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詩 トゲトゲくん 続き
トゲトゲくんとツルツルくんは、ずっと暮らしました。仲のよかった時もあれば、そうでない時もありますが、いつもトゲトゲくんが、トゲってきた時は、ツルツルくんが体を寄せてきて、いつの間にかトゲだった気持ちも収まっていました。
段々とお互いの距離もでき、ツルツルくんやトゲトゲくんも一人で行動できるようになりました。
二人とも、段々と歳をとり、シワも増えてきました。
トゲトゲくんとツルツルくんが二人で
詩 いつか旅に出る日。いま旅に出る日。
https://www.youtube.com/watch?v=uT2exTEztBg
あなたは自分の旅を続けていますか?
そう問いかけられた。
そして、自分に問うた。
いま旅に出ますか?
旅って何だろう。生きることが旅?
旅に行く時、みんな、旅の中でやることを朧げながら決めている。
あそこにいこうとか、あれをやってみようとか。はたまた、あの人に会いたいとか。
いつか旅に出ようと、み
引越し 2022年からの詩
https://www.youtube.com/watch?v=OlLgsu7uh8I
光
でも一つの光がそこにあるなら、それを道標にして、少しずつ前に進もう。
うずくまっていても、時間が過ぎていくだけだから、辛くても上をついて、流れる涙もそのままにして、立ちあがろう。
動けるまでは、じっとしていても構わない。
でも下を見ずに、ゆっくりでいいから一歩ずつ。
僕にしか出来ないことがあ
引越し 2022年からの詩
桜の花びらが小径にピンクの絨毯を敷き詰める。
イギリスにいた頃、そんな光景を夢見ていた。
彼がつけていた香水の香り、それは、私に桜の香りを思い起こさせた。一春の恋。
桜のようにあっけなく、それでいて、艶やかに消えた恋。
長い人生の中の出来事で、いくつかの刺繍を作るなら、そんな春、桜の花びらが舞い散る中を歩く2人を描きたい。
僕の体であなたを強く抱きしめたい。
口で口を塞ぎ、そし
引越し 2021年から2022年までの詩
思い出すのは、あの時見てた夢。
あの頃の僕は、足りない物を日々数えていた。何かを得るために、いろんなものを犠牲にして、そして失ったものは、もう戻ってこなかった。
そんなことさえ気づかずに、ただひたすら前だけを見ていた。
今は、その夢の何割かを掴めたのだろうか。でも失ったものは、大切なもの。
空虚なる明日、頼る術もなく、歩む道も見えず。鳥はどうやって空に道を見つけるのか、魚はどうやって
引越し 2021年からの詩
月明かりの下でダンス。君と踊ろう。夜が明けるまで。いろんなことは、今は忘れて、この時のために。流れ着くボトルの中には、昨日の君からの手紙。でもそれを開けるのはまた今度にしよう。今夜は、時の流れを楽しもう。波の音に体を任せて、月明かりの下でダンス。心地よい疲れが全身を包んだら、僕たちは抱き合って横になろう。そして、夢の中で、ダンスの続きを。
今日、朝、海に行った。車を走られて、10分。
いつもの
引越し 2021年からの詩
遠い遠い世界のどこかに約束の場所がある。
そんなことを考えながら、夜空を見上げていると、ふと今まで気がつかなかった星に気づく。
弱い光、月の明るい夜には見えないような星だけど、その光は、何千年も昔から今に届けられた手紙なんだと思う。
そして、
私の住む世界の太陽の光は、何千年か後に向こうに届く。
私が今まで出会った人たち、家族や友達、単に目があっただけの人も含めると、きっとずいぶんとい
引越し 2021年からの詩
桜の咲く頃、君に出会い、僕は恋に落ちた。大きな夢を持った君に、僕は、輝く希望を見た。年は離れているけど、成長する君を応援することがいつしか喜びになった。
たぶん僕が何もしなくても、何も声をかけなくても君は成長し、大きな花を咲かせるだろう。華麗は花は、私の希望となるだろう。
ソワソワした気持ち、なんだか忘れていたこの想い、日々に流されている僕は、いつしかすっかり忘れていて、でもどこかで求めていて
引越し 2021年からの詩
大丈夫だよ。今のままの自分で。
何があっても、何も言われても、どんなに落ち込んだとしても、君は、ずっと素晴らしい存在なのだから。
誰が何と言おうとも、僕は君が素晴らしいことを知っているし、君の良いところも、君が気がついていないところも含めて、大切に思っています。
大丈夫だよ。今のままで。
大丈夫だよ。何も変わらなくても。
三角の月の夜、いつかの娘に。
三角の月。あの夏の思い出。
蝉が
引越し 2021年からの詩
あなたの声が届くのはずっと後から。その短い文章から、私は、多くを想像し、そしてあなたは返信を書く。
遠い遠い宇宙の果てから届く信号を毎日モニターし続ける人たちがいる。
私たちの世界に届くほんのちょっとの揺らぎが、彼らを興奮させ、そして大きなニュースとなる。
あなたから届く知らせは、そんな揺らぎに似ているかもしれない。
私はそれを紡ぎ合わせ、あなたの心を知り、あなたを顔を想像し、愛おしく抱き
引越し 2021年からの詩
荒れ狂うものは、ひとりで雨の中をはしゃぐ。
グシャグシャな靴、ぐしょぐしょの靴下。
べっとりとくっつく髪のけ。
ハゲ散らかした頭を振り回しながら、荒れ狂って踊る。
陶酔するところをみて、人は笑い、蔑み、つばを吐く。
それでもいいのだ。それでいいのだ。
荒れ狂うおとこは、すでに狂っているのだから。
クソから生まれた蛆虫が
嘘から産まれる真実と宣う
鼻くそ野郎の言う話につきあ
引越し 2021年からの詩
そうなのかしら。あんまり、そうは思わないけど。
あなたはいつも、大丈夫っていうよね。
それは、自分をそう言って励まそうとしているから?何だか、私から見ると、強がりに見える。結局、口では弱音をはかないとか言ってても、時々寝込んでたりするじゃない。
そんなとき、心配する身にもなってください。大丈夫じゃないときは、そう言えばいいの。
そして、ありがとうって感謝の気持ちを伝えてくれたら。
随分
引越し 2020年からの詩
大切な宝物
生きているだけでいいの。あなたがいてくれさえすれば。私はあなたが私のもとに生まれてきてくれたことを感謝します。正直に言うと、辛いこともたくさんあったし、悩んだこともあったけど、でも今は、あなたとお兄ちゃんが私の宝物。
私だけではできないこともあるかもしれないし、頼りないお父さんは、何もしてくれないかもしれないけど、それでもあなた達を守るつもり。
それが私の人生だし、私に贈られたか
引越し 2020年からの詩
雨はふるし。
梅雨の季節。雨は降るし、蒸し暑いし。
奥さんと息子は昼寝。
僕と娘は並んでユーチューブを見ている。
小さい人がそこに立っていました。なんだろうと思ったら、それが旦那でした。なーんだと思いました。やっぱりなと思いました。やればできるじゃんと思いました。
小さい人が言いました。飯、まだー?
私は、小さい人が、飯まだーといったと思いました。
小さい人は、旦那でした。子供と思