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運動の恩恵をうけるには

「運動の質」

ここを考えない限り始まらないと思います。

新年に「今年こそはジムに通ってトレーニングを続けるぞ」と誓い、すでに脱落した人は何人いるのでしょうか??

それは、わかりませんがすでに飽きてしまった方もいると思います。

飽きる、効果を感じられない、つまらない、きつい、つらい、コツコツなんて無理

運動に対して持つ心としてのスタンダードってこんな感じだと思います。

でも、もともと運動が大して好きじゃない人が何かのスポーツ、運動、トレーニングやジムが好きになる人もいますよね。

その、好きになれる人ってなんで好きになれたんですかね??

聞いてみないとわからないですが、自分は運動の質を考えて「運動の恩恵」をきちんと受けれた人は運動を好きになる確率が高いと思います。

運動をすることでなにか目的を達成できたり、メンタルヘルスが改善したり、運動に楽しさを見出せたりといった何がしかの運動効果が自分に返ってきた人です。

男性が筋肉をつけたくてジムに通い始めたけど続かないのって、全然筋肉がつかないから、という効果を見出せないことと、単純にきつい、つまらないといった楽しさを見出せないところにあるとおもいます。

ここで、じゃあどうするか?となるわけですが、ここからはその人の目的によって「運動の質」を考えることが大切です。

つまり、実際どんな運動(トレーニング)をするか?です。

メディアでは「適度な運動量を確保しよう」とは、何百万回もいわれていますが、質についてはあまり露出していないように思います。適度な運動?そんなことはわかってるから、実際どうすればいいんだとなりそうですね。

個人的には、運動の質については運動の多様性+目的との整合性の二つの観点で考えることが大切かと思います。

多様性についてから。

まず、多くの現代人(主に20~50代の働いている世代)のライフスタイルは

・座っている時間めちゃ長い
・眠っている時間めちゃ短い
・スマホ使う時間めちゃ長い
・運動している時間ほぼゼロ

こんな方とても多いのではないでしょうか?

こういった方で、とりあえず健康レベルを引き上げたい場合はまず「運動の多様性」を持たせることです。

基本的な現代人の1日を動作でまとめると

起き上がる、立つ、座る、歩く、物を運ぶ、持つ

こんなかんじだと思います。

昨日何かこれ以外の動作をしたか振り返ってみると、該当する方もいるのではないでしょうか?

「幼児期に身につけておきたい36の基本動作」というものがあります。


子どもの頃は野山を駆けずり回って、木に登り、リンゴを掴み、川を泳ぎ、魚をみつけては追いかけまわす、なんてことがオススメされますよね。

これらによって、子どもは少しずつ感覚システムを育んで脳みそを発達させるわけですが、大人になるにつれ(現代は子どもも)このようなことはしなくなるわけですので当然、ヒトとしては弱化していきます。

週末に草野球でもしていなければ、これから一生何かを打つということはしないので、ぜひこれを機会に「あ、久々にバッティングセンターでも行こうかな」と思っていただければ幸いです。

まとめると、とりあえず健康になりたいと考えている方はそんなに堅苦しく考えずいろんな運動をしようとすることがめちゃめちゃ大切です。

参考に上の表を見て、これら全てをクリアしてみるとかでもめちゃ良いと思います。

次に、明確に「痩せたい」とか「筋肉をつけたい」とか目的がある場合は目的と整合したことをやることがオススメです。

簡単にいうと、筋肉つけたいなら筋トレやろうということですが、その筋トレで効果を出すために自分の体の状態を踏まえたアプローチをすることが大切です。

人は「重要性」を感じることをするのが好きな生き物です。

姿勢に悩んでいる方が「このピラティスエクササイズはあなたの姿勢のココを直すのにめちゃめちゃ大切」とわかれば少しやりたくなると思います。

運動が続かない方は情報が多すぎて「何をやることで効果が出るのか?」というところで迷子になりがちです。

なので、運動を通して何か悩みや自己実現がある場合は「目的と整合したこと」を考えたり、教えてもらったりして行うことが大切です。

まとめると、運動の恩恵をうけるためには多様性と合目的的の二つの観点で考えることが大切です。

もちろんどちらもとりいれるとより良いものになると思います。

この二つを考えることで運動の「楽しさと効果」を見出すことにつながり、結果的に運動継続につながるのでは?と勝手に思っています。


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