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Apex Legends ストーリー シーズン14 ハンテッド 【こんな友達がいたら】 第5章 "ベストフレンド"

おはようございます。HYSです。

Apex Legendsはシーズン15が始まり、競技シーンALGSも始まりました。

今シーズンは新マップが登場して、プレイするのが楽しいのはもちろんなんですが、今後競技シーンで採用されるのかも楽しみです。

さて、今日はシーズン14のストーリーの続き、第5章です。

今回は誰がヴァンテージの友達になるんでしょうか。

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シーズン14 ハンテッド ストーリー 【こんな友達がいたら】

大人になってから友達を作るということは、ヴァンテ―ジにとって最大の試練であった。サバイバルの達人である母親でさえ、対処法を教えることはできなかったであろう。彼女はレジェンドたちの悩みや秘密、痛みを指摘することによって友達を得ようとしたが、それは間違っていたのだろうか?ミラージュに助けを乞うこともできるが、彼は主催したパーティーに誰も来なかった理由を考えるのに忙しいようだ。

第5章 ”ベストフレンド”

ペースを上げるが、まだ振り切れない。…話したいというから、親切心から夕食に招待したというのに。

でもあの夕食は最悪だった。家に帰って静かにカイリとカップ麺でも食べていたい。

ヴァンテージ「ねえ!待って。」

ローバ「あなたを招待したときは、まさかそんな姿で来るとは思っていなかったわ。しかもそのネズミがテーブルの上に乗ってしまうし。でも一番驚いたのは、あなたが他のテーブルからパンを盗んだことよ!」

ヴァンテ―ジ「エコーの毛皮は質が高いの。だから毎日何回も手入れしないといけない。私たちを追い出したあのむさい男より、よっぽど奇麗だよ。それに、あの人たちはパンを食べるつもりがなかった。余った食べ物は取っておくもの。お母さんにそう教わったもの。」

ローバ「言っておくけど、あなたのせいでレストランから追い出されたのよ?私が生きている世界では、その行為は弱く見える。それは自分が獲物であると公言しているようなもの。私の仕事仲間に食われるわよ。」

ヴァンテ―ジ「仕事仲間って誰?食べられる前に撃てばいいよ。」

ローバ「誰が先に殺せるかって話じゃないの。ビジネスの話よ。欲しいものを手に入れながらどう生き残るか、とても繊細なバランス。」

ヴァンテ―ジ「常に身を危険にさらしてるみたい。」

ローバ「この世界は危険だらけ。多くの人たちには生き残ることができない。だから仕事に友人を巻き込まないの。」

ヴァンテ―ジ「でもヴァルキリーは時々手伝ってるように見えるけど。彼女なんでしょ?それにバンガロールとも話してるのを見かる。」

ローバ「一人は私の愛しい彼女。もう一人は親しい仕事仲間よ。共に時間を過ごすのは楽しいけど、仕事中は別。」

ヴァンテ―ジ「色んな人と話すほど、わけがわからなくなってくる。みんな友情について違うものが必要だと言ってるし。悩み事、秘密、妥協、他愛もない会話…」

カイリのアパートの入り口が見えてきた。もうこれ以上この会話を続けるわけにはいかない。

これ以上一日を台無しにされてはたまったものじゃない。なんとかして追い払わないと。

ローバ「よく聞きなさい。本当に友情について知りたいのなら、ジェイミーについて教えてあげる。仕事やプライベート問わず、彼は何年もの間私の親友よ。友情で唯一とされる2つの要素で結ばれているのよ。それは尊敬と忠誠心。しっかりメモしておきなさい。」

ヴァンテ―ジ「尊敬…と…忠誠心…」

ローバ「あなた…本当にメモしてるのね…」

ヴァンテ―ジ「これでよし!じゃあ…私たちの間にはもう忠誠心はあるよね。レストランを一緒に出て、あのさむい男に文句言ったし。」

ローバ「給仕長ね。」

ヴァンテ―ジ「そうそう、そいつ。なんて言ったっけ?お前なんてーー」

ローバ「残りは半分のようね。じゃあ、私は行かないといけないから…」

ヴァンテ―ジ「待って。でもどうやってあなたから尊敬されるようになるの?動物の毛皮を早く剥いだら尊敬してくれる?何か持ってない?」

急いでカイリが住んでいるビルのロビーに入る。ヴァンテ―ジが後ろでガラスドアを叩いているが、もう私も限界だ。

ヴァンテ―ジ「ローバ?私、トップルフィッシュを丸呑みできるんだよ!これなら尊敬してくれるよね?」

彼女を置いて、カイリの部屋に向かう。この時間なら、たぶんソファでゆっくりしながらテレビでバラエティ番組でもみてるはず。

ドアを開ける。ようやく自由の身になった。もう今晩起きたことについては忘れよう。

ドアが開く。中はなぜか暗い。暗闇の中、スイッチを付けるとーー

手から鍵が落ちる。なんど瞬きしても目の前にある光景は変わらない。

これは…悪夢だ。

私の目に映るのは、青白く手首を縛られ、天井ファンからぶら下がるジェイミーの姿だ。血が服に、床に、髪の毛にべっとりついている。

これが現実なわけがない。どうしてこうなった?どうしてまた?

