つぶやき/主役とそれ以外と
クラスでグループに属することが苦手だった。
いつの間にか和の中にいて、身動きがとれなくなっている。
違うグループの人と仲良くしたり、どちらか一方の味方をしないと、
「どっちつかずだね」と言われた。
同じ歳というくくりに生まれたのに、
1. 主役の所属する中心グループ
2. 中心グループの子と仲がいい上から2番目のグループ
3. それ以外
にわかれ、2番目かそれ以外の子たちにかこまれて
めんどくさいと思って1人でいると、
「はい、3人組で分かれて作業!」とか、、ある。
仕方なく、どこかグループに所属してみたり。。
大変だったなぁ、学生時代。
結婚したらしたで、ママ友のそれがあって。
社会人になって、仕事で気が合う人とか、昔からの友人とか、
たまに誘ってもらったり、自分の気が向いた時に
会いたい人に会えるようになってだいぶ楽になったけれど、
社会人になっても『主役とそうじゃない人』って、実感するなぁ。
専業主婦の期間って、社会から断絶されてる訳で、
私にとっては空白の数年間に、ずっと社会で出世街道を進んで来た人と
子持ちで就職先がなく、非正規社員で色々な職場を転々としてきた私。
だいぶ情報量の多い複雑な資料をまとめても、裏で調査したり確認をしても、
主役にとっては「あなたの仕事は入力が主な作業ですけど、どうですか?」
と、彼の中では『入力作業』。
取引先と電話するときには
「○○(←お局さま)に間違いを教えてもらって、僕の方でまとめたので送りますね。」
と、そこに私の名前すら出てこない。
私が気づいて報告して資料も作ったんですけど・・・・・・
奴婢(ぬひ)みたいだ。
ファイル→情報と進むと、作成者の名前出てきてバレるのにな。
主役街道を生きる人は、そんなちっちゃいこと、気にもとめない。
それ以外になったことがない、生活や仕事に困ったことがないからきっと、
自分の存在価値を問う奴婢の気持ちなんて考えたこともないんだろうけど。
ちっちゃすぎる私は、
彼みたいに不要な細々としたことを全てはしょって考えることすら、
出来ないんですけどね。。。
主役とそうじゃない人あるあるは、まだまだ、ある。
一生わかり合うことがないのかも知れない。
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