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営業トークをやってみる

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 小説を書いている以上は小説家です。

(文字数:約2500文字)


 7月23日〆切の、
 創作大賞2024に向けて、
 毎週火曜と金曜に、
 2種類の応募作品と、

 創作大賞とはまた別に、
 今年の1月から自らの代表作と心得て、
 毎週日曜に連載している作品が、
 来年2025年の6月くらいまでは掛かる、
 長丁場になりやがり、

 現状こんなだ。

  毎週日曜:『姦淫の罪、その罰と地獄』
  毎週火曜:『張山光希は頭が悪い』
  毎週金曜:『唱え奉る河内國春乃井学園御詠歌部』

 個人で毎週大量の文章を、
 noteの街角にはたき込んでいる状況ですが、
 如何ですか皆さん、
 もうお腹いっぱいじゃないですか。

 偏光の名を見かけた時点でうんざりするくらい、
 飽き飽きしちゃってる方とかいませんか。


 その一方で、

 やったら一行一段落が長ったらしくて、
 文字が詰まっててまず読む気がしなくなるし、
 そこを圧して読んだとて小難しくて、
 雰囲気も暗いし分かりづらい文章、

 である割には、

 読み慣れると妙にサクサク読めちゃってる、
 自分に気付いちゃったりしていませんか。

 心に引っかかった文言が、
 ひょっとした時に浮かび上がり、
 どこで読んだかも忘れてしまったけれども、
 自分本来の思考や文章にまで、
 じわじわ侵食してきたりしていませんか。

 気色悪さやワケ分からなさの中にも、
 不思議と清々しさを感じたり、
 そこはかとなく前向きな気分に、
 ならないまでも向かえたりしませんか。

 他所での評判(そもそも評判自体の無さ)に、
 御自身がこれまで蓄えてきた文章知識はともかく、
 一種独特のリズム感グルーヴ感に、
 気付けばハマってきちゃったりしていませんか。

 

 いらっしゃいましたら私には狙い通り。
 それこそが先祖から引き継いだ、
 私の故郷・九州の文章訛り。

 今や地図からも名前が消えてしまった、
 高来たかぎ地方のしゃべり口ときたら、
 とにかく冗語じょうごが多い。

 言葉数をやたらめったら多くして、
 あっちこっちに話の流れを移して煙にまいて、
 本当に伝えたい事は極めて僅かか、

 あえて言わない

 大量に巻き込んだ言葉の泥団子、
 全体の様相から推し量る

 これがそこまでの大量素材であると、
 愛情を込めて練られたものか、
 悪意を込めて練られたものか、
 傍目にぼんやり眺めている方が伝わってくる。


 標準語、なるものが制定された事により、
 切り捨てられた地方言語とその精神が、
 私の骨身には保存され息付いているわけです。

 それが何の役に立つかになど興味はございません。
 関心を抱く方も国内において少数派と思われますが、
 私自身が貴重な資料。
  
 中央政府主導の正式な、
 文章作法からは逸脱し、
 ライティングの基礎から出直せド素人w
 な文章しか書けもしないのは至極当然。

 むしろ正式から逸脱した所に、
 面白みを見出すしか、
 活路が存在しないわけです。
 それはもう出自から遺伝子レベルで。


 ここまでをおぼろげにでも、
 理解できて頷ける方がいましたら、
 もう一言、

 私から、
 私の立場から申し出すのは、
 大変に気恥ずかしい事ではありますが、

 好きなもんは言葉にしないと伝わらんよ?

 それはもうnoteという、
 街というより実質は言葉の大海原から、
 気に留めてクリックしてもらえた段階で、
 奇跡的である事は重々承知。

 閲覧数増えてくれるだけでも、
 ❤️をもらえる時点で相当に有難いんだが、

 感想くれた人に感想記事書いてくれた人も、
 皆無ではないので、
 それはもう平身低頭砂漠で清水を頂いたくらいに、
 心優しき御方々どうも有難うございますぅ(T∀T)
 なんだが。

 もしかして面白く感じてくれているのでしたら、
 こちとら現実には、

 「分からない」「つまんない」「暗い」「怖い」「楽しくない」「何これw」「登場人物が頭おかしな奴ばっかりで気持ち悪い」「人間が書けてない」「人生って、もっと素敵な(美しい、楽しい、等)ものだよ?」
「一行一行を短くシンプルに」「段落ごとに改行開けたらどう?」「こんな基本も指摘されてすぐ直せないようじゃ、誰かに読んでもらうなんて一生無理だね」

 みたいな言葉ばっかりこれまでに浴びまくってるから!

 それでいまだに自信だけは持ち続け切れているだなんて、我ながら、気が狂ってるねっ♪キュピーン☆彡
 程度の自己評価しか実際には存在していないから!

 ああ鼻で笑えたような方はおめでとうございます。
 終生ご縁が無かったという事で、
 お互い良かったですね。

 とは言え小説は面白く感じたけれども、
 この作者と絡むのなんか怖いしめんどくさそう、
 ってお気持ちもそりゃ分かりますので、
 是非にとは申しませんよ。

 ただ心の片隅にでも小さくメモして、
 何も私でなくてもいいんです。
 もっと血湧き肉踊るほど面白い作品に出会い、
 日頃の文章内容も尊敬できる作者様が現れたなら、

 好きな気持ちを言葉に変えて伝える事を、
 検討してみてくれ。頼む。

 先述の「心優しき御方々」が、
 届けてくれて今も残っている文言が、
 どれだけ真剣に心の支えであり歓びであることか。

 ぶっちゃけ「面白い!」で構わない。
 実はそれが良い最も嬉しい。
 
 心からの「うまい!(@八木プロ)」
 に勝る食レポなど存在しないからさ。


 (・ω・)あのさー
  ↑
 配偶者からはずっと前からもうしょっちゅう、

 (‘・ω・)
 本当に伝えたい事はもっと控えめに言わなきゃ。
 まず怖いし暑苦しくって引かれるよー。

 と注意されまくってもいるんだが、
 そもそも作者に営業は向いていないんだよ。

 「営業もきっちりやれるのがプロ」
 みたくなってきたけど、
 アドバイザーは絶対にチーム単位で入ってるから。

 だからまぁ、
 アドバイスを素直に聞き入れ反映させ切れる作者じゃなきゃ、
 そら付いて来てはもらえんよな。
 うん。



営業的には大失敗な気がするが、

以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。

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