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YACHTING

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1996年10月から98年4月まで「YACHTIG」誌に連載したコラム「ヨット界斜め読み」の再掲載です。パソコンの底から出てきました。
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記事一覧

自然相手、風相手は、運・不運の不条理ゆえに ドラマが生まれる

YACHTING 98年4月号   今回は、「風」をキーワードに、ヨットの周辺に話を追いこむ魂胆…

hemmik
1年前
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ペルー・早大生事件で考える現代における『冒険』の現状 

 98年3月号 「いよいよ次は、もっとも獰猛で恐ろしい人間の世界です」(だったっけ?) …

hemmik
1年前
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サッカー界に吹いた神風。ニッポンチャレンジ第三幕に風は吹くのか         …

ヨッティング 98年2月号    「ヨット界斜め読み」というタイトルにかかわらず、毎度の…

hemmik
1年前

「階級社会と直結していた             〈タイタニック〉号遭難の生存率…

YACHTING 98年1月号   身に吹きつける風もめっきり冷たくなって、もう海には出ないかな…

hemmik
1年前
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「国によって違ってくる〈水上生活〉のあり方」

YACHTING97年12月号    行き交う屋形船が見える隅田川下流の運河沿いに住んでいるので…

hemmik
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「いろいろあったシーズンの終わりに」

YACHTING 97年11月号    あっと言う間に、シーズンが終わってしまいました。この号はた…

hemmik
1年前

「手段としてのヨット、目的としてのヨット、そして、道楽としてのヨット」                 

YACHTING97年10月号       大儀見薫さんがあるパネルディスカッションで、日本とイギリスのヨットのステイタスの差異に関して、こんな意味のことを話していました。日本での、漁業関係者とセーラーの険悪な関係?について触れた文脈の中での発言だったと記憶しています。  「ヨットは金持ちの道楽のように思われている。だが、イギリスではそうでもないんだ。ついこのあいだまで、漁師だって漁に出るのにセールボートを使っていたんだから。そういう漁師の息子たちが、今では道楽でヨッ

「老兵は死なず」-知られざる余生を送るスターズ&ストライプ

YACHTING97年9月号                                  …

hemmik
1年前
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「リーダーに必要な資質、それは”ナショナリズム” それとも…」

YACHTING97年7月号           「よりによって南波さんが…」-そう書くと、ほか…

hemmik
1年前

「無寄港」とか「早回り」ってもったいないよね

YACHTING97年6月号            4月のある晴れた日曜の昼下がり。相棒との連絡…

hemmik
1年前

「国民性に影響され続けた”冒険観”は、          ボーダレス時代にどうな…

YACHTING97年5月号  「みろ、言わんこっちゃない。だから、NYYCでは、ボルトでしっか…

hemmik
1年前

「いずれはアメリカ杯挑戦 !?                     浅野秀則社…

YACHTING97年4月号      ヨッティング誌の読者なら、宅配ピザの「ピザーラ」はもう、…

hemmik
1年前

「返還後も『ロイヤル』は存続するのだろうか!?」

YACHTING97年3月号  「クルクルと、ミズスマシのようでつまらない」とスピードスケート競技…

hemmik
1年前
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「ロッキー青木が企画した       アメリカ流”冒険”は              成功するか」

97年2月号  「冬キャンプに行こうぜ、道具もそろいつつある」と、毎年夏に野遊びに出掛ける仲間からの誘い。やつめ、ついにボーケンに目覚めたらしく、この夏はご来光を見るんだと夫婦でどっかの山へ登ってきたあげく、次はいよいよ冬山ですよ。再来年には太平洋横断だな、これは。  言い分としては「不便が楽しそう」ということだそう。ま、非日常を楽しむボーケン気分というやつでしょう。けっして、漢字の冒険ではないところがよろしい。思い返せば、夏の野遊びだって、今年はドシャ降りの雨の野宿だった