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20年余務めた公務員からのセミリタイア ~自由に生きたい~

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最近の記事

個別株からの視野拡大:私の投資の変遷

投資の初期段階において、私は個別株の売買に魅力を感じ、その世界に浸っていました。各企業の動向やニュースを追い、自分の直感や調査に基づいて投資判断を下すプロセスに夢中になっていました。 ライブドアショックが起きるまで、私は自分の選択が的中していると自負していました。何しろ、ポートフォリオは確実に増加しており、市場が好調な状態だったので、その実績に自信を持っていました。 しかし、ライブドアショック後に、実際の投資成果を詳しく分析すると、日経平均に投資していた方が、私の実際のリター

    • バブルの中の警鐘:ライブドアショックと私の投資の学び

      前述したように、私自身はライブドアショックにより、月給以上の損失を被ることとなった。 2006年は、私の投資経験は試練の年となった。それまでは特に新興市場は熱気に包まれていて、バブルの匂いが漂っていた。私もその流れに乗ってIPO(新規公開株式)に参入し、時折、利益を上げていた。あの頃の市場の活気は、まさに投資家たちの夢のような時代を築き上げていたのだ。しかし、その熱気の裏側には、後の「ライブドアショック」という大きな波が静かに迫っていた。 それに先立つある日、知り合いから

      • ライブドアショック:投資の地図を塗り替えた出来事

        2004年から2006年までの期間、私の主な投資スタイルは個別株への投資でした。選んだ銘柄の購入や売却を行い、時折IPO(新規公開株)にも参加。そこからは2〜300万円という規模で投資を行っていました。そして、それはなかなか良い結果をもたらしていました。 しかし、その流れを一変させる出来事が起こりました。それが2006年1月の「ライブドアショック」です。当時、インターネット関連の株が非常に人気で、私自身も何社か保有していました。しかし、ライブドアショックの影響でこれらの株価

        • 投資の初歩 - 高額なヘッジファンドからスタート

          私の投資の始まりは、一年目の仕事で貯めた100万円を元手に、今は日本から撤退してしまったシティバンクでした。シティバンクは、100万円以上の残高があれば、いつでもATM手数料が無料という、当時としては珍しいサービスを提供していました。きれいなラウンジで、銀行員の勧めに従って私が最初に手を出したのは、ヘッジファンドと銘打った投資信託でした。 この商品は購入時の手数料や信託報酬が高く、今であれば絶対に近寄らないものでした。しかし、私は何となくカッコイイというイメージだけで選んで

        個別株からの視野拡大:私の投資の変遷

        • バブルの中の警鐘:ライブドアショックと私の投資の学び

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        • 投資の初歩 - 高額なヘッジファンドからスタート

          積立、分散、継続 - 家族全体で実践する全世界株式インデックス投資

          私の現在の投資スタイルは「全世界株式インデックス投資」への「積み立て」です。その投資先として主に選んでいるのは「eMAXIS Slim全世界株式」、通称オルカンです。 私の投資スタイルは家族全体でポートフォリオを組むという特徴があります。我が家では、税制優遇が受けられるNISA、ジュニアNISA、iDecoを活用しつつ、それ以外にも毎月コツコツと積み立てを続けています。こうした取り組みにより、リスクを分散させながらも継続的に資産を増やしていくことが可能になります。 ジュニ

          積立、分散、継続 - 家族全体で実践する全世界株式インデックス投資

          サイドFIREと新たなキャリアの出会い

          公務員としての生活は、仕事の楽しさと同時に、希望の部署に配属されず、駒のように動かされる不満がありました。その一方で、私は資産運用を始め、20年以上の時間を経て、運用益だけで生活できる見込みが立ちました。これらは、私が公務員を辞め、サイドFIRE(Financial Independence, Retire Early)へと向かうきっかけとなりました。 しかしそれだけではありませんでした。公務員を辞めるきっかけは、新たな仕事への興味と楽しさが大きな部分を占めていました。この

          サイドFIREと新たなキャリアの出会い

          資産運用とともに歩む時間 - サイドFIREへの道

          社会人生活の初年度に100万円を貯め、2年目から資産運用の旅を始めました。 途中、ホリエモンバブルと崩壊、リーマンショックでの大きな評価損、住宅購入で投資から一時撤退、ローン返済後に投資の再開など、いろいろとありました。 それでも、20年以上の時間を経て、積み上げた資産が着実に増えていきました。投資額も増え、年によっては評価益がマイナスになることもありましたが、全体としてはプラスに向かいました。そして、ついには運用益だけで生活できる見込みが立ったのです。これこそが、サイドFI

          資産運用とともに歩む時間 - サイドFIREへの道

          公務員を飛び出し、資産運用という新たな舞台へ

          公務員生活は、一般的に安定という言葉と密接に関連しています。一方で、希望の部署への未練や制約が伴う仕事の場合、その安定はむしろ束縛と感じることもあります。私自身、公務員として働く日々には楽しさと同時に、とある部署への異動を強く希望していました。しかし、それは達成されず、一方で公務員としての役割を全うするためには駒として動くことが求められる日々が続きました。そこには、制度上の限界があったのかもしれません。 そういった不満を抱えつつも、私はある決断をしました。それは、公務員を辞

          公務員を飛び出し、資産運用という新たな舞台へ

          40代半ばの元公務員がセミリタイアしました。

          新人の頃から20余年務めた公務員ですが、今年退職しました。 これからは、投資での継続的な利益を目指しつつ、自分の時間を確保できるように適度な量の仕事をしていきたいと思っています。いわゆるサイドFIREに該当するかと思っています。 noteには、投資に関する話を中心に載せていきたいです。 よろしくお願いいします。

          40代半ばの元公務員がセミリタイアしました。