引越し 2021年からの詩
桜の咲く頃、君に出会い、僕は恋に落ちた。大きな夢を持った君に、僕は、輝く希望を見た。年は離れているけど、成長する君を応援することがいつしか喜びになった。
たぶん僕が何もしなくても、何も声をかけなくても君は成長し、大きな花を咲かせるだろう。華麗は花は、私の希望となるだろう。
ソワソワした気持ち、なんだか忘れていたこの想い、日々に流されている僕は、いつしかすっかり忘れていて、でもどこかで求めていて、それでいて諦めたりもしていて。始まりの予感は、意外と身近にあったのかも知れない。
気がついていたのに、気が付かないふりをして、見えていたのに、見えないふりをしたりして。
きっとこの気持ちは好きなんだと思う。ずっと忘れられないし、ずっと心のどこかに君のことが引っかかっていて、気がついたら考えていたりもして。
お互いに守るものもある関係で、それでも始まる予感。
今一度の人生だし、恋せよ乙女、いや、男子も。
そして、私たちの物語が今始まります。
ひまわりのさくあの丘の上。私たちの夢見た明日は、そこにあったのかしら。
人生は、旅って言うけど、私の旅は始まったばかりなのか、それとも、もう終わりかけているのか。
太陽のような人って、言われたこともあったけど、私なんかよりずっと明るくて、輝いている人は、沢山いて、そんな人に私自身も憧れていた。
みんな幸せそうに見えて、きっと辛さを見せないところに持っていて、でもそれだから輝いていて、きっと強く見えるんだと思う。
私の中に太陽の種があるなら、それをあなたと育てたい。
本物の太陽になれるように。辛さに負けない自分を見つけられるように。
卵の形が丸いのは、きっと転がるためじゃない。でも丸いから欠けにくいし、丸いから中からは割りやすい。
ずっと温めていた卵からペンギンの赤ちゃんが産まれる。
一つが産まれると、もう一つの卵からも。時には、ダメな子たちもいて、ずっと温めていた皇帝ペンギンの母親がうなだれていた。
私の性格はきっと丸みを帯びた多面体。中身はスカスカ。
あなたのそばにいて、それを温めて、ぬくもったそれを私はほっこりとした気持ちで抱きしめる。
何だかね。今日も終わるよね。グラスを見つめて思う。氷はなし。
朝がくれば、1日が始まるのはわかっている。でも寝ていたい。
ズボラから、ゴモラになって、モスラになって、羽が生えて、飛んでいきたい。
そして、バタバタと今日も生きよう。
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