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年の暮世相憂うか雨が降る

季語:年の暮(暮れ)

としのくれせそううれうかあめがふる

noteと歩んだ半年

7月末から始めたnote。いろいろな方の作品や記事を拝見し、また自分も商業ライティングから離れた自由な作文を楽しむことができました。

noteを始めるときは、気ままなエッセイくらいしか書くネタがないなぁと悩んでいました。ところが、現代語俳句という新しい俳句に出会うことができ、軸として「現代語俳句」、たまに音楽レビューなどというわたしなりのスタイルが定まってきたことはラッキーでした。

note大学のおかげで、人の目に触れる機会も増えたことも続ける原動力になったと思います。寒さが本格的になるにつれ、古傷の痛みや天候不順に影響される気分の落ち込みなどもあり、更新頻度を大きく減らしてしまいましたが、今度のネタはこれにしようとかアンテナはちゃんと働いています。万事に興味が持てなかった今年前半よりは、うつ状態もよい傾向だと思います。

年の暮世相憂うか雨が降る

今年最後の句になります。わたしの住んでいる地域は温暖で雪が降ってもひどく積もることはありません。そのため、「雨が降る」という下5になっています。今週は夜中に強い雨が降ることが2度ほどあり、そこからの発想です。

新型コロナの患者数は増える一方ですし、それに伴う経済的損失や自死の増加など世界的に重苦しい1年になってしまいました。

しかしワクチンの臨床テストがいくつも始まっていますし、展望は全くの闇ではありません。コロナ禍で見えた社会的構造の欠陥(収入が途絶えたときのセーフティネットが十分機能していない、認知されていないことや、様々な業態に対応できていないなどなど)の改善も検討されるはずです。

2020年はつらい年だったけど、災い転じて福となすことができるように、来年も辛抱して、できる協力は惜しまないでいきたいと思います。

穏やかな新年を迎えられますよう、お祈りしております。

最後までおつきあいありがとうございました。スキ・フォロー・コメントなどいただけると新年が一層華やかに迎えられそうです❤️

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