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東京に飽きてきた(2022年度振り返り)

上京してから、丸1年が経ちました。
当時の私が胸の中に抱えていた、希望や期待、不安や恐れのようなものが、1年の間にすっかり別のものに変わってしまったような気がします。今回は、改めて、2022年度を振り返りながら、この街での暮らしにどのように向き合っていくかを考えるnoteです。

なんで東京に飽きているのか

東京、というか今の生活に飽きてきた理由は、恐らく、自分の成長が停滞しているためだと考えています。環境に飽き飽きしているのは、「自分がその環境にうまく適応できていなかったり、最大限に生かしきれていない」に尽きるのではないか、と。
東京に来てからという最初の半年は、目まぐるしく、常に新しい変化に満ち溢れていたのに、一変して今は「慣れ」に頼って、日々をこなしているだけかのようです。

私は、東京に来るまで、東京での暮らしに強い憧れがありました。私にとっての東京像は、次々と新しいものと巡り会う最前線で、東京にさえ来れば、今までの自分の努力が報われ、自分で気づきもしない才能が認められるはずの場所でした。
今思うと、この突拍子もない期待は、自分の将来に対する不安を打ち消すためのものだったのではないかと思います。
自分で変わろうとせず、周囲に自分を変えてもらおうとする甘えた心が、1年という歳月の中で、浮き彫りになりました。

「慣れ」から脱却するために

今のままでも、なんら生活に支障はありませんが、第一楽しくもありません。打算的に日々を過ごしていても、ストレスが溜まるだけでしょう。
飽き飽きした、楽しくない、という状況は、なるべく楽しい状態に変えた方が自分の精神衛生上良いことは間違いないので、来年度から、以下の取り組みを実施しようと思います。

  1. より能動的に、仕事に取り組む。
    半年間OJTを経験した結果、目の前に降って湧いてきたタスクを片付けることに慣れ、その片付け方の質を上げるためにこだわるべきポイントの検討の付け方や、時間の割り当て方を、なんとなく理解できるようになってきました。しかしながら、2年目では、それの一歩先を目指す必要があります。仕事全体を俯瞰しながら、方針を決定する議論に参加し、自らのタスクを作り出せるようになることが必要です。さらに、他のメンバーを臨機応変にサポートできるようになれれば、万々歳でしょう。そのためには、もっと前のめりになって仕事に取り組む必要があると思います。具体的には、インプット・アウトプットの代謝を上げること、と言えるかもしれません。どうしても、わからないことを後回しにしてしまいがちな私にとっては、わからないものを理解するための勉強の時間を確保することが欠かせないと思います。定時後はお腹が空いてしまって、すぐ休みたくなるのですが、ご飯を食べて、お風呂に入った後の2時間程度は、勉強に充てたいと思います。

  2. ワークアウトに真剣に取り組む。
    今後は、週1のピラティスに加え、ジムでの有酸素運動とマシントレーニングを始めることで、運動の頻度と強度を上げていこうと思います。
    週1回のマシンピラティスを初めて半年が経過しました。微々たるものですが、自分の体の変化が分かったり、運動した後の爽快感を味わえるようになったのは、運動を継続したことがない私にとって、大きな成長です。仕事のパフォーマンスを上げるため、というと、なんだか仕事のために生きているようで嫌なのですが、旅行先でたくさん動けるようにしたり、体力をつけることで、生活をより楽しめるのではないか、と思います。

自分の成長を楽しみにできるように

来年度から取り組みたいことを、ざっと整理してみて気づいたのは、能動性が鍵だ、ということです。
『楽しく、世の中にとって良いことをしたい』という社会人当初の目標に立ち返ると、2022年度後半は、「楽しく」の部分が、やや不在になっていたようです。自分の中から変化を作り出し、自分の成長を楽しみにできるよう、行動していきたいと思います。

そして、私は、東京という街に飽きてきながらも、まだ、もう少しここで頑張りたいと思っています。変化と機会に溢れていて、歴史が詰まったこの街で、まだまだ自分が成長するために、できることがあるのではないか、と感じています。まだまだベイビーな私にとって、東京である程度の成長を遂げることが、わかりやすく魅力的なようです。

これを読んでくださっている方にとって、2022年度はどんな一年だったでしょう。
楽しかったこと、辛かったこと、たくさんあると思います。1年間、本当にお疲れ様でした。皆さんにとって、2023年度が、より一層、素晴らしいものでありますように。


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