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「オーストラリアの美容業界について教えてください」



先日、無茶な質問と思いつつ、
シドニーの美容ディーラーの方に
"日本とオーストラリアの美容業界の違いを知りたいので"
と、いくつかの質問をしてみました。

美容室の件数、美容師の数、売れているプロダクト、美容業界の課題など…


何しろ、よくわかったのは
"その土地には、その土地ならではの理由や事情がある"
ということ

人口数、美容室件数や美容師人数、バーバー(理容)と美容の比較について
など、
そもそも、日本とはベースが違うから
比較する対象にするのは難しい、という返答が。

(比較したいというよりは、シンプルにシドニーの現状を知りたかったのですが、
私の英語レベルでは、意思疎通が難しかったことをここに書き残し、英語の勉強、頑張ろうと自分を鼓舞。)

※参考資料より
オーストラリアの国土→日本の国土面積の約20倍
人口は2,600万人強(2022年時点)
移民は総人口の約半分
オーストラリア全体の美容室の数は約22,000軒
産業の年間の収益は50億ドル
雇用されている美容師は約86,000人
だそうです。

オーストラリアは多民族国家であり、
多くの移民が混在しているため、
"美容業"と一言で括っても
ローカルなのか、それとも他国から来ている人たちなのか、その中でもアジア系なのか
(アジアといっても、日本、中国、韓国、タイ、ベトナムなど国、文化、コミュニティが
多岐にわたる)
と分かれ、傾向も変わる…

欧米では、カラーがメインと言われるけれど、
みんながみんな、明るい色味やハイライト、
ブリーチを好むわけではないし、様々なのだ…
ということを話してくれていました。
(おそらく)

今でこそ、日本の美容技術も進化し、
サロンでのメニューも多様化しているけれど

もう少し引いてみたときに、日本のように
単一民族で過ごして来た時間が長い国とは
感覚が違うということが感じられます。

それはそうだな、と理解をし
(実際、英語を聴き取るのに必死で、
そのディーラーの方の話を100%理解できたわけではない…)

美容業界の課題について、
日本の課題を例を出したところ
共通することがありました。

「人材不足」「教育」「働き方の多様性」

絶対数の違いはあるにしても
これは、国が違っても同じ様に課題になっているのだなと。

"日本は世界の中でも少子高齢化が進んでいる国。
周りの国は日本のこれからの進み方を
自国の課題や未来と照らし合わせて、様子を見ているはず"

これは以前から
聴かせてもらっていることですが

改めて自国のこと、他の国の様子、業界を大きく引いてみることで気づくことがある、と
学ばせてもらう機会でした。


そして、
英語、英会話の勉強も…
これは、永遠に続きます♾


Aya Horiguchi


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