新型コロナウイルス感染拡大に伴うイベント中止・延期に対する政府による補塡を求める署名活動について。
前回のイベント自粛に関する記事に、非常に多くの反応を頂きました。ありがとうございました。
あの記事を書いた後も、僕の中でモヤモヤとした思いは強く残っていました。何か出来ないか、僕が常々足を運んでいる音楽イベントを催してくれる人たちの危機に、何か力になれることは無いかと考えました。
今回のイベント自粛に伴い、音楽業界に関してはイベンターやミュージシャン、イベント開催に携わる多くの裏方を支える人々が生活の危機に瀕しています。音楽業界だけでなく、スポーツ、演劇、すべての「イベント」に携わる者達がそうした危機に瀕しています。
特にイベント運営において、中にはフリーランスとして運営に携わっている就労者も多く、そういった方にとって今回の自粛はまさに死活問題です。主催会社だけを支援するだけではおそらくそういったフリーランスの方は生活が滞ることでしょう。
感染抑止という、国民全体の安全と引き換えに生活が破綻する者が居て、それは果たして本当の安全、平和と言えるのしょうか。
少なくとも僕は、そうしたマクロの方々も救われてほしいと切に願っています。
2月26日の深夜より、新型コロナウイルス感染拡大に伴うイベント中止・延期に対する政府による補塡を求める署名活動を開始しました。
26日、菅官房長官は今回の自粛要請に伴う政府による損害補填は行わないと明言しています。
また、2日の参議院予算委員会で安倍首相は「チケットの損害補償は出来ないが、資金繰りなどを支援したい」と、暫定的な支援のみで補填などは行わないことを話しています。
また、こうした取り決めがイベント主催関係者への聞き取りなどが無く行われている実情もあります。
こうした政府の取り決めに、声を上げることがこの署名活動の目的です。
様々な意見があると思います。こうした活動が政府の感染拡大抑止活動を邪魔するのではないかとか、財源はあるのかとか、税金を無駄にするなだとか。沢山の意見があると思います。どの意見が正しいかどうかなんて、誰にも分からないと思います。
僕は音楽が好きです。ライブにもよく行きます。
そんな僕の好きなモノの存在が今、危ぶまれています。
きっと僕のように音楽が好きな人、ライブが好きな人、スポーツ観戦が好きな人、沢山いると思います。
そんな僕達が好きな場所を支える人達の助けになれるように、そのために沢山の人の声を上げたいと思っています。
ご賛同いただける方は署名をお願い致します。
そしてより沢山の方からの署名を広く募りたいので、SNSへのシェアなども併せてお願い致します。
当面は3000人を目標に、この活動を続けていけたらと思います。
社会人の傍ら、ライターを目指して奮闘中。サポート頂けたら励みになります。ライター活動の資金にさせていただきます。