HERO4

大阪のフリーランスのフォトグラファー、ビデオグラファーです。広く映像作品の感想や見どこ…

HERO4

大阪のフリーランスのフォトグラファー、ビデオグラファーです。広く映像作品の感想や見どころなどを書いていきたいと思います。写真や映像は仕事として関わっていますが、基本は自分の楽しみのひとつです。嫌いにならないように大事にしていきたいと思います。

最近の記事

ハリーポッターを初めて観ました

これまでハリーポッターシリーズにあまり興味が湧かずちゃんと鑑賞しないできた。たまたま賢者の石を見る機会があり、私は50代になったせいか子供たちが魔法学校で頑張る様が可愛くてたまらない。 ハリーポッターとはこんなにワクワクで可愛い映画だったのかと感心した。言ってみれば魔法サスペンスなのでストーリーも楽しめる。 ところがだ、次作の秘密の部屋ではハリーはいきなり大人の声に声変わりしている。日本語吹き替え版ではお子ちゃま声の声優さんが吹き替えていてまだ少年のままである。 さらにところ

    • スペンサー夫人(赤毛のアン)

      50代の私は、赤毛のアン(アニメ)を見るにつけ、こんな子がいたら面白いだろうなあと思い、すっかりマリラやマシューの目線で見ている。 このアニメにも少しは悪人というか意地悪な人間も登場するのだが、私的に一番危険だなと思うのがスペンサー夫人である。 夫人はマリラ、マシューに頼まれて男のを孤児院から連れてくるはずが女の子のアンが間違って連れて来られる。 マリラは、アンを連れてことの次第をスペンサー夫人を問いただしにおとずれる。そこへ偶然やってくるのが子沢山で子守をする人手が欲しいブ

      • 映画「西の魔女が死んだ」

        原作は児童文学なのでしょうか、子供に優しい映画でした。 ネタバレありますが、気にせず書きます。 子供の頃抱く疑問、死んだらどうなる?どう生きたらいい?や漠然とした不安を包み込むような、シャーリーマクレーンの娘が演じるおばあちゃん役が良かった。私は、アドラー心理学に帰依しているが、大人ができることは子供を勇気づけることだけで、手を出して何かをしてやること、ましてやコントールすることは悪影響を与えると考える。 ただの癒しのエスケープにならずに、よかったなと思うところがある。マイに

        • Children of a Lesser God (愛は静けさの中に)

          B S放送でやっていましたので久しぶりに鑑賞しましたが、本当はブルーレイが欲しいのです。でも残念ながら売っていません。 この映画はかなりフイルムの感度を上げて撮影しているため映像がすごく荒れているシーンがありブルーレイ化しても意味がないと判断されたのかなあ?しかし地明かりで撮影する効果はあってそのシーンはすごく臨場感があります。2人がぶつかり合うシーンを効果的に演出してます。 この映画のキーとなるビジュアルとして水が使われています。映画のストーリーにも言及しますが、冒頭のシー

        ハリーポッターを初めて観ました

          スノーデン(オリバー•ストーン)

          映画ウクライナオンファイアの流れで、スノーデンを今更ながら視聴しました。 スノーデンは、アマゾンプライムではサスペンスに分類されていました。機密情報を盗み公表するというのは、命も危ない非常に危険な行為なのでハラハラドキドキするという意味で確かにサスペンス要素は大きい。 映画は、有名なホテルのシーンよりも最初の軍に入って除隊してというところから始まるが、スノーデン自身の疑問を持ち始める部分がよくわかり、一市民としての感覚として違和感を持ち出し行動に移ったということがよくわかる。

          スノーデン(オリバー•ストーン)

          チップス先生さようなら

          Amazon primeに入会してよかったなと思わせてくれる映画の一つが 「チップス先生さようなら」1939年版です。 チップス先生の名門校での教師人生を走馬灯のように見せてくれる映画ですが、とてもほっこりした温かい気持ちになれます。 実は、先日BSで1969年版のカラー作品「チップス先生さようなら」を放送していたのですが、こちらはミュージカル仕立てでした。奥さん役の女優さんの歌唱力はなかなかのものでしたが、私にはストーリー展開があまり良いものではないと感じました。なのでやは

          チップス先生さようなら

          映画 いまを生きる エリート寄宿学校の中身は?

          ロビン・ウイリアムスのドキュメンタリーをDisney +で観てから彼の映画が見たくなり「今を生きる」を選びました。 面白いなと感じたのは、冒頭の鳥の集団が右に左に飛び回る映像で、これはまるでこの学校の生徒たちを表しているようだなと。 彼らは大きな権力やしがらみに中で自分の意見を持つことを許されず萎縮した状態にあるのですが、ロビン・ウイリアムス演じるキーティング先生の影響で少しずつ変わっていく。その変化していく様がなんとも気持ちいい。 学校の古い先人たちが、今を楽しめとか

          映画 いまを生きる エリート寄宿学校の中身は?