありますが、昨今の薬の製造過程の問題などもあり、供給停止になっている薬、その代替薬と使わることになって供給が減っている薬もあります
また現在、感染者が急増しており、病床の空きがなくコロナに感染していなくても、今は、持病が悪化しても病院に入院することは出来ない状態です

『COVID-19 Japan 新型コロナウイルス対策ダッシュボード』をみても多くの地域で患者数が急増しており、2022.1.29の速報で 日本全47都道府県 全てで(このダッシュボードが)患者/対策ベッドの比率で、対象病床使用数の割合が100%超えて真っ黒になってしまいました(;_;)

スクリーンショット (1394)

現在患者数 更新日: 2022-01-29 (速報 2022-01-30T20:30)
対策病床数 発表日: 2022-01-26

参考サイト:COVID-19 Japan 新型コロナウイルス対策ダッシュボードhttps://www.stopcovid19.jp/



手元に必要な治療薬の手持ちの在庫が不足する、病院への受診ができないために必要な薬を入手できないこともありますし、予備の薬がないと持病の治療への影響もでてきます
そして、体調不良時の症状に合わせて、薬の服用量についての微調整対応は本当に大切になってきます。
それは、糖尿病に限らずに他の持病で関係があります
食事量に合わせたり、排尿量、発汗、嘔吐などの身体症状があれば追加が必要になる薬、減らす必要がある薬などがあります

患者さんご自身が、自己判断での薬の内服中止や薬の手持ちが無くなるで服用を止めることによって、ご自身で自分の持病の症状を悪化させてしまうことになると 体調も悪くより心身共によりお辛くなりますよ

自己管理能力、患者力を高めることが、今の状況下では生きる術でもあります
患者さん本人が体調不良で病院に相談出来ない状況ならば、ご家族がそのあたりのサポートや相談を病院に事前にする必要はあります

これは今だけの問題ではないのです
少し先を見据えた行動が大切になります 
先が見えない状況でもあるので、少し先のことを考えての対応も大切になってきます

私は、なにかあった際のことは考えて、事前にその相談は既に各科の主治医にしてありますし、指示ももらってあります 
事前の相談は大切ですし、なにか体調や症状に変化がありすぐに病院側にも相談があれば、早めに状況把握できますので、緊急時にできる対応はまた変わってきます

基礎疾患や持病がある方は、今、生き延びるための患者力が試されていますよ

持病の悪化も辛いですが、そこにコロナにはかかるとコロナの症状もプラスされてより辛くなってしまいます。また、コロナによって身体のしんどさも残ってしまうと大変なことになってしまいます

少しでもできることをするだけでも、辛さは減らすこともできますし、医療機関、医療関係者への負担を減らすこともできますので、お互いのメリットにもつながりますよ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?