引越し 2021年から2022年までの詩

思い出すのは、あの時見てた夢。 

あの頃の僕は、足りない物を日々数えていた。何かを得るために、いろんなものを犠牲にして、そして失ったものは、もう戻ってこなかった。 

そんなことさえ気づかずに、ただひたすら前だけを見ていた。 

今は、その夢の何割かを掴めたのだろうか。でも失ったものは、大切なもの。

空虚なる明日、頼る術もなく、歩む道も見えず。鳥はどうやって空に道を見つけるのか、魚はどうやって水の中に目的地を定めるのか。 
一歩でもいいから、足を出してみよう。ぬかるみだっていいじゃない。底なし沼じゃないんだから。 
そうすれば前に進める。怖がることはないよ。 
鳥も魚もただ羽ばたき、ただヒレを動かして、前へ前へと進んでいるだけなんだから。 

儚きものへ 
小人たちが踊る、夕暮れ時の 見知らぬ森の奥の奥 
遠くに伸びた夕日が木々を照らす 
いつしか闇が訪れて 月明かりが彼らを映し出す 
儚きものは、今日の終わりを嘆くよりも 
明日やりたいことを指折り数えよう 
明日がある幸せを、いまその時に、その手の中に 
そっと仕舞い込んで 
儚さも、時の移ろいも、春の暖かさも、過ぎた日のかすみの中に 
つぎはぎだらけの君の背中に、そっと手を乗せる 

いいんだよ。だから、明日の夢を見よう

「絵本」
「宝物」
「ママ」(お母さん・母)でも良いでするんるん

どんな作品ができるか、楽しみです(* ´ ▽ ` *)ぴかぴか(新しい)
よろしくお願いいたしますm(_ _)mるんるん

宝物がたくさんあるよ。 

ほら見てごらん。こんなにたくさん。一番はどれだろう。 

全部、全部一番だから。 

ママからもらったいっぱいの愛情 

おもちゃは箱に詰め込んで、ふたが締まらなくなって 

すぐ飽きちゃうじゃない。 
ママは言うけど、また遊ぶために取ってあるんだ。 

いっぱいすぎて、鍵は締められないけど。 

あっそうだ。 

いつも読んでくれたよね。寝る前に、この絵本。 

もしかしたら、これが一番かも。 

表紙を見るだけで、ママの声が聞こえてくる。 

そして、夢に出てくるんだ。 
あの時の思い出が。 

涙も出るんだ。 
あの日の面影で。 

いっぱいの宝物には、ままのたくさんの愛情があって 
僕もその愛情でできているんだ。 

そうだよね。ママ。

好きになってはいけない人だったと、後になって気がついた。春に始まったその恋は、桜の散ることに終わった。 
あなたがイギリスで買ってきた問いって私にプレゼントしてくれた香水も、結局、数回使っただけ。 

思い出の一部として、時間の川に長そう。あなたの時間を奪わぬように。

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