「1兆ドルコーチ」はリーダーを目指す人に必須の本である理由
リーダー（マネジメント）を目指す人や、リーダーシップをさらに強化したい人にとってとても参考になる箇所がいくつもありましたので、抜粋してご紹介したいと思います。
まず第一に「人がすべて」という事
どんな会社の成功を支えるのも、人だ。マネージャーのいちばん大事な仕事は、部下が仕事で実力を発揮し、成長し、発展出来るように手を貸すこと。
その方法として、彼ら（部下）が成功するための「支援」をし、彼らのキャリア目標が達成できるように「敬意」を払い尊重し、彼らの成功を望んでいることを理解し、自由度を与えることで彼らを「信頼」する事。
具体的なアクションとしては、部下との「1on1」を重視すること
そこで確認する項目は以下：
①職務でのパフォーマンス（売上数値、プロジェクト進捗等）はどうか、
②他部署との関係性はどうか、
③マネジメント（指導、コーチング、やる気を出させる等）はどうか、
④イノベーションは常に検討、取り入れているか
コーチングに必要な人材とは：
ウソをつかず正直で謙虚、
またあきらめず努力を厭わない姿勢があり、
常に学ぼうとする意欲がある人材である。
部下へのフィードバックでは何を伝えるか：
徹底的に正直で素直に、そして出来る限り早くフィードバックを与える。
ネガティブなフィードバックは人目のない所で行う（←これ重要）
また「すべきこと」を指示するのではなく、
ストーリーを語り、自力で最適解にたどり着けるように導く事。
CEO（トップ）の立場になったらどう視点を変えるか：
人とチームのことをもっと考える事。
目の前の課題に囚われるのではなく、
誰が問題に当たっているのか？
適切なチーム配置なのか？
彼らが成功するために必要なものはそろっているのか？
などに焦点を置く。
人に求める重要な４つの資質
①知性（素早く様々な分野の情報を取り入れ、それらを繋げられる人）
②勤勉（常に学んでいる人）
③誠実（まじめである人）
④グリットを持っている（何回も打ちのめされても立ち上がり、再びトライする情熱と根気強さがある人）←これ重要
徹底的にポジティブでいること
ネガティブな状況には伝染性があり、しらけたムードが広がり前向きな見方が消されてしまう。
常にポジティブなリーダーシップが問題解決を促すことが出来る。
雑談には意外な力がある
エレベーターに乗った時、廊下で誰かとすれ違った時、カフェでチームを見かけた時にちょっと立ち止まって話すだけでよい。人間関係を築くことが重要。
お忙しい中、 最後まで読んで頂き ありがとうございます！ヽ(´∀｀*)ﾉ