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トピックス(旅行記)

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2023年2月の記事一覧

学芸の女神さまのふしぎな泉 山口県・別府弁天池

スピリチュアルな人間じゃなくても、どう考えてもここにはなにか特別なパワーがあるに違いない。そう思わずにはいられないような、ふしぎな池に行ってきました。 山口県美弥市の「別府弁天池」です。

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ダイダラボッチがつくった山 高麗・日和田山

高麗、日和田山。ひわだやまと読む、ダイダラボッチがつくったとされる小高い山。 正確(?)には、昔、ダイジャラボッチ(呼称に揺れあり)と言う巨人が、多峯主山と日和田山をモッコに入れて天秤棒の両端につるし担いで、高麗までやってきて、ここで一休みしようと担いできた山を降ろした。その時、日和田山はそっと置いたので高いが、多峯主山(とうのすやま)はどすんと降ろしたため、低くなったと言う。また、日和田山に腰掛け、高麗川で足を洗った所を新井と言うそうな。 その山を実際にみてみると、日和田

コロナ禍アメリカ紀行①

コロナ禍に訪れたアメリカ。ニューヨーク→コロラド→ユタ→ネバダ→カルフォルニアと東から西までの写真記録を。 先ずはニューヨーク。兄家族にお世話になり、マンハッタンの街並みをじっくり歩くことができた。 前に来たのは随分前。その時もずっと歩いていた気がするけど、全然見え方が違うな。

女性作家マルゴー・ヴァレンジン:抽象と比喩の境界

女性作家マルゴー・ヴァレンジン:抽象と比喩の境界 マルゴー・ヴァレンジン(Margaux Valengin,1992- /フランス生まれ、ニューヨーク在住のアーティスト) マルゴー・ヴァレンジンは、抽象と比喩の境界を探求する画家だ。 フランス、ベルギー、イギリスでの彼女の形成的訓練から情報を得た、これらの作品は、シュルレアリスムの女性画家の影響を受けている。 科学的なイラストとインターネットの画像から フィジカル(physical/物理学的な)とデジタルの両方のアーカ

Esprit naturel:マルゴー・ヴァレンジン

Esprit naturelEsprit naturel(自然の精神) 椅子、髪、毛皮、油、44Hx18Wx20L インチ、2022 年、(側面) Esprit naturel(自然の精神) 椅子、髪、毛皮、油、44Hx18Wx20L インチ、2022 年、(正面クローズアップ) Esprit naturel(自然の精神) 椅子、髪、毛皮、油、44Hx18Wx20L インチ、2022 年、(背面) Esprit naturelの分析:アフォーダンス(affordanc

ジーン・コーエン:制作のプロセス

ジーン・コーエン:制作のプロセス 私は自分が作りたい絵の色、イメージ、感覚、またはジャンルから始めて、そこから構築していきます。私のプロセスは非常に実験的であり、作業を開始するときに新しいアイデアや方向転換を受け入れるようにしています。 私のオリジナルのアイデアが、絵の最終結果と一致することもあります。多くの場合、私は多くのアイデアを検討し、良いものにたどり着く前にいくつかの絵を重ね合わせることもあります。 物事がどこに向かっているのかわからない、または自分が知っていると思

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霞始靆・かすみはじめてたなびく「2月24日~2月28日頃」

3年ぶりに韓国へ行ってきたら

コロナ後はじめて、ひさしぶりに海外に行った。行き先は韓国。いろいろ変わっていたけど、変わらないものもあった。 韓国行きの目的は8割が仕事、2割がコスメ、1割がタッカンマリ。あれ? 1割多いか。でも気持ち的にはそんな感じ。仕事っていうのはもちろん、ドレスをつくる仕事ね。 韓国に行く理由最後に韓国に行ったのが2019年の7月だから、じつに3年半ぶりくらいだ。 韓国はウェディングドレスの市場が大きいので、世界中から良質の生地やレースなどの素材が集まっている専門の卸市場がある。

女性画家ジーン・コーエンと夢の風景

女性画家ジーン・コーエンと夢の風景 ジーン・コーエン(Jeane Cohen,1988- /アメリカのアーティスト・絵画) ジーン・コーエンはパターンがパチパチ音をたて、データが崩壊し、精神が展開する絵画的、心理的な夢の風景を制作する。 ジーン・コーエンの作品は、即時性と活力に満ちたコンテンツだ。 ジェスチャー(gesture/意志伝達)は、自然な形、神話上の生き物、およびキーアップ(key up)された感情的なイメージを含む雰囲気のある夢の世界に展開する。 ジーン・コー

【西葛西】日本のリトル・インディアへカレーを食べに

行ってきました、江戸川区にある西葛西。 ずっと行ってみたいと思っていたのです! 西葛西は日本でいちばんインド人が多く住んでいるエリアなんだとか。 なので「日本のリトル・インディア」なんて素敵な呼び名がついていて、カレー屋さんやスパイス屋さん、インドのお菓子屋さんなどがあるらしいのです。 近くでお仕事があったので、「これはチャンスだ!」と思い帰りに寄ってみました。 西葛西に着いたのは昼の11時過ぎ。 横浜の中華街のようにチャイナタウンが一帯に集まっているわけではなく、街中

『ボーンズ・アンド・オール』最も気高い究極の愛の話

観終わって2日以上経っているのに未だにこの2人を思い出す。きっと私が何も手につかなくなっているのは紛れもなくこのせいだ。 観たのは間違いなく“カニバリズム”を題材にしているR18の作品であるのに、ここまで心を動かされるとはどういうわけなのだろう。 「もしかしたら自分だけなのではないか」 思春期の頃は自分自身の気持ちや身体の変化に戸惑い、誰にも相談することなくうまくやり過ごしていた。生まれて初めて感じた誰かと触れ合いたいと欲した時のことや怖くて寂しかったけれど平気なふりを

ジーン・コーエンのアートワーク

ジーン・コーエンのアートワークジーン・コーエン(Jeane Cohen)は、その作品が即時性と活力に満ちた画家だ。 鑑賞者に、作品をよく見るように要求するかのような、ジーン・コーエンのコンテンツは、彼女のプロセスの記録である。 実験的で大規模なジーン・コーエンの作品は、鮮やかな色彩と、抽象化の内外を行き来する絵画的蓄積の高エネルギーな構成だ。 ジェスチャー(gesture/意志伝達)とマークは、自然な形、神話上の生き物、およびキーアップ(key up)された感情的なイメージを

ステファニ・ジェミソン:黒人文化と学際

ステファニ・ジェミソン:黒人文化と学際ステファニ・ジェミソン(Steffani Jemison) ステファニ・ジェミソン(Steffani Jemison,1981- /アフリカ系アメリカのアーティスト/絵画・インスタレーション・メディアアート・サウンド) 学際的なアーティストであり、その作品は、概念的な実践が黒人の歴史や土着の文化によって変化したときに生じる問題をリサーチしている。 それは、時間ベースの写真と談話的なプラットフォームを使用して、モダニズムと概念的実践との関

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ヨコハマ散歩*花と馬