音がして、我に返る。そこにぶら下がっているのは、私の親友、早く彼を助けなければ。

ローバ「ジェイミー、起きて!お願いだから目を開けて!」

ジェイミー「…」

ヴァンテ―ジ「ローバ!勝手に侵入しちゃったんだけど…あ。」

テーブルの上に乗って、脈があるか確認していると、声が聞こえてきた。脈はまだ微かにあるようだ。ジェイミー、待ってて!

ヴァンテ―ジ「死んでるの?」

声の方を向くと、そこにはヴァンテ―ジがドアの辺りに立っている。どうやって入ったのかわからないし、今はそんなことどうでもいい。

ローバ「マーラ、助けて!ジェイミーを今すぐ助けないと。あ、電話がーー」

どこかで電話が鳴っている、ジェイミーを抱えているけど、電話を取らないとーー

ヴァンテ―ジ「まかせて!緊急時の番号も覚えてる。あ、でも誰かから電話が来てる。」

ヴァンテ―ジ「もしもし。こんにちは。シオラマ・コントレラスがローバの代わりに電話にでています。あ、ヴァルキリー?ローバは死にそうな友人のジェイミーを助けようとしていて忙しいから、電話に出られないよ。助けを呼ばないといけないから、じゃあね!」

ヴァンテ―ジが助けを呼んでいる間、なんとかジェイミーを降ろすことができた。カイリのソファに寝かせ、自分のドレスを破って傷口を縛る。

まるで…死んでいるようだ。一瞬、一体誰がこんなことをしたのか考えるが、答えは明白。

あいつは、私を苦しめるためなら手段を選ばない。

ローバ「ジェイミー、ごめんなさい…」

ジェイミー「ロー…」

私は彼の声を聞き逃さなかった。彼の声が聞こえて一瞬胸が躍るが、彼はまたすぐに気を失ってしまった。

彼の手を掴み、涙を拭う。今、自分の心の中はパニックと不安でいっぱいだ。不安な気持ちがいっぱいでどうしようもない。でも、それ以上に強い感情がある。

それは怒りだ。

ローバ「ジェイミー、心配しないで。あの悪魔は…自分の行ったことを必ず後悔することになる。」

次回:悪魔と取引

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【解説・考察】

今回はローバが登場。どうやらヴァンテージを食事の席に招待したようです。

しかし、やはりというべきかヴァンテージは食事の立ち回りはうまくいかなかった様子。

それでもヴァンテージはローバと友達になるために食い下がらないというストーリー。

今回もメインストーリー(ヴァンテージの友達作り)よりも気になる情報がいくつかありましたね。

まず、ローバが向かった先はカイリ=ヴァルキリーの家。

Apexファンの皆さんはローバとヴァルキリーの仲についてはなんとなく想像できると思いますが、二人の関係性について垣間見えるストーリーというのはこれまでにも何回か出てきています。

ローバは以前、バンガロールにも恋をしていた時期がありました…

恋多き女性です。

そんなローバの事情が見えた今回のストーリーですが、あまり聞いたことがない名前が出てきました。

『ジェイミー』

ローバの口振りから男性であるということ、そして、誰よりも信頼していることが伺えます。

”尊敬”と”忠誠心”

ローバは友情の条件を自身とジェイミーの関係性であるとヴァンテージに教えてあげていました。

ジェイミーについて決定的な描写はありませんが、過去のトレーラーやストーリーには登場しています。

※動画内 0:53~ジェイミーらしき人物が登場

ローバは元々盗人。幼き頃に家族を失って、盗賊として生きてきました。上記動画内の流れから、ローバとジェイミーはレジェンドたちよりも古くに出会い、長い付き合いであることがわかります。

そして、ストーリーでもローバがジェイミーと組んで仕事をしていることがわかるシーンがありました。

この影がジェイミーでした。(ローバはジャイムと呼んでますね)

ジェイミーの正体がわかったところで、一番気になるのは、なぜ瀕死の状態のジェイミーがヴァルキリーの家にいたのかです。

ローバはすぐわかっていたようですが、これもApexファンであればわかるでしょう。

なぜアイツはジェイミーを襲ったのか。

次回のストーリーでそのヒントがわかるはずです。今日はここまで。

HYS

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